freee人事労務での2025年の年末調整機能の開発予定をお知らせします。
まだfreee人事労務を使っていない場合は、ぜひ製品サイトより無料でお試しください。年末調整の製品サイトはこちらです。
1. 令和7年度税制改正(103万円の壁)の対応
令和7年度税制改正による所得税の「基礎控除」や「給与所得控除」に関する見直し、「特定親族特別控除」の新設に対応しています
freee人事労務では、従業員が従来通り情報を入力するだけで必要な計算が自動で行われるほか、扶養控除等申告書や源泉徴収票などの各種書類の新様式にも対応を行い、いつも通りの年末調整で複雑な税制改正にも対応します
※ 税制改正について詳しくは、国税庁のウェブサイトをご確認ください
2. 従業員の入力不備をゼロに!AI年末調整の提供
AI年末調整では、従業員が手元にある生命保険料控除の書類をカメラで撮影してアップロードすると、AI OCRが書類を読み取り、契約者・保険種類・区分・金額をfreeeに自動入力します
また、年度や保険者名の違う書類をアップロードするとエラーとなり、提出前に従業員自身がミスに気付き正しい情報で提出を完了することができます。これにより、人事労務担当者の確認作業を効率化します
なお、AI年末調整は生命保険料控除だけではなく前職の源泉徴収票の自動入力などにも対応しています
3. 添付漏れを提出前に防ぐ、添付画像の設定機能を提供
従業員が年末調整の提出時に画像の添付が必要な項目に対して、労務担当者は「必須」「任意」の設定ができる機能を提供します。従業員の添付漏れを提出前に防ぎ、労務担当者と従業員間の差し戻しによる手間を削減することが可能です
4. タスクの「自動リマインド機能」で労務担当者から従業員への「お願いいらず」な世界を実現
労務担当者が年末調整の入力依頼を従業員に送ると、従業員ポータルの画面上にタスクを生成できます。また、タスクの生成時に対応期限やリマインドを行うタイミングを設定できるため、年末調整の入力依頼を何度も労務担当者から従業員に行う手間を削減し、「お願いいらず」な世界を実現します
5. ペーパーレス化を実現!団体保険のアップロード機能と電子的控除証明書に対応
昨年の生命保険料控除に続き、電子的控除証明書(XMLファイル)での地震保険料控除と小規模企業共済等掛金控除に対応します。これにより、紙での原本回収が不要になり、ペーパーレスでの年末調整を実現します
また、今年は新たに団体保険にも対応します。これにより、労務担当者・従業員共に、これまで以上にスムーズに年末調整を完了できるようになります
6. その他の細かい改善
年末調整の一覧画面が大幅にリニューアルされます
表示したい項目を選択することができるようになり、フィルタ機能も新設されます
従業員の入力項目の中でも不備が多い部分についてはエラー表示などで規制値での入力を促します
「CSV出力」の対応項目が増え、出力数の上限が上がります
収入>給与・賞与総額の直接編集 における未入力金額の一括更新に対応します
年末調整の詳細については、年末調整がよくわかるページ(国税庁)をご覧ください。
freee人事労務での年末調整方法はヘルプページや動画、年末調整マニュアル(ページ下部)で解説しています。
年末調整に関する動画
※2025年版は追って公開予定です
年末調整の概要(年末調整の仕組みと必要性、手続きの流れ・対象・期間について)をご案内しています。
freee人事労務を利用して年末調整を行う場合の事前準備から初期設定、従業員への入力依頼方法についてご案内します。
管理者から年末調整に関する入力依頼メールが届いた後、従業員がどのように入力を進めていくかをご案内します。
従業員が入力した情報について管理者が内容を確認・確定させ、還付・追徴処理を行ったあと源泉徴収票を公開する方法をご案内しています。
年末調整後の申告手続きを紙で行う場合についてご案内しています。
年末調整後の申告手続きを電子申告で行う場合についてご案内しています。
年末調整マニュアル(2024年版)
※2025年版は追って公開予定です
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