札幌市東区・Sさん宅
木質の使い方が心地よい家
木質の使い方が心地よい家
木製シャッターが、パールグレーの外観のアクセントに。
採光あふれる居間はカーテンやクロスの色選びもナチュラルなトーンに。
2階居間。食卓テーブルの椅子は夫婦でカバーを見事に張り替えた。やってみると意外に簡単なんだそうです。
玄関内部の様子。木製で断熱性能の高いドアはズッシリとした存在感。
シンプルな木目で統一した台所は、収納を多くしたので食器や鍋類が全部片付いた。
2階トイレ洗面コーナー。ドアも白木の質感が感じられるもの。
新興住宅地で、まわりをグルリと住宅に囲まれてしまったSさん宅。家族が集う今を2階にもってきたのは正解でした。日差しがたくさん入って、「とても気持ちいいんですよ」と奥様もニッコリ。ウッドデッキも2階にあるので、洗濯物を干したり、焼き肉などを楽しんでもプライベートな空間が確保できるということです。
家族構成/夫婦40代、子供2人
■建築データ
■建築データ
構造規模/木造2階建て、延べ床面積/125.87 ㎡(約38坪)
<外部仕上げ>屋根/長尺カラートタン蟻掛葺、外壁/セラミックサイディング(一部木サイディング)、外部建具/木製サッシ(一部アルミサッシ)、玄関ドア/木製断熱ドア
<断熱仕様>基礎/コンクリート 120 mm+スタイロフォーム 75 mm、壁/グラスウールHiR 16 kg 100 mm、天井/グラスウール16 kg 100 mm、天井/グラスウール16 kg 100 mm+ブローイングウール18 kg 300 mm
<主な内装仕上げ>床/木質フロア、壁/ビニールクロス、天井/パイン材張り
「リプラン 30号(1995秋)」掲載