コラム写真展考察評論

写真展 「奈良原一高展」 奈良原一高

<Apr.19.2012>

六本木のタカ・イシイギャラリーで開催

されている、奈良原一高先生の写真展を

拝見しに行きました。街をテーマにして、

発表時期を越えての面白いセレクトに

なっておりました。

その中で、時代的に初期のものと思われる

国内での写真作品が、大変魅力的でした。

私には記憶にない作品も有り、その視点が

素晴らしく思えました。以前にもこの

ページで書きましたが、奈良原作品の

出会いは、中学時代の事でその時に思った

事は、子供ながらに、「世の中には自分と

同じような物の見方をする人が居るんだ。」

と思いました。

こんな事を書くと、お前何を寝トボケて

いるんだと、お叱りの電報が今直ぐにでも

来そうですが、先生に初めてお会い出来た

時にも、先ずこの中学生体験をお話し致し

ました。

絵柄のリズム感とでも申しましょか、この

リズムが生理的に私にはとても合うのです。

中学時代のこの写真作品リズムの共鳴が、

私の奈良原先生信者にさせたのでした。

それはどんなものなのか、私のその時代の

写真を下記に。人の配置のリズム感など、

如何でしょうか。人に限らず風景なども

独特な間合いとリズムをこの時から撮って

います。

どんな中学生??

1971 明治神宮 元旦撮影

Asahi Pentax SP 50mmF1.4

FUJI Neopan SS

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私の「ライフワークアートフォトサイト」のinfoより

自己転載

写真展コラム