運営および参加規約

東日本大震災ビッグデータワークショップ運営および参加規約

東日本大震災ビッグデータワークショップ運営および参加規約(以下「本規約」といいます)は、以下に概要を説明する、東日本大震災ビッグデータワークショップ(以下「本プロジェクト」といいます)の運営および参加に関連して、本委員会、本共催者、本パートナーおよび本参加者(それぞれ以下に定義します。これらの者を総称して以下、「本関係者」といいます)が従うべき条件を定めるものです。本関係者は、本プロジェクトに参加(運営、共催、データの提供、データの受領および本プロジェクトのイベントに参加(オンラインでの参加を含みます)することを含みます)するためには、本プロジェクト・サイト(以下に定義します)を通じて本規約に同意する必要があります。なお、本プロジェクトに法人として参加する場合には、かかる法人が本規約に同意し、その責任により、当該法人の取締役、役員、従業員その他の当該法人のために行動する者が本規約に従うようにするものとします。

第1条(本プロジェクト)

本プロジェクトは、東日本大震災における情報発信および流通の実態の解明と、データに基づいた教訓を今後の災害時の対応に活かすことを目的として、本パートナーがそれぞれ提供する2011年3月11 日以降テレビ、新聞およびインターネット等において実際に流通した東日本大震災に関連する情報やそれらについてのデータ等(以下「災害情報データ等」といいます)を用いて研究開発を行うことを主な内容として開催されます。本プロジェクトの概要は、https://sites.google.com/site/prj311/(以下「本プロジェクト・サイト」といいます)に記載されます。本プロジェクト・サイトの内容は本規約の一部を構成するものとします。なお、本プロジェクトのスケジュールおよび内容は、本主催者等(以下に定義します)の合理的な裁量により、随時、更新、変更および中止されることがあり、その場合には、本プロジェクト・サイト上で告知されます。

第2条(主催者等)

本プロジェクトは、本プロジェクトの運営委員会(以下「本委員会」といいます)が主催し、グーグル株式会社(その関係会社とあわせて以下「Google」といいます)およびTwitter Japan 株式会社(その関係会社とあわせて以下「twitter」といいます。なお、Google とtwitter をあわせて本共催者といい、本委員会と本共催者とあわせて「本主催者等」といいます)の共催により行います。なお、本委員会のメンバーおよび運営は、本共催者の同意により決定します。本委員会の連絡先は、project311_staff@googlegroups.com です。

第3条(データの提供と利用)

本プロジェクトにおいて、災害情報データ等を提供するために参加する者(以下「本パートナー」といいます)は、それぞれ、災害情報データ等の本プロジェクトにおける利用の条件(以下「本利用条件」といいます)を定めて、本プロジェクトにおける災害情報データ等を利用する参加者(以下「本参加者」といいます)に開示するものとします。本パートナーは、災害情報データ等を適用のある本利用条件に従って本プロジェクトにおいて提供するために必要な権能及び権限を有していることを表明及び保証するものとします。本利用条件は、本プロジェクトにおける災害情報データ等の提供及び利用およびその他の本プロジェクトにおける本パートナーの製品やサービスの利用に関連する事項に限って適用されるものとし、一般的な商慣行に照らして合理的な範囲でそれぞれの本パートナーが定めるものとします。本利用条件が本規約と矛盾する場合には、本規約の規定が優先するものとします。

2. 本参加者は、その独自の責任により本利用条件に同意するものとします。本参加者が法人である場合には、当該法人が本利用条件に同意し、その責任により、当該法人の取締役、役員、従業員その他の当該法人のために行動する者が本利用条件に従うようにするものとします。

3. 疑義を避けるため、本プロジェクトにおいて災害情報データ等を利用して本参加者が開発した成果物に関連する知的財産権の帰属およびかかる成果物の利用範囲等については、当該災害情報データ等に関する本利用条件の定め(および、存在する場合には、当該災害情報データ等を提供した本パートナーと、かかる成果物を開発した本参加者の間の合意)に従うものとます。

第4条(費用等)

本プロジェクトの運営のために必要な費用のうち、会場の利用および設営のために必要な費用(以下「主催者等負担費用」といいます)については、本主催者等が負担し、その負担割合については、本主催者等の間で決定します。本プロジェクトに関連してそれぞれの本関係者に生じる、主催者等負担費用を除くすべての費用(災害情報データ等の提供および利用に関連して生じる費用を含みますがそれらに限りません)については、それぞれの本関係者が自ら負担するものとします。本プロジェクトの運営および参加(災害情報データ等の提供および利用を含みます)に関連して、いずれの本関係者も他の本関係者に対して何らの対価の支払いも求めないものとします。

第5条(広報等)

本プロジェクトに関する広報は、本委員会が行うものとします。本委員会以外の本関係者が本プロジェクトに関する広報活動を行う場合には、事前に本委員会に通知するものとします。本プロジェクトの名称やロゴ等の利用については、本委員会から事前に書面による同意を得るものとします。

第6条(個人情報等の取り扱い)

本委員会は、本プロジェクトの運営に関連して本関係者から受領する個人情報を本プロジェクトの運営を含む本規約に定める事項に関連する目的(以下「本目的」といいます)で利用します。本委員会は、かかる個人情報を、本目的のために、本共催者または、それらの業務委託先に開示することがあります(なお、開示を受けるこれらの者は、かかる個人情報を本目的のためにのみ利用します)。

2. 本プロジェクトに参加するには、本プロジェクトの運営のために設けられ、本関係者がメンバーとなるメーリングリストに参加することが必要です。かかるメーリングリストでは、それぞれの本関係者のメールアドレスが他の本関係者に共有されます。本関係者は、かかるメールアドレスの共有について同意し、また、メーリングリストにおけるその他の個人情報の開示については自らの判断により行うものとします。

3. 以上に定めるほか、本関係者と他の本関係者の間で提供及び受領される個人情報の取り扱いについては、本規約および適用される本利用条件ならびに法令に従い、かかる提供及び受領の当事者である本関係者の責任により行うものとします。

4. 前3 項にかかわらず、前条に記載する本プロジェクトの広報に関連して報道機関による取材及び報道が行われることがあります。例えば、イベントにおいて取材や撮影が行われることがあり、個人の氏名等や容貌が取材や撮影の対象に含まれる可能性があります。このような場合には、 かかるイベントの参加者は告知を受けるものとします。その他、報道における個人情報の取扱いについては、関連する報道機関が責任を負います。

第7条(免責等)

本主催者等ならびにその取締役、役員、従業員および本主催者等のために行動するその他の者は、本プロジェクトの企画および運営並びに本パートナーによる災害情報データ等の提供および本参加者による災害情報データ等の利用に関連して、本関係者およびその他の第三者に対して何らの責任も負いません。本プロジェクトに関連して、いずれかの本関係者相互の間で紛争が生じた場合、または、いずれかの本関係者と第三者の間で紛争が生じた場合、本主催者等ならびにその取締役、役員、従業員および本主催者等のために行動するその他の者はかかる紛争について責任を負いません。本プロジェクトに関連して、いずれかの本関係者(以下「補償関係者」といいます)が本規約または本利用条件に違反し、それにより、その他の本関係者(本主催者等を含むがそれに限りません。以下「補償対象関係者」といいます)または補償対象関係者の取締役、役員、従業員および補償対象関係者のために行動するその他の者に損害および費用が生じた場合、補償関係者は、かかる損害および費用を補償するものとします。

第8条(準拠法・裁判管轄)

本規約は日本法を準拠法とし、本規約に関連する紛争については、東京地方裁判所が第一審の専属的な裁判管轄を有するものとします。