最近の研究活動
(updated 2023/10/28)
2023.10 価格上昇と下落が需要に及ぼす影響の非対称性を子供医療を例に分析した論文、" Asymmetric Demand Response when Prices Increase and Decrease: The Case of Child Healthcare” が、Review of Economics and Statistics に掲載されました（重岡仁と共著）。
2023.10 医師の判断に、患者の年齢による "left-digit bias" が存在するかを、脳卒中の診断を例に分析した論文、"Effect of age-based left-digit bias on stroke diagnosis: Regression discontinuity design," が Social Science & Medicine に掲載されました (S. Fukuma, R. Ikesu, Y. Tsugawa氏と共著)。
2022.10 ゼロ価格（=無料）は特別な価格なのか、それとも単なる低価格の一つなのか、子供医療費の助成データを用いて分析した論文、“Is Zero a Special Price? Evidence from Child Healthcare” が American Economic Journal: Applied Economics から出版されました（重岡仁氏と共著）。
2022.9 「メタボ健診」の特定保健指導が医療費削減に結び付くか検証した論文がBMJ Open.誌に掲載されました。(S. Fukuma, R. Ikesu, Y. Tsugawa氏と共著)
2021.2 「疾病予防や医療費削減に『健康シグナル』は有効か」を週刊東洋経済(2021.2.27号）に寄稿しました。
2021.2 健康診断のシグナルの価値を糖尿病の予防を例に分析した共著論文がJournal of Public Economics誌に掲載されました。
2020.10 「メタボ健診」の特定保健指導の効果に関する共著論文がJAMA Intern Med.誌に掲載されました。 (S. Fukuma, T. Ikenoue, Y. Tsugawa氏と共著)
2020.5 Health Economics 誌のAssociate Editor(編集委員)に就任しました。
2020.5 「医療のEBPMに向けたデータ整備の課題」について、医療経済研究に寄稿しました。
2020.2. European Journal of Health Economics 誌から共著論文が刊行されました。慢性疾患に対する医療費の増加が、その効果に見合ったものか、分析しています。
2019.4 在外研究（Stanford大）より帰任しました。
2019.1 Journal of Health Economics 誌のAssociate Editor (編集委員)に就任しました。
2018.8 Stanford 大学客員研究員に着任しました。
2017.12 日本経済新聞『経済教室』欄に「介護危機打開できるか(下)成果支払い、制度設計カギ」を寄稿しました。
2017.3 「希少難病に対する医療費助成が研究開発に及ぼす影響」に関する論文が Journal of Health Economics 誌に受理されました。 論文と論文の概要。
2016.11 Health Economics誌から新医師臨床研修制度が、医師分布、賃金、病院の退出、医療のアウトカムに及ぼした影響に関する論文が刊行されました
2016.10 iHEA（国際医療経済学会）の学生優秀論文学会賞の選考委員に就任しました。
2016.9 International Journal of Industrial Organization 誌から "Cartel sustainability in retail markets: Evidence from a health service sector" (with Ujo Goto) が刊行されました。
2016.8 「現代経済学の潮流2016」に、日本経済学会でのパネル討論、「医療・介護の維持可能性と経済学」が掲載されました。
2016.7 日本経済新聞の『やさしい経済教室』欄に 「医療の費用対効果を考える①‐⑥」 を寄稿しました。
2016. 7 RIETI Research Highlight Vol. 60 に、「希少難病に対する医療費助成が研究開発に及ぼす影響」に関するインタビュー記事が掲載されました。
2016.3「希少難病に対する医療費助成が研究開発に及ぼす影響」に関する論文をRIETI WPとして公表しました。論文と論文概要（日本語）。
2016.2 70歳における自己負担の低下が医療費に及ぼす影響を分析した論文が Journal of Health Economics 誌から公刊されました。 論文と論文概要（日本語）。
2015.8 日本経済新聞 『経済教室』欄に「後発薬普及の条件」という小論を寄稿しました。（計算方法について）
2015.8 新医師臨床研修制度が、医師分布、賃金、病院の退出、医療のアウトカムに及ぼした影響に関する論文が Health Economics 誌に受理されました。論文概要（日本語）。
2015.7 Asian Economic Policy Review 誌に、野口晴子氏の患者対看護師比率に関する論文に対するコメントが掲載されました。
2015.6 「骨太の方針2015」に盛り込まれた医療関連施策に対するコメントが掲載されました（キャリアブレイン誌）。
2014.12 New York Times誌に、日本の医療機器市場(MRI等）に関するコメントが掲載されました。
2014.8 スタンフォード大学客員研究員に着任しました。
2014.5 RIETI ファカルティ・フェローに就任しました。
2014.4 二十一世紀文化学術財団から助成を受け、「レセプトデータを用いた医療の費用対効果の分析」を開始しました。
2014.3 Encyclopedia of Health Economics (Elsevier社)に「Markets with physician dispensing」という論文が掲載されました。
2014.2.25 Economic Inquiry誌に「Durable Goods Price Cycles: Theory and Evidence from the Textbook Market」という論文が掲載されました。
2014.1 「週刊社会保障」誌(1月6日号)に「データヘルス計画」に関するインタビュー記事が掲載されました。
2014.1 「経済セミナー」誌（2014年2・3月号）に「アメリカの医療保険制度改革: オレゴン州の『実験』からわかること」という小論を寄稿しました。
2013.11 日本経済新聞 『経済教室』欄に｢医療効率化への課題：診療・健診データの活用を」という小論を寄稿しました。