BDレコーダで録画した番組をPCへ

【重要】2016/02/24

AnyDVD開発元のSlySoft inc.は2016/02/24にサイトを閉鎖し、全アプリケーションを非公開化、認証サーバーなどを停止し業務を終了したようです。それに伴いAnyDVDもローカル動作に制限され、ネットワークで提供されていた機能は使用できなくなりました。

本サイトの内容は過去の情報に基づき記載されたもので、今後同様の動作が期待できるものではありませんのでご了承下さい。

AnyDVDはRedfoxに引き継がれていますが、今後同様にサポートなどが打ち切られる可能性も考えられます。日本国内の法整備などの兼ね合いもあり、ここで積極的に使用を勧めるものではありません。ご了承下さい。

BDレコーダーで録画したBD-RE(BD-Rでも可)。

PCで視聴したい場合は、PC側にBDドライブと視聴ソフトが必要です。

と言っても、BDドライブには概ね「PowerDVD」か「WinDVD」のいずれかのソフトがついているので問題はないでしょう。

しかし、それらのソフトを使っていて不便に感じることはありませんか?

まず、動作環境の要求が厳しいこと。

最近のPC環境であれば、あまり気にする必要がなくなってきてはいますが、ややCPUやビデオカードなどのパワーを必要とする点。

そして、「HDCP」に対応したデジタル接続のモニターが必要な点。

そして、使い勝手が悪いこと。

スクリーンショットも撮れない。

PCに録画をコピーできない。

さて、AnyDVD HDをインストールした環境であれば、それらはすべて解消します。

まずは、BDドライブからディスクの中身を見て見ましょう。

ディスクをPCのドライブに入れると、AnyDVD HDが自動でプロテクトを解除します。

ステータスを表示させていると以下のような内容が確認できます。

赤線内の部分、「AACS」でプロテクトされ、そのバージョンは「15」、プロテクトが解除された旨が表示されています。

(注意:体験版試用期間中は、AACS V12以前のものしか解除できない場合があります。購入後はそれ以降のバージョンも解除可能です)

ダブルクリックではPowerDVDなどが起動してしまう場合があるため、右クリックから「開く」を選択し、BDの中身を表示します。

BDの第一階層にあるフォルダです。

本来であれば「AACS」と「BDAV」のフォルダであるはずが、AnyDVD HDがインストールされているため「ANY!」フォルダに偽装されています。

それではさらに「BDAV」フォルダを開いていきましょう。

番組の動画ファイルは「STREAM」フォルダ内にあります。

拡張子「.m2ts」のファイルが、レコーダーで録画された番組そのものです。

本来はプロテクトされているため、そのまま開くことはできませんが、ここではAnyDVD HDがインストールされているため、すでにプロテクトは存在しません。

DR録画のMPEG2ファイルであれば、Windows7以降ではそのままダブルクリックして、WindowsMedia Playerなどで再生できます。

Xpなどでも、「vlc Media Player」などのフリーソフトで快適に視聴することもできます。

もちろん、ドラッグコピーしてPCのハードディスクにコピーすることも問題なし。安定して再生したければHDDから再生したほうがいいですね。

ダビング10なども一切関係なく、BDに記録された番組は、基本的にすべてコピーできます。