*『一博一品』とは
*お知らせ
2011年3月:
『一博一品』及び『一博一品(2009)』の売上金全額を、東北地方太平洋沖地震の義援金として寄付することを、『一博一品』編集チームの総意として決定いたしました。
このサイトを通じて得られたこれまでの売上金、及び今後の売上金を全て、微力ではありますが、被災地の皆様へのご支援とさせていただきます。
本の購入やサイトの宣伝を通して我々の活動にご協力いただいた方々に、心よりお礼を申し上げます。
被災地の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
2010年3月:二作目となる『一博一品(2009)』が誕生しました!
『一博一品』は日本語と中国語で併記された、とてもユニークな本です。その特徴と、一作目の誕生の経緯をこちらで紹介します。
出版は中国の出版社に依頼しており、表紙のデザインも中国チックなものになっています。
●『一博一品』というタイトルの意味は?
中国語では、ブログのことを「博客」と言います。実はこの本の中の文章は、様々な人たちのブログが元となっているのです。
そこで「一つの博客(ブログ)から選りすぐりの作品を一つずつ」という意味を込めて、『一博一品』と名付けました。
中には、二品以上の文章で楽しませてくれる著者もいます!
●『一博一品』の内容を一言で表すと?
草の根の国際交流(日中交流)をテーマとした、日中両語で併記されたエッセイ集です。
日本と中国に縁のある様々な人たちが、異国の地での生活模様や日々心に感じていること、異国の人々との交流などを生き生きと文章に描いています。
●『一博一品』のユニークなところは?
この本は、インターネット(ブログ)を通じて知り合った、なんと計三十名の方々が、皆で自費出版したものです。
2008年2月に企画がささやかに正式始動し、2009年1月に盛大な完成パーティーを開くまで、実に1年近くの時間をかけて作り上げた、皆の渾身の作品です。
いろいろな意味で、他に類を見ないユニークな本です。その特徴を3つ挙げてみましょう。
1. 著者数が三十名という大人数であり、インターネットのブログを通して知り合った人たちであること。
三十名もの人間がお互いの顔も声も知らないまま、「本を出版しよう」という企画を立ち上げ、それを皆で力を合わせて実現しました。
インターネットで知り合ったという経緯から、本の著者名もほとんどがハンドルネームとなっています。
また、日々の生活の中で感じたことを書き留める「ブログ」が元となっていますので、内容は全く堅苦しくなく、とても生き生きとしています。
2. 原稿の執筆、選定、原稿修正、翻訳、翻訳修正、挿絵、出版社との交渉、目次構成、校正、印刷チェック、完成後の発送・・・などなど、
本を出版する上での各ステップは、全て各著者が自分たちで役割分担をした手作りの本であること。
年齢・居住地・国籍・言語ともに異なる三十名が、インターネットというほぼ唯一の連絡手段に頼ってやりとりをするため、
いろいろな思わぬ困難にも遭遇しました。しかしみんなで心血を注いだ結果、本の仕上がりは当初の予想以上のものとなりました。
3. 全ての文章が、日本語と中国語の両方で掲載されていること。
文章の翻訳(和訳及び中訳)も全て、著者同士で協力し合って作業しました。
同じ内容を見開きの左ページに中国語、右ページに日本語で掲載してありますので、二つの言語で読み比べてみるのもとてもおもしろいです。
尚、本の構成は、各著者が一人ずつ登場し、「自己紹介⇒本文」という順番で掲載してあります。