風景シミュレーション

 実際になかなか見ることができない景色を、机の上で見てみたい、 というのが最初のきっかけだった。岩崎賀都彰さんの絵とか、素晴らしい風景写真( 白川義員さんとか、 アマチュアだと富嶽仙人さんとか、 ストレートに圧倒してくる種類の写真)を見ていると、うーむいいなぁ、 もっと見てみたいなぁと思うのですが、写真や 絵の腕は上がらない。

 でも、日本のあちこち、高い山の上からとか、空の上からの最高の 景色をいろいろ見てみたい。 地球を自由に眺めてみたい。

 しかも、「与えられる」のでなく、ある程度自分の 思うがままに「見たい」 という思いを募らせたのです。

 当然、実際に行って見るのが一番いいんだけど、いい景色は時と場所を選ぶので、 そうそう「行けば見られる」というものでもない。地球には雲があるし、火星には砂嵐がある。 ...などという前に、火星にはそう簡単に行けない。  春は遠くが霞むし夏は暑いし冬は寒いし 足が自由にならないと山には登れないし、所有者がいるので登れない山もある (自衛隊に許可を得ないと登れない「千葉県の最高峰」とか、 山が神様なので山頂に近づけない山とか)。そういうわけで MoV なんていう風景描画ソフトを自作したり、 外国から地形レンダリングソフトを購入して喜んだりしているのです。


(Aug. 18, 1999)

地形レンダリングソフト の紹介

Vista PRO 3.0 

 元々はVirtual Reality Laboratories(San Luis Obispo)が開発した安価な 地形レンダリングソフト。現在は 米国のRom Techが販売している。  元々はAmiga版で、現在はWindows,Mac,PC版がある。

 日本語版は エー・アイ・ソフト から発売されている。

 このソフトの特長は大量のデータが揃っていること。USGSのデータが、 まだフォーマットもはっきりしていなかった時代からデータを揃えており、量と価格の安さにおいて他を圧倒している。 ただし、ソフトの使い勝手がもうひとつ、という問題点も指摘されている。

 最新版は、米国ではVer4.0(Windows95/NT)、日本ではVer.2.0であるが、 おそらくは同じバージョンを元にしている。

Bryce4 (KPT Bryce/Bryce 2/Bryce 3D) 

 Metacriations(Carpinteria、写真)から発売されているコンシューマ向け高機能 レンダリングソフト。 最初のバージョンはHSCソフトウェア(Metatoolsを経て現社名)から発売されたKPT Bryceだったと記憶している。 Bryce2になってWindows版も発売されたが、元々はMac用であった。 以前からプロが使っているのを見かける率が高い印象がある。幻想的な風景に特に力を発揮する とされているが、Bryceという名前がユタ州のBryce Canyonに由来することに表れているように、 地形描写力もなかなかのもの。最新バージョンはBryce4。 ホームページあり。

 なお、Metacreationsのソフトウェア部門の支柱であったKai Krauseは1999年に同社を 退社すると発言した。地元紙のインタビュー記事によれば、ウェブツールへの特化を推進したい会社 との方針の齟齬による訣別であるらしい。


Natural Scene Designer (Scenery Animator)

 Mac用。Natural Graphics社の製品。

 難点は値段が高いこと。一方、使い易くて、手軽に画像を 作れるとも言われているようだ。 透明感のあるクオリティの高い画像を誰にでも作ることができるのが魅力。 

以前 日本版代理店だったフォーカルポイントのホームページはここ

CH System/カシミール

 上記のソフトが日本に紹介されるよりも前に、世界第一線級のレンダリングソフトを 一人で自作しちゃった日本人がいたのだから日本もまだまだ大丈夫かも。 と感動したのがCH Systemというソフト。実は PC-98用なので、筆者は本格的にいぢったことがないのだが...。

 さて、スタート地点こそ可視マップ作製ソフトだったが、現在では完全に CHSystemの後継ソフトとなっているのが同じ作者のフリーソフト「カシミール」。 現在も順調にバージョンアップを重ねており、最強の 地図/風景描画ソフトとなりつつある。詳細は、作者である DAN杉本さんのwwwページにて。


Map Brothers

 平面座標のデータをいくらきちんと処理しても、遠い山の見え方は再現できません。 地球の丸みと大気の屈折の影響で、遠景は沈み込んだり横に動いたりするからです。

 そういった状況をきちんと再現してくれる描画ソフトは今までありませんでした。 (だから MoVなんていう風景描画ソフトを自作したわけ)。 しかし、フリーソフト「カシミール」はこれを見事に 実現しました。さらにこれを発展させたのが、 1996年5月にインターリミテッドロジックから発売されたソフト 「パソコンで楽しむ3D地図 Map Brothers」です。実景の再現を考慮した世界初の市販ソフト といってよいでしょう。現在入手可能なUSGSの30秒メッシュデータをCD-ROMに詰め込んで あって、これだけでもお得用です。


World Construction Set V3

 調査中。Amiga、NT版など。

 ホームページはここ。

Animatek's WorldBuilder

 調査中。しかもDOS版らしい。18万円でミックジャパンから発売されているそうだが、 日本語版なのだろうか?。

 ホームページはここ。

Digital eXchange Engine

米国 Softsource社の、 AutoCADデータを扱うためのソフト。 地形データの3D化 もできるようです。調査中。 


Intergraph's MGE Terrain Modeler

米国 INTERGRAPH社では各種業務用パッケージを出している。 Terrain Modeler自身を含めて自社専用機でしか動かないものが多いが、 このほかにも地図関係の 各種ソフトを製品化している。業務用ソフトの一例として。 


そのほか

 業務用では国内ではアジア航測 などが著名でした。確かSilicon Graphics用。(1995年時点。最新情報を知りません)


数値地図ビューワ

 国土地理院の数値地図用のデータビューワソフト。 「数値地図ビューワ」は、品川地蔵さん作のMac用のソフト。  このほかに、国土地理院の数値地図専用のデータビューアには、最近市販品が増えてきている。


LAND 3D

 Windows用のフリーソフト。NIFTY-Serve のFYAMAPなどで入手できる。

 画像のマッピングが容易にできるほか、簡単なアニメーションの作成も可能。

 作者のホームページはここ

パソコン山望 数値地図対応版

 「山望」は1980年代から存在する山の展望図を描く市販ソフト。 Version 5.0から数値地図に対応した。 発売元のページあり。Truflite 

 本人からメールでリンクを要求されたので(笑)。このページも国際化 したものです(←本当か?)コメントはまだなし。

ホームページはここ


Visual Explorer

 日本では発売元の関係で VISTAPROのツール扱いだが 元々は全然別のソフト。旧版のLandscape Explorerはフリーソフト化しているので、お試しに なるのも如何? ...と思ってたらいつの間にかレジストレーションが必要になっているぞ? (1997/6)

 ホームページはここ。新版Version2のデモ版も。


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地形データ の紹介

レンダリング・ソフトの価格が安価になるとともに、 データの入手も容易になりつつある。このページを始めた1995年頃と最近とでは 大きく状況が変わった。



国土地理院の数値地図(標高データ)

 国土地理院では、ここ数年、精力的に地図のデジタル化に取り組んでいる。 デジタル地図のうち、地形データとして用いることができる 標高データは、「50mメッシュ(標高)日本I」、 「50mメッシュ(標高)日本II」、「50mメッシュ(標高)日本III」、 「250mメッシュ(標高)日本」の4種類がある (ほかに、1kmメッシュ(標高、平均標高)データが、「250mメッシュ(標高)」に含まれている)。 それぞれ、CDROM1枚で販売されている。

 全国の大手書店で購入する(注文する)か、 日本地図センターにFAXなどで注文して、入手できる。 地形シミュレーションするなら是非とも50mメッシュが欲しい! 250mメッシュは既に日本全国分が完成しており、1kmメッシュ(標高、平均標高)と同梱で販売されている。 CD-ROM版は1枚7,500円。ほかにFD版の分売があり、1枚6,000円で、 値段にあまりに差があるのでCD-ROMの発売を待つのが現実的な選択だろう。 (噴火前の雲仙、といったマニアックなデータもあるが)。 その特長は、なんといっても「さすが」とため息が出る緻密なデータ。

 なお、前述したレンダリングソフトで利用するためには、変換ソフトが必要。 カシミールや数値地図ビューワ以外のソフトで利用するには NIFTY-ServeFYAMAPなどに、変換ソフトや情報が いろいろと揃っているので探してみて欲しい。 Macだったら、Ariesさんの"MapC"でPICTファイルにするのが てっとり早い。作者のAriesさんのwwwページは ここ。 

関連リンク


数値地図(標高)のデータビューワ(自作Windows95用ソフト,α版)

現在α19版。約2MBあります。


USGSの数値地図

アメリカ地質調査所(USGS)が作成したアメリカ国内の数値地図。 地図から必要な部分をクリックしてダウンロードできる のでインターネットからの入手が便利。

データは3秒メッシュ(約80m間隔)でなかなか詳細。利用も自由だ。米国本土と、アラスカ・ハワイが既に入手できる。詳細は USGSのEROSデータセンターで。地理・地形ファンには 興味深いデータが満載だ。

 3秒メッシュよりさらに細かいデータも準備が進んでいる。(1998年、インターネットで 公開された)  それに先だって大学等により一部がインターネットにミラーされたものもある。 部分的だがこちらも便利。

 7.5分DEM(約30mメッシュ)のカリフォルニアのDEMが ここに整理されている。 これはサンディエゴ郡のデータ。視覚的で 美しい。

 ちなみに、4年以上前にインターネットで出回っていた歴史的なデータを見つけたので、 記念にリンクしておきます。 USGSのデータフォーマットが如何に頻繁に変更されたかの証拠、 以上の意味はないけれど。 ここです。(Jan. 6, 1999) 


USGSのGTOPO30(DCWDEM)

アメリカ地質調査所が中心となって作成したGlobal 30 Arc Second Elevation Data Set (旧称デジタル・チャート・オブ・ザ・ワールド標高データ:DCWDEM)。 中身は30秒メッシュ(約1km間隔)のデジタル地形データ で、山の形を描く用途には少々難あり。

詳細は USGSのEROSデータセンターのページで。

 1997年春になって、ほぼ全世界が網羅された。ただし、以前公開されていた、日本・ハイチ・マダガスカル などの島のデータは、それぞれアジア・アフリカなどの広域のデータの中に統合されて入手できなく なってしまった。

 国土地理院のミラーサイト

 ついでながら。

 Bryce2、Vistapro等で読み込んで利用する ための、日本の標高データをここにおいてあります。

 NIFTY-SERVE FYAMAPなどに、以前配布されていた 日本の標高データが保存されています。NIFTY会員の方はここからどうぞ。


GLOBE

地球物理データセンターの1kmメッシュ地球地図(プロトタイプ)が配布されている。(有償 $225) ホームページはここ。 

U.S.G.S.版よりも収録範囲は狭いようだ。1997年初めにVersion0.5がリリースされた。


ついでに、約10km~(5分)メッシュの地上と海底の標高データが ここにある(無償)

部分的には30秒メッシュの海底地形もある。このほか、数種類のデジタル地形データが入手できる。 on-lineアクセスが可能。

関連リンク


NGDCのデータビューワ(自作WindowsNT用ソフト,α版)

(注)TBASE.BINなどの大容量データ (データファイルサイズが8MB程度を「大容量」と「小容量」の分かれ目と考えて下さい)を読みこむためには、 WindowsNTと大量のメモリ(100MBとか...)が必要です。BMPファイル、JPGファイル、容量の小さい地形データのビューワとしてなら Windows95でも使えます。数値地図(標高)データビューワと統合しました。現在α19版。約2MBあります。


NIMAのDTED

元 米国国防地図庁 (DMA) はURLが.govから.milに変更になって 現在の名称は National Imagery and Mapping Agency (NIMA) (米国 画像地図情報庁)。 1997年(5月?)から Digital Terrain Elevation Data (DTED)を公開している。 これも30秒メッシュの数値地形データで、GLOBEの元になったもの。 データの取り出し方がよくわからないのだが、 拡大していく世界地図を眺めるだけでも楽しめる。


国土地理院が提唱する地球地図

国土地理院などが中心となって提唱している、全地球規模の地図データのパイロット版。 日本国内版 が提供された。


『ASTRO P/G 』

マックのScenery Animatorなどで使うためのデータ集がアップルセンター富山 から刊行されている。白馬、八ヶ岳、能登半島などなど。筆者は槍・穂高が 出たら買うのに、と思っているのですが。 残念ながらショップ販売はしないとのこと。フォーマットはMacのPICTファイル。

問い合わせ先: アップルセンター富山 TEL 0764-23-2235

ほぼ同内容のものが、VISTAPRO地形データ集として、 エー・アイ・ソフト から販売されている。


愛好家が作成した地形データ

Macの各種ソフトで使うための地形データ(個人的に作られたもの) 数種が、作者の好意で公開されている。 利尻山、(後方)羊蹄山、尻別岳などなど。 フォーマットはMacのPICTファイルだ。 入手先は作者のwwwページまたは NIFTY-ServeのFYAMAP 。 作者のAriesさんのwwwページは「 地図・山・3D-CGのページ」。 各種画像、動画も大量にあって愉しい。

 なお、FYAMAPフォーラム や作者であるDAN杉本さんのwwwページには、 CHsystem、カシミール用の地形データ(主に千島列島と北アルプス)が多数登録されている。ファン必見。


フリー数値地図

 国土地理院の数値地図とフォーマット互換の 数値地形データで、日本全国が既に揃っている。中身はパソコン通信の ボランティア十数人が 作成した全国の山の位置と標高のデータをもとに、山の形を円錐状に投影 して作成した、というもの。作者はCHSystemを作り上げたDAN杉本さん

以前は パソコン通信<NIFTY-Serve>FYAMAPフォーラム、 FYAMAP作製のCDROMでしか全部は手に入らな かったが、現在は作者の ページや、 フリーソフト集CDROMやそのミラーサイトなどでも入手できる。 250mメッシュの場合、 全国で100MBくらいある。 

 ちなみにパソコン通信<NIFTY-Serve>FYAMAPフォーラムでは、 自作数値地図が増殖中で目が離せない。


イギリスの数値地図

 日米以外でも、各国で数値地図が作られている。比較的有名なのが イギリス の数値地図。なのですが、まだ調査中。

とりあえず、タダではないようです。

オーストラリア 有料

カナダ 有料

スイス 有料

  250mメッシュデータについては日本語ページもある

  スイスのデータについては、岩松哲さんのページが詳しい。バイエルン州の数値地図の情報もある

関連リンク


市販データ:Mountain High Maps

別にお奨めするわけではありません。広告などで著作権を気にせず地形データを使いたい 企業の方向けかも。

その他


火星の数値モデル

 NASAでは、 火星の数値地図をCD-ROMで 頒布している

 Digital Topographic Mapという名前のデータが数値地形モデル(1/64゚メッシュ~解像度約1km)。

 数値地形モデルは、CD-ROMのVol.7のみを購入すれば入手できる。日本からだと送料 込み$50くらい。 VISAなどのカードの番号を別途FAXで送付して、3-4ヶ月ほどで、送られてくる。

 なお、VISTAPRO  CD-ROM版に添付されている火星のデータは、解像度が、ほぼ同じ。 データとしての扱い易さも圧倒的にVISTAPROの方が上なので、NASAからの購入はお奨めしません。


金星の数値モデル

現在手にはいる数値地形データは 約5kmメッシュ のもののみのようだ。とはいえ、火星と同様、いずれ使いやすくなったデータがサードパーティから出版されることでしょう。



その他

Digital Elevation Data Catalogue


データを自作する

準備中 

(Aug. 18, 1999)



マッピングデータのご紹介


さらにリアルな地形表現を楽しむためには、衛星写真や航空写真をマッピング(貼り付け) すると、リアリティがぐ~んとアップする。さて、マッピングデータとは?


ランドサット 

 USGSから刊行されている。 購入は日本でもできるがきわめて高価。一方、データそのものは 利用自由のようにも思えるのだが(よくわからない)。解像度は2種類ある。「TM」 (Thematic Mapper)と 呼ばれるもので、30m程度。7つのチャンネル(光の波長)を持っており、これを組み合わせること によってカラー写真を再現できる。

 〒106 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル12F

 財団法人 リモート・センシング技術センター 業務部

 TEL 03-5561-9777

 一般に利用できるものとしては、写真化学発売の「SpaceWalk from Landsat」 がある。関東編、関西編が発売されていて、これは購入者は自由な利用可能。 なお、右の画像はSpaceWalk関東編」画像を3D地形データにマッピングしたもの(仙丈ヶ岳)。

 ちなみに、北アルプス部分は未発売で、中央アルプスには雲がかかっている。残念!


空中写真 

 国土地理院より刊行されている。 山間部には弱い。


SPOT衛星画像 

 フランスSPOT衛星画像を「幾何補正」し、国土地理院の1/25000地形図の範囲で 地図投影座標系の上に作製された衛星画像がCRC研究所から販売されている。解像度約10m。 SPOT衛星画像


Terra Serverほか

 SPIN-2が提供する衛星画像。 解像度2mを誇る。


民間の衛星写真 

 民間から打ち上げられる人工衛星から、詳細な(解像度1m~とか)衛星写真が提供される模様。ただし、 個人で購入できる金額ではないだろうが(?)。

EarthWatch


SPACE-PIX

スペースシャトルから撮影された写真。地上解像度は2km程度が普通で、あまり有望ではない。WWWページはここ。

例:スペースシャトルから見た駿河湾


気象衛星ノア

 地上解像度は1.5km程度。

 〒102 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル3F

 財団法人 日本気象協会気象情報本部 情報処理部

 TEL 03-3238-0480


太陽系の惑星と衛星

NASA:Planetery Texture Maps

太陽系の全惑星と主要衛星の地表画像データ。解像度はさほどよくない。

 宇宙科学研究所惑星画像センター(RPIF-ISAS)


火星の数値モデル

 NASAでは、 火星の数値地図をCD-ROMで 頒布している

 Digital Image Mapという、鳥瞰図のようなもの(1/256゚メッシュ~解像度約250m) が、一般マニア(って実際いるのか!?)にも興味のあるところ。Digital Image Mapは、インターネット上から実際に見ることができる。 

 なお、見るだけなら、VRLI (Virtual Reality Laboratories, Inc.)が発売している Mars ExplorerというCD-ROMソフトで見るのが 圧倒的に便利(解像度は落ちるけど)だろう。


金星の数値モデル

 NASAによる、金星の 解像度75mの数値地図のCD-ROMで の 頒布もスタートしている。

 20年も前に探査が終わった火星と異なり、金星はまだ探査がされたばかりなの で、データの方はあまり整理されていない。しかも大量、まだ刊行途中にも拘わらず CD-ROM126枚組(1995年12月現在)! (でも、$800以下という安さ)。

 解像度の低いものなら、またまた登場 VRLI (Virtual Reality Laboratories, Inc.)が発売している Venus ExplorerというCD-ROMソフトで見るのが便利。

 なお、金星のモザイクマップはここで見られる。 

(Jan. 6, 1999)



1999/1/6 Kragen/眞田則明