富士山はどこから見ると一番高く見えるか
富士山はどこから見ると一番高く見えるか
富士山はどこから見ると一番高く見えるか
旧サイト「富士山はどこから見ると一番高いか」を再構築中です。
2000年頃におこなった論考を再編集しています。多くの人が挑戦している話題ですが、昭和6年の武田久吉、昭和55年の伊藤幸司が、解答に肉薄しているように思います。説得力がなくて惜しまれるのは、説明図を書き直す必要がありそうなことです。これまでの議論の見落としを指摘して穏当な結論を示します。
また、それとは別に、尾根と山筋の形の効果についても考えます。文献を調べる限り、はっきりと説明した人が いなかったように思います。(新聞記事で読んだ記憶がありますが、まだ思い出せません)
愛鷹山(越前岳)頂上から見た富士(CG描画:カシミール)
愛鷹山の富士山側の麓から見た富士(CG描画:カシミール)
この図に籠坂峠、十国峠などの峠、雁ヶ腹摺山、北奥千丈岳や甲武信・金峰山などの近隣の山を加えて完成です。
富士山はどこから見ると一番高く見えるか(4)
富士山はどこから見ると一番高く見えるか(4)
2021年2月19日に逝去された”富士山博士”の故・田代博士先生は、山頂の形、裾の角度の変化について様々な観察結果を述べている。
引用文献
引用文献
春田俊郎 著
産報ジャーナル
1977.9
山梨県 編 石原初太郎 ほか 著
東京寶文館
1925.6
伊藤幸司 著
東京新聞出版局
1980.12
改造社 編 武田久吉 ほか 著
改造社
1931.9
富士山展望百科
「山と地図のフォーラム」 編 田代博 監修
実業之日本社
1998.12
富士山「発見」入門―知れば知るほど楽しい展望ガイド
田代博 著
光文社(知恵の森文庫)
2003.12
都留文科大学民俗学研究会 編
都留文科大学民俗学研究会
1983.3大学民俗学研究会 編学研究会 編都留文科大学民俗学研究会 編
田中啓爾
地学雑誌, 52, 388
(1940)
タイトル画像出典
タイトル画像出典
国宝 一遍聖絵 第六巻第二段(国会図書館蔵)を加工
2023/1/4,23 眞田則明