2.正式公開編 1.8 M Byteあります。1995年のオリジナルファイル:フィル修復可能なビデオプレイヤーが必要です。 (『パソコンで楽しむ山と地図』NIFTY-serve 山の展望と地図のフォーラム編(インターリミテッドロジック発売、1995)所収) 1.4 M Byteあります。mpeg4にコンバートしました。 ----------------------------- タイトル Olympus Mons探訪 著 作 権 放棄 内 容 OLY.MOV (QuickTime movie) MacintoshまたはMS Windows及びQuick Time for Windowsランタイムが必用です。(256色以上を強く推奨) 使 用 法 メディアプレーヤー等で鑑賞 ジャンル CGアニメーションムービー ----------------------------- 1.はじめに Olympus Mons は、火星にある太陽系最大級の火山であり、その周囲に対する標高は20000m、直径約600kmという巨大な楯状火山です。 Viking Orbitersによる探索のデータから、火星表面の地形データが作成され、その詳細な姿を知ることができるよう になりました。(本CGでは1kmメッシュ程度の精度のデータを利用しています) 2.解説 山麓南東の赤道付近の平原から北東へと向かう飛行機は、砂塵の彼方にOlympus Monsを捉え、高度を上げます。砂嵐もちょうどやみ、ハワイ島のマウナロア火山のような、ゆるやかなスロープからなるOlympus Monsが視界に広がります。 南側の斜面から平坦な頂上に向い、眼下に複数の火口を望みます。さらに北麓の平原を一望してから右に旋回します。 40000mの上空から眺める火星の地表に、筋状の地形、クレーターなどの特徴的な地形が目に入ります。 最後に、北東方面から再びOlympus Monsに接近します。標高差7000mに及ぶ東面巨大バットレス(Olympus Rupes)を望んで今回の探訪は終了します。 3.参考文献 火星の地形データ ・Mars digital topographic map, Vol.7 NASA,USA_NASA_PDS_VO_2007 Version 2(1993). ・VistaPro 3.0(CD-ROM edition), Virtual Reality Laboratories Inc.(1993). 日本語版はエー・アイ・ソフトより発行。 ・Mars Explorer, Virtual Reality Laboratories Inc.(1993). 火星の火山の概要 ・松井孝典、火星の火山、 「火山の事典」朝倉書店p.228(1995) 火星のモデルには、 赤道半径 3393 km 扁平率 0.0059 を用いました。 なお、作者はこのCGの内容に対しいかなる意味での保証も行いません。 ムービーは著作権放棄とします。 Acknowledgement The author would like to thank NASA Mars Observer Program, the Planetary Geology and Geophysics Program, the Planetary Data System, the US Geological Survey, and the National Space Science Data Center through the World Data Center A for Rockets and Satellites. 1995/8/24 Kragen〔眞田則明)