商品開発までのプロセス
①アイデア出しのブレスト
まずは、チーム全員で「どんな商品が消費者に求められているのか」についてブレーンストーミングでアイデアを出し合いました。
その結果、コロナ禍で自宅で食事をする機会が増えたため、自家需要品がいいのではないかという結論に至りました。
②ブランディング
このブランドの最大の特徴として、大学生と民間企業が協力して今までにない視点で新たな商品を作り出すという点が挙げられます。国際政策学部ならではのグローカルな視点で山梨の新たな魅力を見つけたいという思いから「山梨県立大学研究所(YPULabo)」というブランドが誕生しました。
③ロゴの作成
このロゴは、(株)NACさんに作成していただきました。
外枠は、山梨県の代表である武田信玄をイメージさせる武田菱になっています。その中に「LABO」の文字を大きく入れることで、産学連携で立ち上げたブランドであることをアピールしています。
④実地調査
販売される双葉SAに伺い、実地調査を行いました。どのカテゴリの商品が多いのか、どんな商品が売れているのかなどを調査し、その後の商品開発に活かしています。
⑤商品の方向性の決定
山梨県の新たな魅力を知ってほしいという思いから、果物の陰に隠れてなかなか焦点が当たらない野菜に着目し、「山梨県産の野菜を使った新感覚のジャム」に決まりました。
⑥収穫体験
農家さんに協力していただき、ジャムの原料である野菜の収穫体験を行いました。農家さんがどんな工夫を凝らしておいしい野菜を消費者に届けているのか、その思いを聞くことができました。
⑦試作・試食
トマト、トウモロコシ、ニンジンを使ったジャムを試作しました。この段階では、より野菜の良さを活かす商品ができるのではないかという意見が上がり、改善のための大きな一歩となりました。
⑧第2回試食会
1回目の試食会で見つかった改善点を修正し、2回目の試食会を双葉サービスエリアで行いました。素材の味をより活かすよう改良されました。