DAY1では、アパレル業界を分析するワークショップをおこないました。
※拡大することでスライドの詳細をはっきり見ることができます。
この講座はオンライン講座。まずはオンラインでグループにわかれ、アイスブレイク。
ファッション業界が私たちの暮らしにどのような影響を与えているか、考えました。
その後、ファッション業界がどのように環境へ悪影響を及ぼしているのかについて、クイズをもとに考えます。
また、ファストファッション生産の現場にも注目し、労働者の労働環境についても紹介しました。
もちろん、各ブランドはこれらへの対応を進めています。
ここから本格的なワークショップがスタート。架空のファッションブランドが、自社ファッションをよりよく見せるための謳い文句を見て、自分だったらどのブランドの服を買うか、考えます。
もちろん、この謳い文句の背景にどんな問題がひそんでいる可能性があるのか、明らかにしていきます。
ワークショップはさらに、架空のファッションブランド縫製工場をめぐる問題に進んでいきます。参加者を消費者・政府・工場・記者・労働者・企業の6つの立場に機械的に分け、ロールプレイをおこないました。
それぞれの立場から「服の値段は適正か?」「服の値段を決める上で何を規準にするべきか?」話し合ってもらいました。
もちろん、これら架空のファッションブランドには、モデルがあります。講師役の生徒たちは、ファッション産業の問題点について調査をおこなって、ポイントを抽出していきました。
まとめとして、2015年の映画「ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償」について紹介しました。
ファッション産業における大量生産・大量消費をめぐる問題を厳しく指摘している本作。
2013年、バングラデシュ・ダッカでの縫製工場ビル倒壊事故にもかかわって、次回の検討課題としました。