出演:戸田 奈津子氏(映画字幕翻訳者)
第20回という節目のフォーラムに、日本の字幕翻訳界を代表する翻訳者・戸田奈津子氏をお迎えすることができました。
戦時中の体験から映画との出会い、字幕翻訳という仕事に辿り着くまでの道のり、そして長年第一線で活躍し続けてこられた原動力について、貴重なお話を聞かせていただきました。
翻訳技術についてのお話はもちろんのこと、「諦めようと思ったことは無い」「自分は自分でいい」といった戸田氏の言葉には、映像翻訳を目指す方だけでなく、さまざまな立場の参加者が勇気をもらったのではないでしょうか。
字幕翻訳の歴史を築いてきたレジェンドだからこそ語れる経験談と、今なお変わらない映画への情熱に触れ、多くの方にとって忘れられない時間となりました。
<ご参加者からの感想>
・東京都 40代女性(フォーラム参加8回目)
字幕の時代を作られた方のお話はとても貴重でした。また、ブレずに自分を信じて力強く生きていく勇気をいただきました。
・神奈川県 30代女性(フォーラム参加1回目)
翻訳家の仕事に大事なことだけでなく、人生においても大事なことを学んだ。嫌なことを一切されず、とても健康でいらっしゃることにとても感銘を受けた。ストレートなお言葉がとても心地よかった
・東京都 50代女性(フォーラム参加10回目)
戸田奈津子さんの全てが魅力的でした。
・東京都 50代女性(フォーラム参加1回目)
面白い! パワーをもらえました!
・石川県 40代女性(フォーラム参加3回目)
映画に出会った頃の戸田先生の描写がとても印象的でした。どれほどのお気持ちや熱意を持ってこの業界に入られたのかがよく想像できました。
・神奈川県 20代女性(フォーラム参加1回目)
戸田さんに実際にお目にかかれるだけでも光栄でしたが、さらに1時間も深いお話を伺うことができ、とても貴重で一生忘れられない経験になりました。
・東京都 30代女性(フォーラム参加1回目)
戸田先生の戦争体験などの貴重な話を聞けた
・愛知県 30代男性(フォーラム参加1回目)
何よりも生の戸田奈津子さんを見ることが出来てうれしかった。また戸田さんが、字幕作成の際に気をつけているポイントなども聞くことができたので、とても参考になった。
・大阪府 30代女性(フォーラム参加1回目)
戸田さんの幼少の頃のお話や、過去の翻訳業界について、技術的な部分まで様々なお話を聞けて、非常に貴重な時間だったと感じました。
出演:金 山氏(KDDI株式会社 プロデューサー) × 本田 恵子氏(韓日映像翻訳者)
KDDI Picturesプロデューサーの金山氏と、本田恵子氏をお迎えし、映画を「翻訳する側」だけでなく、「届ける側」の視点からお話を伺いました。
映画の買付や配給、宣伝といった普段なかなか知ることのできない裏側に加え、日本における韓国映画市場の現状や可能性についても語っていただきました。
また、近年避けて通れないAIの話題では、「翻訳者は単なる作業者ではなく、作品の最後に魂を吹き込むクリエイターである」という言葉が特に印象的でした。
作品を作る人、届ける人、翻訳する人。それぞれの立場が作品を支えながら一つの映画体験を生み出していることを改めて実感できる講演となりました。
<ご参加者からの感想>
・神奈川県 30代女性(フォーラム参加1回目)
配給の裏側はあまり聞くことがないのでとても勉強になった。
・東京都 40代女性(フォーラム参加1回目)
配給や宣伝をする立場からの意見が面白かったです。韓国映画の商業性と作家性のバランシング、なるほどと思いました。
・石川県 40代女性(フォーラム参加3回目)
日本で韓国映画をヒットさせるには、ということについて考えさせられるお話で示唆に富んでいました。
・鹿児島県 40代女性(フォーラム参加1回目)
海外の映画がどうやって日本に来たかという流れが分かって楽しかったです
・神奈川県 60代女性(フォーラム参加2回目)
普段は聞くことのない新たに映像分野に参入する過程を知ることができた。
・東京都 40代(フォーラム参加2回目)
映画を世に届けたいというビジネス面の思いを伺えたこと。作品を作る人世に届ける人翻訳をつける人。翻訳として携われる良さを実感
出演:西岡 純一氏(株式会社スタジオジブリ 広報・学芸担当フェロー )
スタジオジブリで長年広報を務めてこられた西岡純一氏より、ジブリ作品の海外展開の裏側についてお話しいただきました。
現在では世界中で愛されているジブリ作品ですが、その道のりは決して平坦なものではありません。文化や価値観の違いによるローカライズの課題や、海外展開において実際に直面した数々のエピソードを、映像を交えながらご紹介いただきました。
特に印象的だったのは、海外配給において「誰に作品を託すか」を大切にしてきたというお話です。作品を深く理解し、その価値を共有してくれるパートナーと歩んできたからこそ、今日のジブリ作品の広がりがあることを感じさせられました。
作品の魅力を守りながら世界へ届ける――その難しさと面白さを改めて考えさせられる貴重な機会となりました。
<ご参加者からの感想>
・北海道 40代女性(フォーラム参加1回目)
ジブリの海外展開におけるリアルな壁について聴けたのが最高でした
・東京都 40代女性(フォーラム参加8回目)
ジブリの世界観を守る信念に感銘を受けました。守るべきものは守ることでジブリの良さが保たれていると思いました。
・東京都 50代女性(フォーラム参加1回目)
異文化間をまたいだ時のタブーや留意点が、非常に興味深かった。
・千葉県 20代女性(フォーラム参加1回目)
日本と海外の文化が違うことで問題が発生するため設定を変えていたことを初めて知りました。実際に映像を見せてくださったり、ジブリの内部事情を少し知ることができとても面白かったです。
・神奈川県 30代女性(フォーラム参加2回目)
なじみ深いジブリ作品が、海外で公開されるにあたってどのような苦労があったかなど、とても興味深いお話を聞けてよかったです。
・東京都 40代女性(フォーラム参加3回目)
翻訳や編集によって作品が全然違う意図で伝わってしまうことを実感できました。また、魔女の宅急便のコーヒーのくだりが、ホットチョコになってた謎がまさかここで分かるとは思いませんでした。
出演:林 完治氏(字幕翻訳者 )
MARVEL作品をはじめ数々の人気シリーズを手掛ける字幕翻訳者・林完治氏をお迎えし、聞き手を弊社会長の山下奈々子が務めました。
軽快なトークで会場を沸かせながらも、MARVEL作品の翻訳依頼が初めて舞い込んだ際の心境や、作品に向き合うための下調べの方法、長年第一線で活躍し続けるために大切にしていることなど、ここでしか聞けないお話をたっぷりと聞かせていただきました。
第一線で活躍する翻訳者でありながら、飾らない人柄とユーモアあふれる語り口に惹き込まれた方も多かったのではないでしょうか。
「チャンスは誰にでも平等にある」というメッセージは、映像翻訳を志す方々にとって大きな励みとなりました。笑いの絶えない会場の雰囲気とともに、フォーラムの締めくくりにふさわしい講演となりました。
<ご参加者からの感想>
・千葉県 40代女性(フォーラム参加7回目)
林さんのキャラクターが本当に楽しかったです。クライアントに愛されることも実力や才能だと思います。
・東京都 40代女性(フォーラム参加8回目)
とても謙虚で面白いお話でしたが、やはり緻密なリサーチや最後まで一言一句諦めないこだわりが大切だと学びました。
・千葉県 50代男性(フォーラム参加1回目)
とにかく面白い話の数々。真面目に考えすぎる必要はないと背中を押された気分になりました。
・神奈川県 20代女性(フォーラム参加1回目)
初めて林先生にお目にかかったのですが、とても軽快にユーモアを交えながら、同時に仕事に関する質問には真剣に答えていらして、もっとお話を伺いたくなりました。
・東京都 50代女性(フォーラム参加1回目)
林先生の親しみやすいお人柄に、まず驚きました。ハリウッド大作といえども、構えることなく取り組んでいらっしゃるのですね。けれども下調べはしっかりと。さすがです。
・長野県 50代女性(フォーラム参加1回目)
お話がとにかく面白く、メモを取るのを忘れてしまうほどでした。今はチャンスは平等にある、というお言葉を励みに頑張りたいと思います。
今年も50名を超える翻訳者の皆さまにご参加いただき、ミニゲームやお食事を楽しみながら、終始笑顔と活気にあふれる会となりました。
翻訳という仕事を通じて集まった仲間同士が語り合い、新しいご縁が生まれたり、これまでのつながりを深めたりするきっかけになっていたなら何よりです。
お忙しい中でご参加いただいた皆様、改めてありがとうございました。
<ご参加者からの感想>
・ビンゴゲームで話しかけないと成立しないルールがとても良かったです。ゲームを理由に言語を問わずたくさんの方とお話することができました!早速メールのやりとりも始まっています。お食事も美味しかったし、さまざまなご配慮に感謝です。本当にありがとうございました。
・ご登壇の方々を呼んでくださったり、言語別シール、多くの方と交流しやすいゲームなど、たくさんの工夫をこらしていただき、大変実りある交流会でした。お食事もとても美味しかったです。ありがとうございました!
・今回初めて参加させていただいたこともあり、とても緊張していたのですが、何人かの方々とさまざまな貴重なお話をすることができ、楽しかったです。1時間半があっという間に感じられました。また、ワイズで働いている方ともじっくりお話しできるとは思っていなかったので、トライアルや悩みについてご相談でき、とてもありがたかったです。
次回のフォーラムでまた皆様にお会いできることを楽しみにしております。