岩井 理子 氏
韓日翻訳者
日本語が大好きな韓日翻訳者。ワイズ・インフィニティ字幕翻訳講座講師、日本語講師。
字幕翻訳作品には『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』『シングル・イン・ソウル』などがある。また、訳書に『変革の知』(角川新書)、『韓国の外交官が語る世界が見習うべき日本史』(楓書店)、『トッケビ梅雨時商店街』(静山社)、共著に『日本語を活かしてつかむ中級韓国語のコツ』(白水社)がある。
「言葉」が好きという岩井氏。本セッションでは、去年10月に発売された訳書『トッケビ梅雨時商店街』の話を交えながら、
出版翻訳の流れ、そして出版と映像における翻訳の違いや魅力、プロとして大切にしていることなどをうかがっていきます。
※会場にて『トッケビ梅雨時商店街*』を特別価格1,650円(税込)で販売! *通常1,815円(税込)
増田 弘道 氏
株式会社ビデオマーケット 顧問
法政大学卒業後キティ・レコード入社、その後2000年アニメ制作会社マッドハウス代表取締役。2006年ビデオマーケット移籍、取締役を経て現在顧問。法政大学大学院政策創造研究科非常勤講師、日本アニメーション学会監事・産業部会主査。アニメ産業レポート編集統括。
〈著書〉
『アニメビジネス叢書①2024年版アニメ産業論〜定義と歴史』kindle刊
『アニメビジネス叢書②2024年版アニメ産業構造論』kindle刊
『アニメビジネス叢書③2024年版アニメ産業統計 現状と経緯』kindle刊
日本アニメの海外市場は、近年目覚ましい成長を遂げており、その勢いはとどまることを知りません。
具体的な成長予想と将来的な展望についてお話しいただくとともに、翻訳者の方々にとって有益な情報をお届けできればと思います。
これまで1400本以上の作品を翻訳されたフリーランス映像翻訳者、映像プロダクションに所属し翻訳業から講師業までマルチにこなす会社員、そして翻訳会社を立ち上げた経営者。フリーランス、会社員、経営者と、立場が違う3名がこれまでのキャリアを振り返り、ざっくばらんに語り合います。ベテラン翻訳者たちは、翻訳、仕事、つながりを通じて、何を得たのでしょうか。
佐藤 恵子 氏
株式会社 東北新社
音響字幕制作事業部 クリエイティブセンター 翻訳グループ
チーフトランスレーター
幼児期から洋画と海外TVを好み、吹替現場に憧れて東北新社に入社。
営業制作デスク、字幕演出を経て翻訳室に異動し、現在に至る。
最近の担当作品には、吹替「ブリジャートン家」「ウェンズデー」「サウスパーク」「スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」字幕「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」「悪魔と夜ふかし」「聖なるイチジクの種」「終わりの鳥」などがある。
島田 由美子 氏
フリーランス映像翻訳者
大学卒業後、商社に勤務しながら海外映画やドラマの字幕翻訳を始め、その後、独立。現在まで1400本以上を翻訳。
代表作は「クリミナル・マインドFBI行動分析課」「FBI: Most Wanted 〜指名手配特捜班〜」「ブラザーズ&シスターズ」「セックス・アンド・ザ・シティ」「スターゲイトSG1」など。
翻訳業と並行しながら、一般旅行業務取扱主任者の資格を取得し、旅行業務も経験。
また転居をきっかけに、まちづくり活動を始め、団体を設立。その後、大学院で都市計画について学び直し、
現在は字幕翻訳を中心に、大学の非常勤研究員として研究を続けながら、まちづくり活動を行っている。
山下 奈々子
株式会社 ワイズ・インフィニティ
取締役会長
フリーランス翻訳者を経たのち、2000年にワイズ・インフィニティを設立。現在、映画やドラマの字幕・吹替、放送翻訳や文書翻訳のほか、翻訳者養成講座などの教育事業、出版事業なども手掛けている。
社員が幸せに働ける会社、お客様のお困りごとを解決できる会社でありたいという思いから、設立当初より「愛ある経営」という企業理念を掲げている。
会場:神楽坂ココチーノ