MANA-PAN(マナパン)

1台3役の優れもの

1. まな板として

木製ボードのフラットな面は、安定感のあるまな板(カッティングボード )として使用できます。

食材をカットするのに充分な面積と適度な厚み・重みがあることで、安定した使い心地を実現しています。硬過ぎず柔らか過ぎない天然木の材質適度に衝撃を吸収するので、包丁やナイフを使用したときの刃あたりが小気味良く、切れ味が長持ちします。

傾斜地で使っても、周囲に彫った溝が果汁や肉汁などを受け止め、テーブルが汚れるのを防ぎます。

2. 鉄フライパンとして

取り回しが良く、ソロで使うのに最適な直径19㎝の鉄フライパン

深さが2.5㎝あるので、ステーキやハンバーグはもちろん、アヒージョなどの汁物にも対応できるとても使い勝手の良いサイズ感です。

MANA-PANの鉄フライパンは、使い込むほどに油が馴染んで色に深みが増し、そしてさらに使いやすくなっていきます。

着脱可能で便利な持ち手

持ち手は着脱可能で、持ち上げやすい最適な角度に設計しています。外しておけば焚き火等で熱くなることもなく、装着すれば手軽にフライパンを持ち運ぶことができ、木製ボードにセットしたらすぐ外せるので食事の邪魔になることもありません。

さらに、フライパンが焦げついた時には焦げ落とし用のヘラとしても活用できる優れものです。

IH対応で家使いもOK

IH対応なので、キャンプだけでなく家のキッチンでも活躍してくれます。

また、持ち手が着脱できるので、オーブントースターへの出し入れも簡単

※オーブントースターによっては入らない場合があります。事前に庫内のサイズをご確認ください。

※持ち手を装着したままフライパンを熱して調理すると、熱伝導により持ち手が熱くなりますのでご注意ください。

3. サービングプレートとして

木製ボードの大小皿状の窪みが彫ってある面は、サービングプレートとして使用できます。

ステーキやハンバーグを焼いた鉄フライパンをそのまま置いたり、

スープを入れたシェラカップ、飲み物を入れたタンブラーやマグカップなどを置いたり、

薬味や調味料、パンやサラダ、チーズなどを置いたりして、まるでカフェのワンプレートのような感覚で食事を楽しめます。

また、木製ボードも鉄フライパン同様、使い込むほどにその表情に味わいが増し、愛着も湧いてきます。ぜひ、経年変化を楽しみながら末長くご愛用いただければと思います。

キャンパー目線の設計

すべて吊るして乾燥できる

キャンプ中のテーブルの上はモノでいっぱいになりがち。そんなとき洗ったものを吊るしておくことができれば、スペースの節約になり早く乾燥させることができます。

MANA-PANは、「木製ボード」「フライパン本体」「着脱可能な持ち手」それぞれに穴開き加工がしてあるので、すべてフックなどに通して吊るすことができます。

フライパンの絶妙なフィット感

木製ボードの一番大きな窪みにフライパンをセットした際、あえてフライパンの底面が窪みの底面より2ミリ程度浮くように設計しています。これは高温になったフライパンの熱で木肌が焦げるのを防ぐためと、フライパンについた焚き火の煤(すす)などの汚れから木肌を守るためです。この2ミリ程度の「浮かせ」により若干のガタつきが生じますが、決してフィット感は失うことのないよう絶妙な設計をしています。

ポケット付き専用袋でスッキリ収納

MANA-PANを構成する3つのパーツがすべて収まる専用の収納袋が付属します。袋の内側にフライパンと持ち手をそれぞれ収納するポケットがあり、持ち運びの際に各パーツが干渉して音を立てたり傷が付くのを防ぎます

匠の技とこだわり

MANA-PANの木製ボード、鉄フライパン、専用収納袋は、日本の職人による「匠の技」を存分に生かすために、すべて日本国内で製造しています。

ヘラ絞り加工で軽量化と高蓄熱性を両立

MANA-PANのフライパンは、一枚の鉄の板を回転させながらフライパンの側面になる部分を絞り上げて成形する「ヘラ絞り」という技法で製造しています。これによりフライパン底面の厚みを維持したまま側面の厚みを薄くすることができるので、軽量でありながら蓄熱性にも優れた鉄フライパンを作ることができるのです。

シーズニング不要「ハードテンパー加工」

職人がフライパンをひとつひとつ約700℃の高温で焼き入れをしたあと油に浸し馴染ませる「ハードテンパー加工」を施しています。そうすることでクリアー塗装(サビ止め塗装)が不要となり、いわゆるシーズニングと呼ばれる「空焼き+油ならし」をする必要がありません。手元に届いたらサッと洗うだけですぐに使うことができ、その後も錆びにくく、こびり付きにくい鉄フライパンに仕上がります

風合いを残しつつ木肌を守る自然塗料

MANA-PANの木製ボードは、高性能な亜麻仁油をベースとした無色の自然塗料を丹念に2度塗りして仕上げています。この塗料は食品衛生法に適合しており、木材が行う呼吸を妨げることなく、木の風合い・やわらかな手触りも残しつつ木肌を保護します

※繰り返しの使用とともに塗装は剥がれていきますので、木肌が白っぽく乾燥してきたら、亜麻仁油などの植物性のオイルを布で擦り込み定期的にメンテナンスを行ってください。

タモ集成材という選択

木製ボードで使用しているのは「タモ」という樹種です。タモは美しい木目に加え、硬さと粘り強さを兼ね備えているので、家具の素材として大変人気があり、野球のバットやホッケーのスティックなどのスポーツ用品にも使用されています。今回MANA-PANの木製ボードに採用したのも、自然の中に馴染むナチュラルな木目の美しさと、刃物の衝撃を適度に吸収する硬さと粘り強さのバランスの良さが最適だと考えたからです。

また、無垢材ではなく集成材にしているのは、木材の性質でもある反りや割れなどの変形を極力抑えるためです。MANA-PANの木製ボードは使いやすさを考慮した最適なサイズ(32.5㎝×22.2㎝)に設計しています。しかしこれくらいの大きさの板になると無垢材ではとても反りやすくなってしまうのです。反りが発生してしまうと、ガタついて非常に使いにくく、フライパンとの絶妙なフィット感も難しくなってしまいます。それに比べて集成材は小さな木材をつなぎ合わせて作られており、反りにくく狂いが少ないためにMANA-PANの緻密な設計を実現できるのです

※集成材は無垢材に比べて変形しにくいですが、全く変形しないというわけではありません。使用とともに多少の変形が発生す場合があります。

商品仕様

《木製ボード》

[サイズ]幅325㎜×奥行き222㎜×高さ20㎜

[重量]710g

[素材] 天然木〈タモ集成材〉

※天然木製品につき、節や虫食い等のピンホール、変色、シミ、変形などが認められる場合があります。集成材は小さな木材をつなぎ合わせて製造されており、木目や色味にバラつきが生じます。製品の個性としてご理解ください。また、使用とともに反り、割れ、変色などが発生する場合があります。木製品の経年変化として併せてご理解をお願いいたします。

《鉄フライパン》

[サイズ]直径190㎜×高さ25㎜×全長335㎜

[重量]453g(本体:388g/持ち手:65g)

[素材]

※表面にある焼きムラや斑点は、製造工程で行うハードテンパー加工の際に発生するものです。使用上は問題ありませんので、ハードテンパー加工の特性としてご理解をお願いいたします。

《専用収納袋》

[サイズ]縦400㎜×横260㎜

[重量]89g

[素材] 綿(生成り)/アクリルスピンドル紐