報告者:青柳貴宏・荒井真由美
共同研究者:中 原 聡 章 氏
(市立札幌開成中等教育学校芸術科(音楽)教諭
北海道音楽教育連盟札幌中学校支部研究副部長
国際及び日本コダーイ協会会員)
教科横断的な授業を構想するには、それぞれの教科で求められる細かな指導内容から考えるのではなく、教科を超えた大きな「概念」から構想することが大事だと考えています。今回は「日本の伝統文化」という概念から音楽科と国語科で教科横断的な授業を行いました。国語科では「古典文学を味わう学習」を、音楽科では「古典文学の知識を生かした作曲の学習」を行いました。
教科横断的な学習は学びのスパイラルを形成します。いささか縁遠い古典の世界を中学生が自分自身の言葉と音で捉え直し、美しい映像表現に展開しました。その実践について報告します。
報告者:小 池 則 行
共同研究者:豊 福 晋 平 氏
(国際大学GLOCOM准教授・主幹研究員 )
和光高校1年必修「情報」では、現実社会で今まさに起きている事がらについて取り上げ、自分事として考えていくことができるような教材を選定し、さまざまな学習手法を通して学びを深めていくことを大切にしています。
今年度、デジタルシチズンシップ教育の内容として「生成AIの活用について」を取り上げました。生徒自身がChatGPTを利用し、その回答を評価することをはじめ、さまざまなワークショップやディスカッションを取り入れた授業プランを構成しました。本分科会では、その授業プランだけでなく生徒のフィードバックや作品も具体的に紹介し、未来を生きる生徒たちのためにどのような学びが必要なのか、参加者とともに議論していきます。
報告者:内 藤 美 紀
共同研究者:藤 田 隆 介 氏
(大阪高生研事務局 大阪緑涼高等学校非常勤講師)
コロナ禍の学校では個々の学習法が探られ、集団で学ぶ意味を問いながらも振り返る場が少ないと感じています。一方、当事者の高校生たちは、不安を抱えながらも新しい環境での学びに期待を持って入学してきています。その期待をつなぎ、励まし、どう一緒に学校生活を作るかが問われていると受け止めています。改めて学校という場を生かして学ぶことを、柔軟に真剣に考え、取り組みました。クラスの構成員によって作り方やクラスは異なっていきます。
本分科会では、高校生活スタートである、1年生前半の取り組みを中心に、2つのクラスを取り上げ、学びの場で何が大切なのかを一緒に考えられたらと思っています。