・療術師の輪の交流を深める
・技術の活性
・技術を未来に繋げる
・医業類似行為を業とする
ご自身やまわりの人たちの生活を見つめなおしたとき、ご自身の健康管理、体調管理のあり方、病気との接し方などについて、きっと新たな気づきと発見があると思います。
人はなぜ病気になるのでしょうか。
人は病気にかからないようにする素晴らしい力を持っています。病気になりかけた時はそれに対応する力を持っており、また病気になってしまったときには自分で治そうとする力も持っています。こうした一人一人が持っている抵抗力、自然治癒力、免疫力が私たちの持っているパワーの秘密、元気の秘訣です。人が本来持っている力を引きだし、大切にする、人にやさしい、それが手技療法なのです。
古代中国では、天人合一思想を基本として人体を小宇宙として考え、大宇宙である外界の環境変化に従ってヒトの体内活動も変化していると考えていました。いわゆる東洋医学的バイオリズムであります。
いうまでもなく地球上のすべての生物は、このバイオリズムに従って生きています。例えば、ヒトも動物も植物も朝が来れば活動を始める、ということです。
現代では、医療を補完するものとして伝統医学や各種代替療法を活用しようというのが世界的風潮とも言え、世界保健機関(WHO)やアメリカ合衆国政府は特に積極的に取り組んでいます。
人の成長、発育、老化、美容、健康の神髄、ストレスとの接し方、転倒予防の秘訣…といったテーマについて、多くの皆さんが知りたがっています。
その答えに、より近づくために様々な手技療法の正しい技術と知識をもって、施術者とお客様が共に考え、自然治癒力、免疫力を高めていくお手伝いができるよう努力していきたいと思っています。
薬品や器具などを一切使わず、人間が本来持っている自然治癒力を高めていく、副作用のない優れた治療であるということ。たとえば、肩こりや頭痛、腰の痛みなど、特に血行不良が原因となる痛みにジャストマッチすつ療法です。
手技療術は、古代中国人が病気の予防や治療のために全身の各器官の働きを改善・調和し、健康の増進や免疫機能の強化を図ったことが始まりと言われています。日本で「整体」の名が使われだしたのは大正時代からで、以来、身体を整える療術のことを整体と表現し始めたようです。
昭和47年8月1日社団法人石川県療術師会として発足しました。厚生労働省より平成13年9月20日付けで代替医療に係わる団体として認可されており、同年11月1日に協同組合として設立登記されております。
「肩こり」「腰の痛み」「頭痛」といっても様々な症状があり、人それぞれによっても治療方法は異なります。ここでは手技療法の種類と理論、そしてどんな症状に効果があるかについて説明します。
手または徒手全体の備え秘める各種の能力により、皮膚に直接、または間接的に触れ、遠心性または求心性の物理的刺激を行い、基礎医学の知識の基に、その力点を身体の構造的かつ機構的問題を考え、各器官の機能異常の調整に無害有効に応用運用し、身体の異常に悩む人々の疾病の機能回復または保健の目的をもって、光線、温熱、器具その他のものを使用したり、もしくは応用または四肢を運用し身体の運動器官すなわち推骨・関節・筋・腱およびそれらに関わる機能の異常を研究し、それを予防・矯正することなどに広く用いられている。
電気療法には、超短波療法、低周波療法、高周波療法がある。超短波療法は細胞の活性化に効果があり、低周波療法は末端神経などに適した療法である。医療用電気療法と家庭用電気療法との違いは、医療用は直接筋肉に作用させる治療を行うのに対し、家庭用は電気マッサージ的に血液循環を良くし、疲労をとる電気療法が多い。
人体が備え持つ自然治癒力を必要に応じて高めたりすることにより、体内エネルギーの不足による乱れ(病気)を治療するものである。太陽光線は赤外線・可視光線・紫外線が大部分で、中には可視光線が最もよく体内に吸収される。光線を照射し治療する際は適正な温度(気持ち良い暖かさ)の時が一番良い治療効果が得られる。
温熱とは局所に適正な温熱刺激を与えて毛細血管を拡げ、吸収を促して生理的効果によって歪みや疼痛を軽減し、刺激とは生体に与えられて、その働きになんらの影響を及ぼす作用を言う。生体には刺激を受け入れその効果を発現させる機構が備わっている。刺激が効果的であるためには、ある限度以上に強力でなければならないが強ければ強いほど良いというものでもない。一般に生体は外部から与えられた外的刺激に応ずるが、体内に起こった変化、例えば神経からの衝撃、ホルモンなどによる血液成分が調整され新陳代謝が高まります。