実験室紹介

材料実験室 1minute動画

実験実習授業の紹介

金属材料の引張試験


4種類の金属材料について引張試験を行い、応力-ひずみの関係から引張り強さをはじめとする各強度、弾性係数、伸び、絞り率(くびれた割合)を求めます。各材料によって、破断に至るまでの過程や機械的性質に違いがあります。このような違いについて、なぜそうなるのかを材料学的な観点から考えます。

メカニカルエンジニアリングラボF(総合機械工学科)、機械科学・航空宇宙実験1(機械科学・航空宇宙学科3年) 

金属材料の衝撃試験


金属材料には使用温度の違いによって、脆性(もろさ)が異なる場合があります。そこで-196℃~100℃に調整されたいくつかの金属材料を振り上げたハンマーで破壊し(シャルピー衝撃試験)、材料温度による脆性の違いを調べます。そして、破壊のメカニズムを考察するために、走査型電子顕微鏡(SEM/EPMA)を使って破断面を観察します。

メカニカルエンジニアリングラボA(総合機械工学科3年)、機械科学・航空宇宙実験2(機械科学・航空宇宙学科3年) 

フレッシュコンクリートの性質試験


水やセメント、砂(細骨材)、砂利(粗骨材)を混ぜて、ドロドロのフレッシュコンクリートを作り、型枠に流し込めます。水やセメント、砂、砂利の混合割合の求め方(調合設計)や練り混ぜ方法、性質の測定方法を習得します。なお、作成したコンクリートは後日、破壊試験を実施し設計強度を満足するかを調べます。

建築工学実験A(建築学科2年) 

鉄筋コンクリート梁の曲げ試験


RCはり(鉄筋コンクリート製の梁)に荷重を加えて、ひび割れの発生や進展、変形、破壊時のモードなどを確認し、理論と実験の比較をおこないます。

コンクリート実験(社会環境工学科年) 

実験実習の時間割

材料実験室における実験科目の履修者数(学科別)

履修者数