▶︎ 耐量子計算機暗号(ポスト量子暗号、Post-Quantum Cryptography)は、量子コンピュータが実用化された場合でも安全性を維持できる暗号方式です。従来の暗号方式(例えば、RSAや楕円曲線暗号(ECC))は、量子コンピュータによって脆弱になると考えられています。特に、Shorのアルゴリズムによって、RSAやECCといった公開鍵暗号は効率的に解読できることが数学的に証明されています。そのため、量子コンピュータの進展に備えて、耐量子計算機暗号の導入が急務とされ、多くの組織や政府機関がその実用化に向けて研究を進めています。本研究室では、耐量子計算機暗号において、暗号方式・署名方式の構築を始め、安全性証明、パラメータ評価、高速実装、応用まで一連の研究開発に取り組んでいます。
▶︎ 高機能暗号とデジタル署名方式の構築、改良
▶︎ 耐量子計算機暗号(主に格子暗号)の安全性解析
⚪︎ 格子解読アルゴリズムの開発・改良
⚪︎ 理論的計算量評価
⚪︎ C/C++を用いた実装、CPU/GPU上の実験
▶︎ 暗号技術を実例による応用の考察
⏱️ 研究テーマに十分な時間を確保する
🧑💻 Linux系OSとプログラミング(C/C++/Python)言語を使い熟す
🤖 アルゴリズムをちゃんと読める、理解できる
🚦 難問に対して、アルゴリズム的なロジックで考え、解決策を導き出す
📜 英語の論文が読める
🗣️ 国内学会での論文発表が望ましい (大学院に進学の場合は国際会議での論文発表を望む)
▶︎ 離散数学の基礎 (論理,集合や写像など)
▶︎ アルゴリズムとプログラミングの基礎(アルゴリズムとデータ構造およびプログラミング演習など)
▶︎ 暗号・情報セキュリティの基礎(セキュリティ情報学実験など)
▶︎ 10月30日(水) 18:00-19:30 卒研配属におけるP1研究室紹介
▶︎ 11月 1日(金) 13:00-16:00 王研 第1次 配属希望面談
▶︎ 11月 8日(金) 13:00-18:00 王研 第1次 配属希望面談
▶︎ 12月 6日(金) 13:30-16:30 王研 第2次 配属希望面談
◾️ 第1次面談を希望する方はGoogle Forum*にてご予約ください。面談の場所は東2号館513室です。
*Google ForumはUECクラウドアカウント(@gl.cc.uec.ac.jp)のみアクセス可能に設定しています。ご注意ください。
◾️ 提示の面談日時に都合がつかない場合、希望の面談日時の候補をメール(y-wang at uec.ac.jp (at→@)でご連絡ください。個別に対応いたします。
◾️ 第1次研究室配属面談以降(11月8日以降、第2次研究室配属希望面談を含め)に
面談を希望する方はメールで予約をお願いします。