第2回おとなるゼミ開催!

皆さん、こんにちは! ゆめしま未来塾の大西です。

7月に入ったということで、2022年も折り返しですね。早い....。

さて、今回のブログでは、昨夜開催された第2回おとなるゼミについてレポートします。

「トークフォークダンス」

今年度のおとなるゼミは、講師陣で考えた「ゆめしま未来塾で生徒に身につけてほしい5つの力」の獲得を目指した内容のワークショップを行っています。5月に行われた第1回では「自分を見つける力」編と題して、自分の好きなものをたくさん書き出して整理する「偏愛マップ」の作成を行いました。

第2回にあたる今回はズバリ「違いを受け入れる力編」。そこで以下の3点(①自分のこと・好きなもの・価値観を、相手に伝えることができる②上島町の多様な人々のこと・好きなもの・価値観を知ることができる③自分と町の人々との「違い」を前向きに受け入れることができる)を身につけることを目標に、「トークフォークダンス」なる企画を実施しました。

「トークフォークダンス」という言葉をご存知の方は少ないと思います。かくいう私も、今回はじめて知った言葉でした。フォークダンスのように、どんどん相手を変えながら、限られた時間の中で対話をするという企画だとのこと。今回は上島町の地域の皆様を特別ゲストとしてお招きし、塾生の対話の相手役を務めていただきました。

トークテーマ

とはいえ、初対面の相手といきなり話すのは大変....

ということで、次のようなトークテーマを用意しました。


  • 共通の問いかけ

    • 自己紹介をしてください

    • あなたが行きたい場所はどこですか

    • あなたが食べたいものはなんですか

    • あなたの好きな人は誰ですか

    • あなたを動物に例えると何になりますか

    • 1週間休みがあったら何をしますか

    • 上島町の好きなところはなんですか

    • 上島町の嫌いなところはなんですか

    • 大人ってどういう人だと思いますか


  • 高校生と地域の方(大人)へ別々の問いかけ


高校生)大人になったら何をしたいですか

大人)高校生に戻ったら何をしたいですか


高校生)将来、上島町で暮らしたい、または戻ってきたいと思いますか?

大人)なぜ、今上島町で暮らしているのですか?


上記のようなトークテーマが発表されると、各参加者には15秒間のシンキングタイムが与えられ、その後、高校生1分、大人1分ずつ、お互いに話をするという流れです。

「人見知りだけど、楽しく話すことができました!」

トークフォークダンスを終えた塾生からは、次のような感想が上がりました。

私はあまり人と話すことが得意では無いのですが、楽しく沢山喋ることができ、よかったです

・普段このように地域の人と話す機会がないので色んな人と話せて楽しかったです。相手のことをよく知れたので良かったです。

・いろんな人がいてどの人も優しいなと思いました。また上島町に移住してきた人が上島町の人は暖かい人が多いということを仰っていて自分達は恵まれているんだと感じることが出来ました。


また、参加していただいた地域住民の方々からも、次のようなご感想をいただくことができました。

・高校生と関わる機会があまりなかったので、話せてよかったです!

・たくさんの高校生とお話できて、楽しかったです。意外な答えが返ってきたり、しっかりした意見を持っていて感心しました。また機会があれば参加したいです。

・しっかりとお話しできる学生ばかりで将来がとても楽しみです


同じ町で暮らしているとはいえ、実際に面と向かって話すのは誰だって緊張するものです。それにもかかわらず、半ば前のめりになりながら、短い時間の中でなんとか自分のことを相手に伝え、相手のことを知ろうとする塾生の姿は誇らしいものでした。

また一方で、塾生の話をうなずいたり、耳をそば立てながら真剣に受け止めてくれる地域住民の方々の優しさも、ひしひしと伝わってきました。

温かく見守ってくれる人々の多い上島町で育つ高校生は、幸せ者だと思います。

今回のイベントが、次に町ですれ違った時に挨拶を交わすきっかけになれば、それはとても素敵なことだと思います。

改めまして、参加していただいた皆様、本当にありがとうございました!

全員で記念撮影!