弓削高校魅力化プロジェクト
ゆめしま未来塾
2022年度 合格者の声
ゆめしま未来塾ってどんな組織?
ゆめしま未来塾は、平成29年度に開校した愛媛県立弓削高等学校の生徒を対象とした公営塾です。上島町と弓削高校の協力のもと公営塾を運営しています。
公営塾のある上島町には、他に塾がなく高校以外の場所で学習する場所があまりありません。
そんな弓削高校の生徒に、より良い学習環境を提供するために地域を挙げて支援し、ゆめしま未来塾は設立されました。
進学を希望する人には勉強のサポートを、教科以外の学びも得たい人には様々な体験や交流を提供しています。家庭でもなく学校でもないサードプレイスとして日々の相談ごとをしやすい場所として来てくれる人もいます。ゆめしま未来塾では、一人ひとりが自立し将来を切り拓く力を身に付けるためのお手伝いをしています。
〈名前の由来〉
上島町は多くの島々から構成される町で、その中でも大きな4つの島(弓削島、佐島、生名島、岩城島)をつなぐ『ゆめしま海道』と呼ばれる一本道があります。
島々をつなぐように人や世界、そして未来をつなげられるようにと想いを込めて生徒たちが名付けてくれました。
どんな役割があるの?
瀬戸内海に浮かぶ25の離島で形成された上島町でも、少子高齢化・過疎化は年々進んでいます。
それに伴う子育て世代や若者の流出を減らすべく、上島町は弓削高校の魅力化に力を入れています。
ゆめしま未来塾は、そんな「弓削高校魅力化プロジェクト」の施策のうちのひとつの柱であり教育の充実により弓削高校の魅力を増やし、ひいては地域を盛り上げていくことが役割です。
ゆめしま未来塾では 学習サポート が充実!
基本スタイルは「個別指導」+「自立支援型学習」
ゆめしま未来塾では、一人ひとりが自分自身で問題を解決する力を大切に考えています。そのため、安易に目の前の問題の答えだけを伝えるような指導はおこなっておらず、自習学習を基本とします。
その一方で、どう考えると正解まで辿り着けるのかという課題の解決方法を伝えることや、過去の苦手の特定とその解決には時間を惜しみません。
定期的なフィードバックと個々に合った目標設計
定期テストの後、全塾生との個別面談をおこなっています。テストの現状と目標については勿論、本人が持っている夢や悩みなども深堀りしていきます。高校生活では何を大事にして過ごしたいのか、そのための次の目標はどこに立てるか、いま苦手な勉強をどう克服していくか、習慣を作るにはどんな仕組みづくりが必要か、など様々な話をしながら一緒に計画を立てます。
特別講義・ゼミ活動などのキャリア教育
教科指導のほかに、キャリア教育にも力を入れています。ゆめしま未来塾では生徒の「自分を見つける力」「成長する力」「受け入れる力」「面白がる力」「やってみる力」の5つの力を伸ばしたいとえています。また各々がそれを存分に発揮できる場所を作りたいと思い、ゲームを通じた価値観を探るゼミ活動、ボードゲームマニアとの交流会、新聞記者の講義、島に住む海外出身者との交流会など様々なイベントを企画運営しています。
生徒の「やってみたい!」を通じて好奇心と責任感を育む対話
学校生活では見えにくいような一人ひとりの感じ方、考え方や個性も大切にします。塾講師陣はそれぞれ様々な異なる経歴を持っており、いまの社会において個性や考え方の違いを尊重することがどれだけ大切なのか知っています。人とは違う自分の感じ方・考え方を生徒自身にも大切にしてもらいたいと願っています。
めざす生徒像
ゆめしま未来塾では、この5つの力を身につけられるような塾運営を目指しています。
自分を見つける力
成長する力
受け入れる力
面白がる力
やってみる力
もしものときも安心の塾総合保険付き!
ゆめしま未来塾では、開講中に生徒にもしものことが起こった場合に備えて、三井住友海上の塾総合保険に加入しています。保険料はゆめしま未来塾が負担しているので、保護者の皆さまにご負担いただくことはありません。
塾総合保険には、賠償責任補償と傷害補償の2つの補償項目があります。
賠償責任補償
講師の賠償責任
講師に損害賠償責任がある事故やケガが起きた場合に保険金が支払われます。
具体例
塾で火災が発生し、講師の誘導ミスで塾生がケガをした。
塾の床が雨漏りで濡れており、塾生が滑ってケガをした。
塾の看板が落ちて通行人がケガをした。
塾生の賠償責任
公営塾の管理下(※)において、塾生が他の塾生または第三者にケガを負わせたり、物を壊したりした場合に保険金が支払われます。
具体例
公営塾に来ている塾生が教室の廊下を走っていて、他の塾生にぶつかってケガをさせた。
開講中の休憩時間に塾生が誤って机を倒してしまい、他の塾生の持ち物を壊した。
※公営塾の管理下とは、休憩時間を含む開講時間内で塾生が出席している間、開講前または閉講後で塾生が公営塾塾舎内(弓削高校教室または第二教室)にいる間、公営塾が主催または共催する講習、試験、イベント等の行事に参加している間を指します。自宅または弓削高校と公営塾塾舎間の往復途上は該当しません。
傷害補償
塾生のケガ
日本国内において、(1)公営塾の管理下にある間に発生した塾生自身の偶然かつ過失による外傷、(2)自宅または弓削高校と公営塾塾舎間の往復途上にある間に発生した塾生自身の偶然かつ過失による外傷のいずれかが起きた場合に保険金が支払われます。
具体例
塾生が公営塾から自宅へ帰る途中に自転車で転んでケガをした。
塾生が学校から公営塾塾舎へ移動する途中で勢いあまって転んでしまいケガをした。
※細菌性食中毒、ウイルス性食中毒は補償外となります。
保護者の皆さまへ
お子様から公営塾と自宅の行き帰りや公営塾に行っているあいだにケガをした等の申告がありましたら、通院や入院が必要になった場合に、塾保険で費用負担できる可能性がありますので速やかにゆめしま未来塾までご連絡ください。