2016 Irún➡Bilbao
ビタソア川対岸はフランスのエンダイア
2016/12/21
来年の夏が待ちきれず「北の道」に挑戦です。フランス国境イルンから今夜の宿オンダリビアの外壁に砲弾跡が残る古城のパラドールへ。巡礼者のいない冬、巡礼路はこっちだと教えてくれたり案内してくれたり親切な方々に感です。
美しすぎるコンチャ海岸に目が奪われます
2016/12/22
漁港を歩いたり、渡し船に乗ったり前回のフランス人の道とは異なります。情報が少ない為、不安な道のりですが、景色の美しさは間違いなしです。美食の町・王侯貴族の避暑地で有名なサン・セバスティアンの建物と自然の美しさに圧倒されっぱなしでした。
その名もペンション直火焼専門店
2016/12/23
クリスマスイブ前日のせいか大勢の子供が遊びまわっている街中を行くとレストランが経営している本日のPensiónに到着。人気店のようで奮発して豪華な夕食となりました。
この先で「苔つる階段」に出くわす
2016/12/24
苔でつるつるの石段を命がけで降りるとイブで大賑わいのデバ到着。本日の駅隣接のアルベルゲは貸し切り。鍵をかけて正面のバルに行くとタパスのお裾分け、夜はデザートもご馳走になり感謝のクリスマスイブです。
ささやかなクリスマス装飾
2016/12/25
クリスマス当日は打って変わって街は静まり返っています。宿のオーナーはレストラン兼業、一家のクリスマス会の後で我々の食事の用意してくれました。勿論、今夜も貸し切りでした。
ピカソのゲルニカ
2016/12/26
過去に爆撃があったとは思えない程とても美しく落ち着いた街ゲルニカ。レプリカですが立ちすくんでしまいます。本物はマドリードにありますがゲルニカの空の下で見るからこそ意味があると思いました。巡礼で立ち寄る事になるとは思いもせず人生は分からないものです。
カテドラル前のバルで乾杯
2016/12/27
昨夜ゲルニカのアルベルゲで今回最初で最後の巡礼者のスペイン人カップルに出会いました。ゴールのビルバオに無事到着。冬の巡礼は夏に比べ歩きやすく快適でしたが、ほぼ教会に入ることが出来ず外から眺めるだけでした。静かに自然を感じて焦ることなく歩けたと思います。
2017 Bilbao➡Santander
校舎の様なアルベルゲ
2017/8/8
初日から雲行きも道も怪しく、尋ねながらアルベルゲ到着すると既に巡礼者が入り口前にぎゅうぎゅうで開錠待ち。待っている間、「日本人がなぜ巡礼を?」「ナガサキ・ヒロシマ知っている。」等々スペイン語の嵐が吹き抜けました。
美しい街に溶け込むビスカヤ橋
2017/8/9
昨日から降ったり止んだりの天気で雨合羽を脱いだり着たり。世界遺産のビスカヤ橋が見えてくると天気も回復。早速、世界初の運搬橋のゴンドラと橋桁上へ。しばし観光を楽しみました。
ショッキングな一夜を過ごす
2017/8/10
巡礼宿の扉に張り紙があり、狭くてベッド数も少ないのでより遠くから歩いてきた巡礼者優先。余力があるなら次の宿へ。結局、夜は床に毛布を敷いて寝ることになりましたが、キッチンの側が良くなかった相方はゴキブリらしきものから顔を這われ、私は正体不明の虫に刺され散々でした。
まるで風景画のような世界
2017/8/11
巡礼宿の扉に張り紙があり、狭くてベッド数も少ないのでより遠くから歩いてきた巡礼者優先。余力があるなら次の宿へ。結局、夜は床に毛布を敷いて寝ることになりましたが、キッチンの側が良くなかった相方はゴキブリらしきものから顔を這われ、私は正体不明の虫に刺され散々でした。
カーテン越しの川面が心地よい
2017/8/12
迷い迷ってアルベルゲ到着。顔見知りになった巡礼者と再会、「ここはやめた方が良い、自分は先に進む。」と、無人の宿を見てみると使いっぱなしのベッドやシャワー室。二日前よりマシと思い留まる事に決定。後から巡礼者が来るたびに状態を説明。ふと将来このアルベルゲのオスピタレラになりたいと思いました。
修道院を見学
2017/8/13
修道院の宿に行くと個室に案内されました。部屋の小さな窓からは美しい街並みが見え、まるで壁に掛けた絵のよう。街の広場ではお祭りなのか老若男女セビジャーナス(日本の盆踊り的な)を踊ってました。私はフラメンコ教室で習ったのですが本物を見るのは初めてで感激しました。
楽しい瀬渡し船
2017/8/14
海岸のバルで心地よい風に吹かれながら我々ノンビリ。バカンスシーズン真っただ中、折りたたみいすを抱えて海岸に向かう人々、海水浴ではなくひたすら浜辺をウォーキングする人々の多いことに驚き。
「道は生命の大学です」とは
2017/8/15
白いひげのオスピタレロはこれまで大旅行をしてきたようで、アルベルゲの食堂には沢山の写真と思い出の品。食事前、巡礼者を集め巡礼の事や明日からの事などオスピタレロが話してくれたりと至れり尽くせり。多くの巡礼者と会話も交わし心に残るアルベルゲとなりました。
永遠に眺めていたい景色
2017/8/16
永遠と続く海岸線。碧く輝く海と太陽に包まれて何処までも歩きます。日本では出会えない景色。まさに海は広いな大きな、です。今回の終着地サンタンデールへは船で渡ります。記念に美味しいワインで乾杯し、歩いてきた道を再びバスであと戻りまた逢う日まで。
2018 Santander➡Llanes
宿の窓から輝く海と静かな路地裏
2018/8/2
日本出国時に相方のスマートフォンのトラブルがあり前途多難気味のスタートでしたが、何とかサンタンデール到着。前回と同じバルで旅の始まりを乾杯し、美しい眺めの宿で明日に備えます。
いい夢見られそうです
2018/8/3
気が付いたら本日の線路の側の可愛い宿に到着。まだオープン前なので近くのバルで日差しを避けビールで一息。 案内された個室も蝶々モチーフでメルヘンチック。
土管は続くよどこまでも~♪
2018/8/4
気温は上昇、うんざりしながら延々と続くえんじ色の土管に沿って歩き、まるで原発のような姿の巨大薬品工場を過ぎると本日の宿は広々とした部屋と美味しい食堂付きで疲れも吹き飛びました。
吸い込まれそうな景色
2018/8/5
今回の楽しみにしていた中世のまま残る 美しい街に到着。ここに来たら日本のテーマパークには、もう行けません。本日は二つあるパラドールの一つに泊まります。窓を開けると森と鳥のさえずり。物語の中に入ったようで、うっとり静かなひと時を過ごします。
El Caplichoのシンボル向日葵
2018/8/6
とにかく暑さは続きます。でも今日はアントニオ・ガウディの建築「エル・カプリチョ」が見られるので必死に歩きます。疲れも吹き飛ぶ摩訶不思議で美しい建物。巡礼路でも度々彼の建築と出会え毎回楽しみです。
北の道はビーチだらけ
2018/8/7
暗闇の中を出発。有名リゾート地だからか夜通し遊んでた若者達の横を通り過ぎ、海岸線を行きます。曇っていて快適。久々のアルベルゲに早々に到着。巡礼者が次々到着するなか、心地よい風に吹かれ気持ちの良いシエスタ。
巡礼路に面した宿
2018/8/8
早々に到着したバルのある宿はひっきりなしに巡礼者の朝食や軽く一杯のお客さんで賑やか。入室時間までバルでのんびりしているとかなり酔っぱらった巡礼者?から話しかけれましたが内容はチンプンカンプンで店主の女性もあきれ顔。あんな状態で本当に歩けるのか…どうぞご無事で。
目は景色に奪われつつ足は大急ぎ
2018/8/9
今回の巡礼最終日は到着後すぐ帰りの列車に乗らないといけないというのに 、やり手の女主人から朝食を食べるまで宿から出してもらえず慌てて出発。せっかくの美しい海岸線も十分堪能できず急ぎ足で何とか無事乗車。また冬までお預けです。
2018 Llanes➡Gijón
Xマスマーケット広場が見える部屋
2018/12/24
初日はクリスマスイブ、レストランやバルは早々に閉店。慌ててワインと生ハムやパン等買い込みペンションで静かにクリスマスイブとカミーノ再開の乾杯しました。
可愛いらしいお宿に子猫と犬のお出迎え
2018/12/25
年中無休に安心しアルベルゲ到着。オスピタレラのロサに電話するとクリスマスに来るとは思わなかったらしく、慌てて来てくれました。「せっかくのクリスマスだけど何ももてなせなくて…。」と言いつつ今夜と翌朝の食材を持ってきてくれました。感謝してもしきれないくらいでした。
美しい海岸で日向ぼっこ
2018/12/26
本日の宿はシーズンオフのリゾートホテル。チェックインまで時間があるので海岸のベンチでのんびり心地よい海風と暖かい日差しの中ボーっとできる喜びに浸りました。
自然の色が溢れる
2018/12/27
海沿いを歩いたり森に入ったり、そのたびスペインの自然の色に感動。日本では見なかった色をこの国で発見します。宿のオーナーお勧めのバルでシードル(リンゴ酒)で乾杯しました。
久々に巡礼らしい気分に
2018/12/28
アンティークな宿に着く前に気になるワイルドなバルで一杯。来日経験のあるオーナーは日本のゲーム好きでした。観光案内へお勧めのレストランを尋ねに行くとこれまた来日経験のあるミュージシャンと出会いました。
ヒホンに向けて直進
2018/12/29
本日はついに「北の道」と「プリミティボの道」の分岐を通過。我々は真っ直ぐ「北の道」ヒホンへ。森を抜け、山を登ったり下ったり約30キロの行程でした。
朝焼けのヒホン
2018/12/30
早朝、真っ暗な道を迷いながら今回の最終目的地到着。朝焼けの空と海岸が美しく。冬の空気が冷たいけど爽快でした。
2019 Gijón➡Ribadeo
ヒホンのパラドール
2019/12/22
「北の道」を歩き始めてから殆ど羽田→パリ→ビルバオで一泊し翌日前回の終着地迄バス移動です。このパターンも残すとこ1回になりそうです。雨にあいつつヒホンで芸術家チリーダの作品等観光して鳥だらけの公園に隣接したパラドールで明日に備えます。
クリスマスシーズン賑わう広場
2019/12/23
皆クリスマスを楽しんでました。広場の酒屋で地元ワインを購入し、17世紀の宮殿を改装したホテルの部屋で歴史的建造物を眺めながらゆっくりすごしました。
宿からの夕暮れ
2019/12/24
本日の宿迄27㎞以上、スペインでも冬は夕暮れが早いと思う。宿にはオーナーの女性が待っていてくれて一安心。予約をしていても到着してチェックイン完了までは気が抜けません。
窓から手入れされた庭と海が眺められる
2019/12/25
昨日より更に長く29㎞以上。雨期は悪路になるエタパ、冬場は心配ないと思いきや泥水の沢登りのような状態が永遠と。宿に何時に着くのやら、夕食に間に合うか等考えながら疲労困憊で何とか到着。立派な暖炉と木造建築の素敵な宿。夕食には珍しい魚を頂きました。名前をメモしたのですが見当たりません。
オレオの戸の隙間風防止も新鮮。
2019/12/26
本日は約12㎞で宿に到着、昨日と比較にならないほど負担が少ないと思いきや周辺には飲食店はなくスーパーマーケット迄かなり遠く、しかも歩道のほぼない道路を歩いて行くしかありませんでしたが、宿のオレオと言う高床式穀物倉庫を改装した部屋で新鮮な気分を味わうことが出来ました。
庭園と噴水のある美しいホテル
2019/12/27
美しい落ち着いた街ナビア。ホテルの受付の男性が以前日本人男性巡礼者も宿泊したと教えてくれました。彼から届いた写真と葉書も見せて頂きました。日本人を知るスペイン人が結構いると思います。
海も山も楽しみました
2019/12/28
アストゥリアス州も明日でお別れです。美しい海岸沿いをずっと歩き続けてきました。今回の巡礼最後にとても相応しい宿に出会い大満足。オーナーは女性、木造建築、暖炉、客室もこだわりを感じ素敵でした。料理も素晴らしく特に山羊のブルーチーズはとても気に入りました。いつかまた宿泊したいと思いました。
アストゥリアスとガリシアを結ぶ橋
2019/12/29
長くて高い橋は恐怖で美しい入り江を眺めることなど出来ず、無事渡り終えるとガリシア州、今回の巡礼の終着地。空と海を眺め帰りのバスが来るのを待ちました。次回は聖地到着です。
2023 Ribadeo➡Santiago de Compostela
海沿いのリバデオのパラドール
2023/2/2
世界的な感染流行の為2020年の計画が3年後にやっと実行。不安や心配は全く無く、スペインに行けるだけでこの上ない喜びでした。東京羽田→パリは変わりないのですがロシアのウクライナ侵攻の関係でシベリア上空ではなくグリーンランド上空を飛んでいた事は機内で気付きました。それ以外は3年前と変わらず、相方と食前酒で乾杯。前回の到着地に行く為パリ→マドリッド→アストゥリアス空港からタクシーでリバデオ迄、終日順調。海沿いの美しい国営ホテルパラドールはシーズンオフのせいかほぼ貸切、ゆっくり静かな時間を過ごし明日からの巡礼に備えました。
初体験マキネッタと暖炉は寝ずの番
2023/2/3
巡礼1日目から27㎞の行程。パラドールで十分体力温存していても20㎞を超えたところで急に疲労が出るのは毎度の事。朝のんびりしすぎたせいか宿着予定と夕方が刻々と。素敵な貸し切り別荘タイプの宿は家族経営で温かい暖炉とオーナーが迎えてくれました。宿泊前から後までも我々の事を気遣いメール送ってくれました。
美しい景色がせめてもの救い
2023/2/4
久々の巡礼に加え連日25㎞越、本日の行程は長い上りと短い下りの連続。相方の様子が怪しい、宿に着くなり寝転んでしまうほど。事前に宿からメールがありオーナーらは留守で全くの無人、鍵は正面のバルで受け取り、再び貸し切り宿。食事に出る事もままならない相方は早々に横になる。明日は回復しますようにと祈るばかり。
部屋の目の前に聳え立つ中世の塔。
2023/2/5
夜が明け階下に人の気配、下りてみると併設バルが営業していて一安心。オーナーには会えずじまいでも、しっかり朝食をとり相方も復活し巡礼再開。本日の宿は歴史的建造物、中世の塔を備えるパラドール。塔内見物や最高の食事と室内でたっぷり休息することが出来ました。
ミモザでしょうか?言葉を失う巨大さ。
2023/2/6
ゆっくり朝を過ごしやっと美しい景色を眺める余裕も。太陽に照らされた林や小川で足を止めたり、黄色い花がてんこ盛りの大木に驚き近くで農作業をしていた高齢の女性達に思わず話しかけてしまいました。
昼夜朝お世話になったバル。
2023/2/7
線路沿いから深い森を進み13㎞の行程はあっという間。本日の宿は久々の4人部屋、しかし貸し切り。家族経営のアルベルゲにバル付きで村人の憩いの場でもあり、小さな店内は終日労働者で賑わい、いつの間にか会話に入ったり、美味しい食事を頂いたり暖かい時を過ごしました。
ため息が出る修道院の装飾の美しさ。
2023/2/8
久々の25㎞超え、シンボルの塔が見えたらもう直ぐ。広場に面した宿では受付の女性が我々を待っているのが見て取れたので一杯する前にチェックイン。親切な彼女に素敵な部屋。隣のお洒落なバルは大当たり。歴史的建造物の修道院は一人で見学、外見からは想像がつかないほど広大でした。
久々のArzua
2023/2/9
ついに北の道とフランス人の道と合流。急に賑やかになるかと思いきや巡礼者を見かけることなく。宿で紹介してもらったレストランへディナーの時間を尋ねに。時間通り行くと二人分のテーブルが準備されていて高齢女性が温かく迎えてくれた。勿論食事も最高に美味しく忘れられない夜でした。
鉄の巡礼者のお出迎。
2023/2/10
サンティアゴ到着日はミサに間に合うよう本日は頑張って29㎞近く歩く。巡礼者にも出会わず、人気も無く寂しい巡礼路を歩いていると色々不安に襲われるが、本日の宿はバル併設。美味しいワインと食事そして沢山の心遣い。安心感に満たされました。
何度も姿を眺めに行きました。
2023/2/11
三年越しの到着は、初めての時よりも感慨深く、大聖堂の前で感動に浸り過ぎ結局ミサに間に合わなくなりました。今夜は勿論パラドールに宿泊し祝杯です。
ヤコブを励ますためマリアが舟で現われた地
2023/2/12
翌日もう二つの終着点にバスで再訪。前回は疲労困憊で入り江の最端にある「船のマリア聖堂」行きを断念したので、やっと願いが叶い、吸い込まれそうな紺碧の海原は心身の疲れを取り払ってくれました。
輝く大西洋。
2023/2/12
ムシアからタクシーでフィステーラへ。運転手さんは友人の日本人画家の話を聞かせてくれました。巡礼路とは異なる神秘的で伝説のある山道を歩き巡礼路0㎞のモホン(道標)と再会。スペイン最西端の岬で満足するまで大西洋を眺めました。これにて「北の道」終了です。