2024 Madrid➡Segovia
2024/3/27
マドリッド在住の日本人ご夫婦と知り合ったのをきっかけに「マドリッドの道」を歩く事に決めました。出発地点のマドリッド中心地近くサンチャゴ教会で新しい巡礼手帳を取得し、明日から出発です。
cuatro torres
2024/3/28
マドリッドの観光地から街はずれ、これ迄の巡礼路とは異なる大都会の道。シンボルビジネスタワーの下を通過、明日以降もこのタワー群に見守られながら歩きます。
宿の前に見事な藤棚
2024/3/29
昨日から引き続き雨模様ですが、宿近くに洒落たスペイン料理店とショッピングモールがあるおかげで気分が楽になります。
11の川渡り
2024/3/30
今日も雨、増水した川の置石の橋を渡ったり迂回したり橋なき川を渡ったり、なかなかの冒険。本日の宿は可愛らしい佇まいで、食事も取れて大満足。
Castillo de los Mendoza
2024/3/31
今回の楽しみの一つ、15世紀に建てられた城塞。特に城好きという訳でもないけれど、現実にこのような城が存在する事に感動、古人に感服。巡礼をしていなければ決してお目にかかることが無かったでしょう。
宿にスマートフォンケースを忘れました。
2024/4/1
イベリア半島の巡礼路中で最も標高の高い山越えの明日に備え、麓近辺の宿へ。積雪で通行止めなら迂回をしないといけません。何はともあれゆっくり休んで宿併設レストランでたっぷり食べて準備万端で臨みます。
Puerto de la Fuenfrí 1796 m
2024/4/2
山の入り口ビジターセンターで積雪量を尋ねると"Bien"との事なので、安心して1796mの峠に挑みます。しかし、いつの間にか登山道すら見分けられない程の積雪で更に雪もちらつき、ついにひざ下迄にもなりラッセルしながら前進。雪に対する感覚が日本人と違うのでしょう、途中で会う人々の様子を見て”Bien”が理解できました。私自身は相方を心配しつつも楽しい登山となりました。
町一個分ほどある庭園
2024/4/3
山越後の宿泊地には飲食店が開いておらず、宿で出された紅茶と手持ちの食糧で過ごさざる得ませんでしたが、今夜は18世紀の宮殿パラドールに宿泊の為問題なしです。敷地内の広大な公園散策や豪華な夕食を堪能しました。
Alcázar de Segovia
2024/4/4
今回の巡礼の終点に無事到着。数日前の雪景色とは一変し日差しは強くスペインらしい気候。巡礼の事も忘れ水道橋・大聖堂・アルカサル、世界遺産の街をあちこち観光して回りました。マドリッドの道はまだまだ続きます。
2025 Segovia➡Alcazarén
パラドールからSegovia中心地の眺め
2025/4/18
前日スペインに到着後マドリッドにある日西文化協会に宿泊し、翌朝セゴビア迄バスで向かいました。水道橋と再会しパラドール迄約一時間足慣らしの為歩いて行きました。夕食は名物のコチニージョアサド(豚丸焼き)を頂きました。
4月だけどまだ冬でした。
2025/4/19
セゴビア観光しながら街をあとにし、次第に空模様が怪しくなりました。時々、雨と霰に降られながら歩きました。アルベルゲは貸し切り状態でも、一軒だけのバルは住民でいっぱい、お祭り騒ぎの様な状態で山盛りの手羽先唐揚げを頂きました。
宿名はCasa Rural Rincón de Naíf
2025/4/20
天気は次第に回復し青空。今夜の宿はギャラリー併設でとても個性的。草花であふれ、オリエンタルな調度品は疲労を和らげてくれました。昨日と同様近所のバルは人でいっぱい、おそらくサッカーのテレビ中継と聖週間最終日だからでしょう。
Castill de Coca
2025/4/21
行けども行けども松林、道は平坦でも疲労蓄積。一時、満開の花々が見られる事が救いです。宿泊地は歴史的な町でゴシック・ムデハル建築の見事なお城で有名。相方が休息中に買い物ついでに見学に行きました。昨年のManzanares el Real 以来、古城がお気に入りになりました。
午後9時日暮れ
2025/4/22
連日不安定な気候は相方の体調に影響を与え、本日は目的地より手前で宿泊。地元民御用達の一軒のバルでアルベルゲの鍵を借り、昼夜同じメニューを食べるしかありませんでしたが、皆親切でしばし世間話をして盛り上がりました。
Alcazarénのアルベルゲ
2025/4/23
当初の予定はSimancasが終着地でしたが、相方の体調を考慮し本日で巡礼終了としました。町はお祭りなのか住民が集まっていて、巡礼者である我々を見ると招き入れ巡礼でお馴染みの”Queimada”というお酒を振舞ってくれました。締めくくりの日、素晴らしい思い出となりました。
2026 Alcazarén➡Sahagún
Puente dueroのアルベルゲ
2026/5/15
スペインに到着後マドリッドのバラハス空港から高速バスでバヤドリッドに向かい宿泊、翌朝バスでアルカサレン迄行きました。15.9㎞地点の宿泊予定バルデスティージャスは満室との事、宿のバルで腹ごしらえをし仕方なく9㎞先のプエンテ・ドゥエロのアルベルゲへ、最後の2ベッドを確保。沢山の巡礼者に会うのはマドリッドの道で初めてでした。
Iglecia de El Salvador の中庭
2026/5/16
昨夜のアルベルゲで一緒だったオーストラリア人グループとドイツ人女性とほぼ同時に出発。前日余計に歩いたので2時間で目的地到着。観光案内所の女性が我々に気づき、クレデンシャルにスタンプを押してくれて教会を開錠しガイドまでしてくれました。温かく親切な人々と美しく歴史文化に溢れる町でゆっくり過ごせ良い一日となりました。
握手して入室
2026/5/17
マドリッドの道では「一軒しかないバルでアルベルゲの鍵を受け取りついでに飲食する」が定番で、この町も同様です。スペイン人巡礼者のアントニオと彼の巡礼話や写真を見せてもらったりして閉店まで過ごしました。
目前に長い急坂
2026/5/18
この先宿のある町までは23㎞以上歩くことになるため、巡礼路を外れSan Pelayoに宿泊。道中、ワンバの積み重なった数千の頭蓋骨の納骨堂は見られませんでしたがサンタ・マリア教会で休憩。宿のオーナーとは日本にいる間メールのやり取りをし送迎をお願いしました。ペニャフロール・デ・オルニハの雰囲気の良いバルで彼を待ちました。
San Pelayoの宿はツバメが遊びに来ます。
2026/5/19
巡礼路から6㎞ほど離れた宿で心身ともに豊かな気持で出発。真っ赤な絨毯の様なアマポーラ畑に目を奪われたりしながら、本日の元学校だったアルベルゲ到着。とてもきれいに保たれ大事にされていることがよく分かりました。オスピタレロ(お世話係)や携わる方々に感謝です。
Mercado al aire libre 青空市
2026/5/20
果てしなく続く風力発電の風車の道。真横を歩く際はあまりの巨大さに恐怖を感じました。今夜は久しぶりに活気ある大きな町で、聖週間の「山車」博物館等々見学。夕食はケバブ屋さんへ、定員の若い男性から日本語の挨拶を尋ねられたりしました。
コウノトリが器用に巣を作ってます。
2026/5/21
蚊に刺されながら運河沿いを歩きました。宿泊予定のアルベルゲは閉鎖中の為、結局25㎞以上歩いて到着した村は断水で、宿泊困難。バルで考えあぐねていると薬局の女性が隣町に戻るついでに我々を車に乗せて行くと声をかけてくれ、更にアルベルゲとレストランまで案内してくれてました。お礼にと食事に誘いましたが、まだ仕事中との事、感謝してもしきれないほどでした。
Villalón de Camposのアルベルゲ
2026/5/22
予定では本日この町に宿泊予定で、事前にホテルを予約していた為、アメリカ人のフリーダムなオスピタレロに別れを告げて数ⅿ先へ移動。一日休養日となりました。
アルベルゲ前の景色
2026/5/23
巡礼再開、順調に博物館併設のアルベルゲに到着。ドイツ人とブラジル人の二人のオスピタレロ、フランス人、アメリカ人、スペイン人巡礼者と挨拶を交わし皆で教会見学や夕食を共にしそれぞれの巡礼話に花が咲きました。オスピタレロの奉仕の精神と彼らの人柄にとても感銘を受けました。
快適な地下牢
2026/5/24
マドリッドの道最後の宿泊、ついに明日フランス人の道と合流。昨日一緒だった、巡礼者でスペイン人のアントニオ、フランス人のリチャードとバルで休憩しその後お別れの挨拶をしました。アルベルゲはルネサンス様式宮殿の旧地下牢、しばらくするとイタリア人とスイス人グループが到着しました。
正面にサーグンの街
2026/5/25
最後の行程、約6㎞歩きマドリッドの道終了。年前に訪れたバルに立ち寄り休憩した後パスポート紛失に気付き、思い当たる教会へ、受付の女性から治安警備出張所に行くよう指示され事なきを得ました。焦る私をよそに警備隊はニコニコしながら「レオンの街はバルが沢山あって楽しいぞ!」と話してくれました。歩く時間は短いかかったのにとても長い一日でした。