大学院人間社会科学研究科(博士課程前期・後期)には多様な専攻・学位プログラムがありますが,真野研究室は教育科学専攻・教師教育デザイン学プログラムの「学習開発学領域(2025年度〜)」「カリキュラム開発領域(〜2024年度)」の中にあります。
大学院人間社会科学研究科(博士課程前期・後期)には多様な専攻・学位プログラムがありますが,真野研究室は教育科学専攻・教師教育デザイン学プログラムの「学習開発学領域(2025年度〜)」「カリキュラム開発領域(〜2024年度)」の中にあります。
博士課程前期(マスターコース)での修論ゼミでは,自らの興味・関心に基づいて研究テーマを設定しますが,研究活動を通して算数・数学教育の「実践」だけでなく,算数・数学教育の「研究」に対して何らかの貢献を与えることが期待されます。そのためには自らの経験だけでなく,国内外の先行研究のレビューや理論的枠組みに基づく研究対象の理解が不可欠です。
そのためゼミの中では海外の研究論文を取り上げて文献演習を行うことを通して「研究の言葉」を学びます。そして自らの研究テーマにふさわしい理論的枠組みを設定し,事例研究を通して研究の質を高めていきます。
カリキュラム開発領域・学習開発学領域では,修士論文の構想発表会,中間発表会,成果発表会が開催されますので,研究活動の進捗状況を定期的にまとめ改善を行います。さらには,数学教育学関係の学会で研究成果を発表することもあります。修了生は,小学校・中学校・高等学校の教員になったり博士課程後期に進学したりしています。過去には修士論文の成果をベースとした論文が数学教育学の国際ジャーナルに掲載されたこともあります(ジャーナルのサイトへ)。
数学科カリキュラムにおける統計的知識の性格に関する分析ー教授人間学理論の視点からー
算数授業における発見活動に関するコモグニション分析
算数科授業研究における教師の観察活動に関する研究
算数教育における生成的な例による説明に関する研究
算数教育における割合概念の図的表現に関する研究
※2025年度は2名が在籍しています
当研究室に興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください。算数・数学教育に対する自らの経験知を理論知へと高め,算数・数学教育の実践や数学教育学の研究に貢献しましょう。
E-mail: shinno [at] hiroshima-u.ac.jp