週末にテニスを楽しんでいるUさん。長い時間運動していると腰や足・肩の痛みが出ることがあり、日常的な動きの中で身体の使い方とか健康維持のために意識したいことを知りたいとパーソナルコンディショニングに興味を持っていただきました。テニスのパフォーマンスにもつながればということで、実際の指導を体験していただきます。

※撮影のためマスクを外して指導を行っています。

トレーナーとのコンサルティングの中で、本人の気になっているところを確認していきます。

＜Uさんのお悩み＞

・試合に出たり長時間テニスをすると、膝から下、ふくらはぎ、土踏まずなどの疲労感が出てくる。

・肘・肩は通常の練習でも1～2時間するとラケットが振りにくくなる。

・腰は2・3時間～1日(テニスを)やっていると重だるくなる。

・肩は日常の動きの中でも痛みやひっかかる感覚が時々ある。

JSSメソッドによる関節評価で、安定していない関節や身体の使い方のクセなどを１つ１つ探っていきます。

Uさんの場合、肩そのものの動きに加え、体幹や手首のひねりが入ることで力発揮がしにくいこと、足の踏ん張りが効きにくいことが分かりました。

関節評価に合わせてトレーナーが運動を選択し、改善のための指導を行います。マシントレーニングやウエイトトレーニングは行わず、筋肉のほぐしやストレッチ、トレーニングにより関節本来の動きを取り戻すことで、身体を運動に適した状態へとコンディショニングしていきます。運動後には再び評価を実施することで、運動の効果を実感することができます。

（自分の身体の状態が）よく分かりました。最初手で押されると耐えられなくて動いていたのが、運動後は力が入りやすくなるのが実感できました。後日届いた資料と動画も分かりやすく、見ながら家でも少しづつ取り組んでいます。教えてもらった運動を続けていきたいと思います。