Progressbar
プログレスバー。プロセス(プログラムによる処理)の進捗状況を示すのに使う。まぁこれもよく見ますよね。
進捗を示すというのは重要。プログレスバー自体の処理や描画にも時間はかかるわけで、厳密な話をすると本質と違うところで余計な時間が追加されていることになる。ただ、その分長く感じるのかというと、そうではない。人間てのは不思議ですね。進捗が目に見えているほうが体感時間は短くなるんですね。行列に並んでいる時や、友達が遅れてて待ってる時を思い出してください。今何処にいるの?あと何分で来るの?てわからないとイライラしますよね。まさにそれ。
特に長い待ち時間が発生する場合、画面に何も表示されていないと、正常に実行されているのかどうか分からず不安になる。一瞬で終わる処理にわざわざ付けるとそれこそ時間が無駄にかかるだけであるが、ある程度待ち時間が発生する場合、あったほうが赤ちゃんでも安心。
プログレスバーだけでなく他にStaticTextなんかで、
処理中のファイル名を表示
進捗のパーセント表示
終わった処理数/全体処理数
みたいな表示も一緒につけておくとベスト。どのファイルで止まっているとかもわかる。圧縮ファイルを解凍するときのUIをイメージすればわかりやすい。
作り方
//add方式
w.add ("progressbar" [, bounds, value, minvalue, maxvalue, {creation_properties}]); //※[ ]内はオプション。
//文字列方式
Progressbar{}
bounds [Array]
長さ4の数値配列。[left,top,right,bottom]の座標。英語アレルギーの人のために日本語にすると[左,上,右,下]の座標。
value [Number]
現在値。デフォルトは0。
minvalue [Number]
最小値。初期値は0。というか0以外には出来ない。固定。
maxvalue [Number]
最大値。初期値は100。
creation_properties[Object]
properties自体はいろんなプロパティを格納した単なる入れ物に過ぎない。properties自体に何かを設定するのではなく、その子プロパティに設定していく。
name [String]:このパーツに好きな名前をつける。ウィンドウの findElement () や親の children プロパティで name を利用すると、このオブジェクトを取得できる。