ListBox

リストボックス。何かを一覧にして選択させたい時はこれ。スクロールバーは自動で付くので自作しなくていい。安心。ダブルクリックに反応するonDoubleClickを唯一使用できる。(イベントリスナー使えば他のパーツでもダブルクリックに反応は出来る)

ドロップダウンと違って、設定してやれば複数選択も可能。エクスプローラみたいに複数列表示も出来る。ソートは簡単には出来ないが。

作り方

//add方式

w.add ("listbox" [, bounds, items, {creation_properties}]); //※[ ]内はオプション。


//文字列方式

ListBox{}

bounds [Array of Number]

長さ4の数値配列。[left,top,right,bottom]の座標。英語アレルギーの人のために日本語にすると[左,上,右,下]の座標。

items[Array of String]

リストアイテムに表示する文字列の配列。この引数またはcreation_propertiesのitems、どちらかを使う。

creation_properties[Object]

properties自体はいろんなプロパティを格納した単なる入れ物に過ぎない。properties自体に何かを設定するのではなく、その子プロパティに設定していく。

      • name [String]:このパーツに好きな名前をつける。ウィンドウの findElement () や親の children プロパティで name を利用すると、このオブジェクトを取得できる。

      • multiselect [Boolean]:trueにしたらアイテムの複数選択が可能に。デフォルトはfalse。

      • items [Array of String]:itemsの説明と同じ。文字列方式でリストボックスを作る時は、先のitemsは使えないのでこちらを使用することになる。

      • numberOfColumns [Number]:列数。デフォルトは1。複数の列がある場合でも、ListItemオブジェクトはそれぞれの行全体のことを指す。エクセルでいうと全てのマスが「セル」という同レベルであるが、そういう考え方ではないので注意。2列目以降にアクセスするには、ListItem の subItems プロパティからアクセスする。

      • showHeaders [Boolean]:trueで、見出しを表示する。

      • columnWidths [Array of Number]:各列幅の配列。指定したくない列には -1 を入れておく。

      • columnTitles [Array of String]:各列の見出しに使う文字列の配列。showHeaders が true の場合に表示される。showHeaders が false でも、指定してすることでエラーになることはない。