ボタンです。クリック時のアクションを登録することで、スクリプトに何かをさせるためのトリガーになります。
あえて説明するほうが難しいですね。ボタンですよ、ボタン。人生で何回ボタンクリックしてきたんですか。
特に難しいことはない。
//add方式
w.add("button" [, bounds, text, {creation_properties}]); //※[ ]内はオプション。
//文字列方式
Button{}
長さ4の数値配列。[left,top,right,bottom]の座標。英語アレルギーの人のために日本語にすると[左,上,右,下]の座標。
ボタンに表示する文字。モーダルダイアログ(つまりWindowのtypeがdialog)の場合、"OK" にするとこのボタンは自動的にウィンドウのdefaultElementに、"Cancel" にするとcancelElementになる。
properties自体はいろんなプロパティを格納した単なる入れ物に過ぎない。properties自体に何かを設定するのではなく、その子プロパティに設定していく。ここに属するものは、ウィンドウ作成時に1度だけ設定できる。後で変更ができない。
name [String]:このパーツに好きな名前をつける。ウィンドウの findElement () や親の children プロパティで name を利用すると、このオブジェクトを取得できる。モーダルダイアログ(つまりWindowのtypeがdialog)の場合、nameを "ok" にするとこのボタンは自動的にウィンドウのdefaultElementに、"cancel" にするとcancelElementになる。
ボタンのテキストの最後に、「(&S)」のようにつけると、それがボタンクリックのショートカットとして機能する。例えば、保存するためのボタンを作る時に
Button.text = "保存する";
としていたものを
Button.text = "保存する(&S)";
とする。するとボタン上表示は「保存する(S)」のように下線が引かれ、ショートカットが機能することがわかりやすくなる。
ただし、もちろんだが、ボタンに対してコールバック関数を設定していないと何も起きない。この時設定するのは通常クリック時に設定するonClickではなく、onShortcutKeyになるので注意。