規則正しい生活リズムを身につけ、3食きちんと食事をすることが、
子どもの心とからだを育てます。特に朝食はからだを目覚めさせ、
脳にエネルギーを与える大事な食事です。
★お米ってどんないいことがあるの?
お米にはエネルギー源になる炭水化物と、体を作るたんぱく質が含まれています。
◎お米100㌘に含まれる栄養成分は、
・炭水化物75.6㌘
・タンパク質5.3㌘
・脂質0.8㌘
・水分14.9㌘
・ミネラル0.4㌘
◎私たちの体の成分
・タンパク質17%
・脂質18%
・水分60%
・ミネラル4%
・糖質1%
私たちの体の主な成分は水分です。その次にタンパク質、脂質が多く、お米などの穀物類からエネルギー源を摂取することが大事になります。また、お米は粉ではなく粒で出来ているので体内でゆっくり消化・吸収され腹持ちが良い食材といえます。そして、それだけでなく体に脂肪をためるホルモンの分泌が穏やかになり、実は太りにくい食べ物といえるのです。
【食育のエビデンス!】
★共食するとどんな効果があるの?
共食とはひとりで食べないで、「誰かと一緒」に食事をすることを言います。
「共食すると!」
◎健康につながる!
子供は朝の疲労感や体調不調がなく、心の健康状態もよくなり、高齢者の孤食はうつ傾向の者が多いと報告もあります。また健康的な食品を食べることが多くなり、主食、主菜、副菜とバランスよく食べることになると報告があります。
◎規則正しい食生活に!
乳幼児には食事や間食が規則正しく、小学生から高齢者までは朝食の欠食が少ないと報告があります。
◎生活リズムが整います!
起床、就寝時間が早い、睡眠時間が長いと報告されています。
「朝食を毎日食べよう!」
◎朝食を食べる習慣は、食事の栄養バランスと関係しています!
必要とされる栄養素の摂取量が多いと報告されています。
◎朝食を食べる習慣は、生活リズムと関係しています!
子供では早寝、早起きができるようになり、睡眠の質が上がります。
◎朝食を食べる習慣は、心の健康と関係しています!
ストレスを感じていない人が多く、心の状態を良好に保て、家族や友人を「大切だ」、「楽しい」という気持ちが強いと報告されています。
◎朝食を食べる習慣は、学力・学習習慣や体力と関係しています。
学習時間が長くなり、成績も上がる。体力測定結果もよいと報告があります。
「栄養バランスに配慮した食生活には、どんないいことがあるのか?」
◎主食・主菜・副菜は、栄養バランスのとれた食生活?
バランスよく栄養素を取り込めるので、ビタミン不足の人が少ないと報告があります。
◎病気のリスク低下の食事パターンがある!
「野菜類、果物類、豆類、海藻類、乳類をよく食べ、肉類が控えめな食事パターン」にすると、胃がん、大腸がん、乳がんの発症リスクが低くなり、脳血管疾患や心疾患での死亡リスクが低い。糖尿病の発症リスクも低いことが報告されています。
◎バランスのよい食事は長寿と関係?
死亡のリスクが低くなることが報告されています。
(農林水産省パンフレット参照)
詳しくは、農林水産省が推奨しているパンフレットがあります。下の「パンフレット全体版はこちら」からご一読ください。