実験装置・共同利用
当研究室では以下のような実験装置を保有し、最先端研究活動を行っています。
当研究室では以下のような実験装置を保有し、最先端研究活動を行っています。
スピン・角度分解光電子分光装置
超高分解能スピン・角度分解光電子分光装置
スピン・角度分解光電子分光(spin- and angle-resolved photoemission spectroscopy: SARPES)は、固体に光を照射し、光電効果によって飛び出した電子のエネルギー、放出角度及びスピンを測定することで、 固体の電子状態(バンド構造とスピン偏極度)を直接決定することができる実験手法です。特に銅酸化物高温超伝導体の発見以後、エネルギー分解能などにおいて著しい発展を遂げてきました。 近年では、時間分解測定を行うことなどが可能になりつつあります。当研究室では、モット検出器とScienta Omicron R4000電子分析器を搭載した超分解能スピン・角度分解光電子分光装置を運用しており、様々な機能性物質において電子状態の直接観測を行います。励起光光源は希ガス放電管(He, Xe, Ne, Ar, Kr)を使うことができます。
パルスレーザー堆積装置
パルスレーザー堆積法(pulsed laser deposition: PLD法)は、高出力のパルスレーザーを、 真空中や特定のガス雰囲気中においてターゲットと呼ばれる原材料に照射することでプラズマ化させ、 基盤上に堆積させることで薄膜を作製する手法です。当研究室では、エキシマレーザーを用いたパルスレーザー堆積装置を有し、 様々な機能性を示す遷移金属酸化物の薄膜などを作製しています。
X線光電子分光装置
X線光電子分光(x-ray photoemission spectroscopy: XPS)は、真空中で固体表面にX線を照射し、光電効果によって飛び出した電子のエネルギーを測定して、 固体の電子状態(内殻構造や価電子帯構造)を直接決定する実験手法です。X線源はAl Kα (1486.6 eV), Mg Kα (1253.6 eV)になります。組成分析や価数評価、化学結合状態分析などを行うことができるため、ESCA (Electron Spectroscopy of Chemical Analysis) とも呼ばれます。電子分析器としてはScienta SES100電子分析器が搭載されています。
その他・研究室が保有する実験装置
電気炉
化学気相堆積(CVD)装置
ホットフィラメントCVD装置
蒸着装置
低速電子回折装置(LEED)
反射高速電子回折装置(RHEED)
走査トンネル顕微鏡(STM)
X線光電子分光装置(XPS)
オージェ分光装置(AES)
軟X線放出分光装置(SXES)
顕微分光装置(MSM)
原子間力顕微鏡装置(AFM)
学外・共同利用
本研究室では以下に代表される施設に出張し、各種実験を遂行しています。
SPring-8:BL25SU, BL23SU, BL27SU, BL09XU等
Photon Factory:BL-28A, BL-2A等
HiSOR: BL-9A, BL-9B, BL-1
東京大学物性研究所:レーザー励起超高分解能スピン分解光電子分光装置等 (辛研究室)
UVSOR:BL7U等
東北大学:超高分解能光電子分光装置等 (佐藤研究室)
ALBA (スペイン), BESSYⅡ (ドイツ), ELETTRA (イタリア), ESRF (フランス), SLS (スイス)
この他にも様々な国内外の共同利用施設を積極的に利用していく予定です。
我々のグループでは一緒に研究してくれる研究者・大学院生・学部生の方々を募集しています。
我々の研究室に興味のある人は是非一度見学に!