私達ヒトを含む動物は、様々な移動方法(走る、歩く、飛ぶ、這う、泳ぐ)を用いて移動を行います。その中でも、「歩く」という動作は、我々ヒトが、主として用いる移動方法です。「歩く」という動作は、一見すると、周期的で単調に見えますが、その運動は、環境に応じて柔軟に適応するための複雑なルールを基に制御がなされています。
私は、この「歩く」という動作に着目し、ヒトはどのようなルールを使ってその環境に歩行を適応させているのか?ということを明らかにするために研究をしています。
主に、歩行中に段差をまたぐ環境を想定した、「段差またぎ歩行課題」を用いて研究を行っています。今は、健常な若年成人を対象に実験を行っていますが、高齢者やゆくゆくは子供、疾患を持った方々等々...も考えております。
精一杯頑張ります!