僕のため私のため
▶︎「面白そう!」から参加したやまぐち若者MY PROJECT
ーどんなプロジェクトに取り組んでいるか教えてください。
僕が取り組んだプロジェクトは、子どもたちと一緒に活動できるイベントの企画です。プロジェクトに取り組む中で色々とテーマを変えながらではあるのですが、今はこのテーマで取り組んでいます。
ーやまぐち若者MY PROJECTに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
担任の先生に、「やまぐち若者MY PROJECTというプログラムがあるよ」と教えてもらい、面白そうだなと思って参加を決めました。
▶︎巡り巡って今のプロジェクトに 色んな気持ちと変わらない軸
ー初めはどんなプロジェクトを考えていたか教えてください。
スタートアッププログラムの時は、みんなのお悩み相談会のような場を作りたいと考えていました。そして、開催に向けて企画を練っていたのですが、1人で取り組んでいたからか、なかなかアイディアが思い付かなくなり企画を断念してしまいました。
ープロジェクトのはじめの一歩が難しいですよね。
プロジェクトを考える上で壁になったことはありますか?
企画を考えていく内に、段々「ここがダメだからできないんじゃないか」とネガティブになってしまうことがありました。また、自分1人でプロジェクトに取り組んでいたので、他の人の意見をあまり取り入れられなかったことが少しネックでした。
ー周りの意見も取り入れながら自分のプロジェクトを進めていきたかったんですね。大事なことですよね。
続いての質問ですが、今のテーマに変えたきっかけはあるのか教えてください。
あるとき、道端で子どもが転んでケガをしているのを見つけて、手当をしたことがありました。その時に、子どもに喜んでもらえ、子どもたちに笑顔になってもらえることがしたいと思い、今は子どもたちと一緒に何かできるイベントの企画に取り組んでいます。些細なエピソードから、自分のやりたいことをプロジェクトにしているような気がしています。
ー日常のエピソードをきっかけに、今のプロジェクトに取り組んでいるところが素敵です。
今考えている次のアクションを教えてください。
僕が小学生の時とはまた違うような悩みを今の小学生は持っていると思うので、そんな気持ちに寄り添えるようなことがしたいなと考えています。僕は人の話を聞くのが好きなので、スタートアッププログラムの時から1つの軸として「相談」というキーワードを持っていました。この軸は変えずに今後もプロジェクトに取り組んでいこうと思います。
▶︎やってみたから気づいた、「自分のこと」
ープロジェクトに取り組んでの学びを教えてください。
行動することの難しさと1人で活動することの寂しさに気づけたことです。次、何かに取り組む際には仲間を集めて一緒に壁を乗り越えていきたいと思います。今回プロジェクトに取り組んだからこそ得ることができた気づきだと思っています。
ーやまぐち若者MY PROJECTに参加してよかったことはありますか?
プロジェクトを続ける中で、自分自身に関心を持つようになりました。自分が何が好きなのか、何に興味を持っているのかプロジェクトに取り組むことで少しずつわかってきたような気がします。また、探究ゼミで大学生や社会人のメンターと話すことで、さらに自分自身のことを考えるきっかけになりました。
取材担当:やまぐち若者MY PROJECT事務局 堀井 皇誠
取材日:2024年12月27日