笠戸島白浜海岸をキレイにしよう!
▶︎子どもたちと一緒に子どもが遊べる場所を作っていく
ーどんなプロジェクトに取り組んでいるか教えてください。
僕が取り組んだプロジェクトは、子どもたちと一緒に下松市にある笠戸島白浜海岸の清掃活動と新しくできた公園の石拾い大会の企画です。
ーどうしてこのプロジェクトを始めようと思ったのですか?
僕は元々、「子どもの遊び場を増やし、子どもたちの笑顔を増そう!」を理念に活動をしている学生団体を設立していました。今回は、その活動の延長線でやまぐち若者MY PROJECTのプログラムに参加しました。
▶︎1つ目のアクション「笠戸島白浜海岸の清掃活動」について
ー白浜海岸で清掃活動を行おうと思ったきっかけはなんですか?
下松市には笠戸島という綺麗な島があるのですが、この笠戸島の白浜海岸では年々人の出入りが少なくなり、海岸の荒廃が進んでいました。このまま荒廃が進み、誰も立ち入らなくなると子どもたちはこの綺麗な自然を知ることが無くなってしまいます。それはとても悲しいことだと思い、子どもたちと一緒に白浜海岸の清掃活動を行うことを決めました。
ー白浜海岸清掃プロジェクトはどのように行ったのですか?
当日は市内から小中学生のいる8組の家族が参加しました。僕は、もっと参加者が少ないかなと思っていたので、多くの方に参加いただけて、驚きと喜びでいっぱいになりました。清掃活動中は、子どもたちと一緒にゴミを拾いながら、「こんなゴミもあるんだね、このゴミは燃えるゴミかな?燃えないゴミかな?」などたくさん会話をして過ごしました。また、途中でハマダンゴムシというダンゴムシを見つけました。僕はこのダンゴムシは綺麗な海岸にしか生息しないということを知っていたので、子どもたちに「このダンゴムシは綺麗な海岸にしかいないんだよ、この海岸をこれからも綺麗にしていこうね!」と伝えました。
今回の清掃活動を通して、子どもたちに自然との触れ合いの楽しさ、綺麗な海岸を守っていく大切さを伝えることができたのではないかなと思っています。
▲参加者の子どもたちと一緒に清掃活動を行う様子
ー子どもたちと素敵な時間を過ごせてよかったですね!
今回の活動で周りの人と協力したことや力を借りたことを教えてください。
プロジェクトを始めた時は、1人で活動を進めていました。ですが、数ヶ月がたった頃、段々と何をしたらいいんだろうかと分からなくなり活動が前に進みませんでした。そんな時、勇気を持ってクラスメイトに「こんな事したいんだけど、一緒に手伝ってくれないかな?」と声をかけました。すると、「いいよ!」と言ってくれて清掃活動ではたくさんの仲間と協力して実施をすることができました。一緒に活動を共にする仲間ができたことはとても心強かったです。また、やまぐち若者MY PROJECTのスタートアッププログラムでは、メンターさんに広報面でたくさんのアドバイスをもらえ、イベント実施の具体像がはっきりするようになりました。
▲プロジェクトを一緒に取り組んだ仲間たち
▶︎2つ目のアクション「公園の石拾い大会」について
ー公園の石拾い大会のアクションについても教えてください。
子どもたちの遊び場を増やすようなイベントを何かできないかなと思い、市役所の方に相談したところ、新しく完成する公園に石がたくさん転がっており、それを綺麗にするのはどうかと提案をいただきました。僕は清掃活動の経験があったので、子どもたちと遊びを絡めながら何かできるのではないかと考え、実際に石拾い大会を企画しました。イベント自体はまだ実施をしていないのですが、石を拾いながら楽しくゲームができないかなと現在考えています。
▶︎子どもたちが笑顔で遊べる場所をこれからも作り守っていく
ーこれからどんなゲームを考えるのかとっても楽しみです。
今回のプロジェクトに取り組んでの学びを教えてください。
プロジェクトに取り組む中で、誰かに頼ることの大切さを学びました。これまで僕は自分を過信するところが少しあったのですが、今回イベントを企画し実施してみて、1人ではできないなと思うことがたくさんありました。そんな時に、仲間や周りの人に相談することで物事が上手く進んでいったので、この学びは今後も活かしていきたいです。
ー最後に今後はどのような活動をしていきたいですか?
まずは、2つ目のアクションである公園の石拾い大会の実施をすることです。その後は、笠戸島白浜海岸の清掃活動第2弾を行いたいと思っています。そして、これからも子どもたちが楽しめる場所を多く作りたいという思いを軸に、子どもたちが笑顔で活き活きと遊べる場所を作るための活動を続けていきます!
取材担当:やまぐち若者MY PROJECT事務局 堀井 皇誠
取材日:2024年12月19日