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英語ライティング記録システム WritingMaetriX
WritingMaetriXとは
WritingMaetriX(らいてぃんぐ・みゃーとりっくす、略称 WMX)は、英語ライティングのキー入力を記録し、その分析ならびに再生が行えるWindows専用ソフトウェアです。
記録モード
「記録モード」は、その名の通りライティングプロセスを記録するためのモードです。普段のテキストエディタやワードプロセッサに書き込むような形でライティングが行えます。
ライティングが終わったら、ライティングプロセスが記録されたプロセスファイル(.klg)と、全体のプロダクトが記録されたテキストファイル(.txt)の2つが、WMXの実行ファイル(.exe)と同じ場所に保存されます。
分析モード
「分析モード」は、「記録モード」で記録したライティングプロセスを分析・グラフ化するためのモードです。ライティング課題中の語数の時系列変化や推敲回数の分析が可能です。
プロセスファイル(.klg)を読み込むと、ライティングの語数の時系列変化がグラフ化され、総語数、初入力時間(記録開始~書き始めるまでの時間)、1分あたりのキー入力数、1分あたりの入力語数、1分あたりの推敲(書き直し)回数、前半・中盤・後半での推敲回数 が表示されます。「切替」ボタンをクリックすれば、グラフが推敲回数のものに切り替わります。
結果は画像(ビットマップファイル)として保存することも可能です。
再生モード
「再生モード」は、「記録モード」で記録したライティングプロセスを再生するためのモードです。「記録モード」にて出力されたプロセスファイル(.klg)を読み込み、「スタート」をクリックするだけで、自動的にライティングプロセスの再生が始まります。
ただ再生できるだけではなく、ビデオの再生と同様に停止や巻き戻し・早送り(10ストローク・30ストローク)といった操作も可能です。
ご利用にあたって
もし、このプログラムを用いて研究発表・実践報告などを行う場合は、以下の文献を引用くだされば幸いです。
草薙邦広・阿部大輔・福田純也・川口勇作(2015)「学習者のライティングプロセスを記録・可視化・分析する多機能型ソフトウェアの開発:WritingMaetriX」
『外国語教育メディア学会中部支部研究紀要』26, 23–34 https://doi.org/10.20656/letcj.26.0_23