質問づくりのポイント
「世界地図の下書き」では、
参加者のみなさん全員に必ず1つ以上、登壇者に質問する機会があります。
質問するのがはずかしかったり、苦手でも大丈夫。まずは、このページで質問づくりのポイントを一緒に確認しましょう!
質問づくりのポイント
「世界地図の下書き」では、
参加者のみなさん全員に必ず1つ以上、登壇者に質問する機会があります。
質問するのがはずかしかったり、苦手でも大丈夫。まずは、このページで質問づくりのポイントを一緒に確認しましょう!
よい質問
=「あなただから、聞ける質問」
よい質問の定義は時と場合によって様々ですが、「世界地図の下書き」では、よい質問とは 「あなただから聞ける質問」と考えます。ショーでは、参加者のみなさんは60分間登壇者のみなさんに質問する権利がありますが、質問をするときに、「なぜ自分がその質問をしたいのか?」を考えてみてください。
例えば「ご出身はどちらですか?」「年収はいくらですか?」といった、単に事実を質問することが不可能なわけではありません (場合によっては、案内人や登壇者が止めることがあります)。ただ、そのような質問をするあなたにどのような意図や想いがあるのかを、考えてみてほしいのです。
「ご出身はどちらですか?」という質問をする相手が、日本で生まれ育ったのちに海外で活動するようになった登壇者だったとします。このときあなたのなかに、「自分が生まれ育った場所を離れるのはどういう感覚なのかを知りたい」という意図や想いがあるならば、先程の質問よりも、「なぜご出身の場所を離れて、海外で活動しようと思われたのですか?」という質問のほうが、あなたの意図をきちんと質問に反映することができます。
さらにこの質問をするあなたが、これから海外で留学したり、仕事をしたりする憧れを持ちながらも、その勇気が踏み出せない状況にあるとします。このとき、先程のような質問はきっと、「海外で暮らす憧れを持ちながらも、同時に不安も感じているあなただからこそ、登壇者に聞ける質問」になるでしょう。
「世界地図の下書き」では、このように参加者のみなさんの立場や個性に合った質問が、ショーのなかで出るのを楽しみにしています。
登壇者のプロフィールを見て、質問を事前に用意しよう
ショーにお申し込みいただく際に、登壇者への質問を一つ、みなさんに考えていただきます。ショーの詳細ページでは、登壇者の方のプロフィールを事前に公開していますので、これをもとに質問を考えてみましょう。プロフィールに目を通して、自分が気になったところ・面白いなと思ったキーワードや文章を選びましょう。そして、それらを起点に、あなただからこそ聞ける質問を考えてみましょう。次の3つの質問の聞き方(*)を参考にしてみてください:
①なぜ(Why?):「なぜご出身の場所を離れて、海外で活動しようと思われたのですか?」
②もし〇〇だったら?(What if?):「もしあなたが今から大学生になれるとしたら、何を勉強してみたいですか?」
③どのようにしたら?(How might we?):「どのようにしたら、自分の将来への不安を感じずに、今を楽しんで生きれるようになれますか?」
(*)参考にした本:『Q思考ーシンプルな問いで本質を掴む思考法』(ウォーレン・バーガー著)
他の参加者の質問にのっかろう
ショーがはじまると、案内人や参加者が次々と質問をしていきます。他の人が質問をしている時間は、自分が次に質問をするのを待つこともできますが、他の人の質問をヒントに、自分の質問を連想することもできます。
他の人の質問に登壇者が答えているときは、その話の内容に耳を傾けて、自分が「登壇者にもっと話しをしてほしいと思うポイント」を探してみましょう。それをもとに、登壇者が話しを終えるタイミングを伺って、質問を投げてみてください。あなたが他の参加者の質問に乗っかることで、ショーがどんどん盛り上がっていきます。
質問することを楽しもう
一番大事なことは、あなたが質問することを楽しむことです。考えすぎたり、緊張したりする必要はありません!事前に聞こうと用意していた質問よりも、良い質問がショーの最中に思い浮かぶこともたくさんあるでしょう。案内人や登壇者は、参加者のみなさんが楽しんでショーに参加してもらえるように、長い時間をかけて準備をしています。心の赴くままに、リラックスして問いを投げてみてください。