GΚН-project 1.6
西陽本線(架空) 解説
2025 10/1 by haisenlover
シナリオについて詳しく知りたい方はまず添付のReadmeをご覧ください。
■シナリオの世界観
(1)路線について
「現地に行ったことない人が路線図の情報だけで配線書いてみた」みたいな個人的な活動をきっかけにして創作した路線です。駅名は架空なのですが、元ネタがあったりなかったりするので探してみてください。
九州新幹線全通以前の九州をベースに、少し規模が大きくなった世界を妄想しています。
(2)ダイヤについて
>普通251M 813(817)系 6両
朝方の早良始発普通列車です。途中警弥郷(GK6)で特急の退避を行います。終着の筑紫野(GK11)では上りホーム3番線に到着します。
停車位置はオレンジ枠6両です。注意して停車させましょう。
>普通277M 813(817)系 9両
日中の普通列車です。途中東高田(GK4)で特急の退避を行います。
>快速785M 813(817)系 9両
日中の快速列車です。途中東高田(GK4)、筑紫野(GK11)では停車駅通過防止でATS確認があります。最高速度は120キロですが、だいたい100キロ前後を目安に加速をやめてのんびり運転してください。
>特急ちくご1007M 783系 8両
筑後國を抜け肥後國に向かう日中の特急です。早良始発ですが車内整備のため郷口から回送で送り込まれます。普通の後追いで少し詰まったダイヤとなっています。速度パターン照査の都合上、駅間で注意や警戒信号を踏むと面倒なので踏まないことをお勧めします…。追い抜き直後は軽快に運転できますが、最高速度は120キロですので、115キロを目安に加速をやめて惰行を織り交ぜましょう。
>特急いなさ2011M 885系 6両
肥前國に向かう夕方の特急です。郷口始発で公務員さんをいっぱい乗せて運行します。
【おまけ】
>普通2027H 817系 6両
「ゆたか線」の日中普通列車です。郷口からの複々線区間のみおまけ実装しています。
>普通2591H 817系 6両
「ゆたか線」の朝方普通列車です。早良到着後は東高田車庫まで送り込み運用です。
>特急やきやま4041M 783系 8両
筑前國からやってくる「ゆたか線」朝方の特急です。早良到着後は回送で東高田まで送り込まれます。
■遊び方ガイド
(1)各駅の停止位置、停車目標表示
郷口(ごうぐち):ATS-DKは位置確定状態になっていますか? 位置が確定するまでは低速で走行しましょう。
早良(さわら):列車によって進路が異なります。停車目標が多くありますので適切に見分けましょう。また、進出時も制限速度に注意しましょう。
丸島(まるしま):いきなり停止位置がかなり手前寄りな駅です。並行する盛土が右側に離れたらノッチオフし、ホームに入る前にブレーキしましょう。
〈6〉両注意!
下垣(しもがき):ホーム中心付近で止まります。6両はホームに入ってから調整できる余裕があまりないので注意です。
東高田(ひがしたかだ):ホーム中心付近で止まります。下り列車は通過線を含む3つの経路に入れます。
塔原(とうのはる):ホーム手前寄りぎりぎりで止まります。駅手前は気持ちのいい直線ですが適切なタイミングでノッチオフしておきましょう。
警弥郷(けやごう):いずれの進路もホーム中心ぴったりに止まります。
惣利(そうり):同じく中心ぴったりです。
下那珂(しもなか):中心よりやや前寄りで止まります。ほかの駅に比べて建物が大きく見えるので、気持ち遅めのブレーキでも大丈夫でしょう。停車目標は屋根から吊り下げられてます。
牛頸川信号場(うしくびがわ):通過
(万が一停車する場合は置いてある白い停車目標に停止してください。)
白水(しろうず):ホームやや前寄りに止まります。6両と9両の停車目標が同じ場所にありますので注意してください。
筑紫野(ちくしの):ホームによって停車目標の位置が変わります。進入速度も遅いのでそこまで難しくはないはずです。
(2)保安装置について
この路線ではJR九州のATS-SK/DKが採用されています。ATS-SKは従来のATS-Sを発展させたもので、ATS-DKはそれに独自のパターン照査機能などを付加した車上データ(“D”ata)ベース型ATSです。
1.停止信号前の挙動
ATS-Sと同様、停止信号手前では警報が鳴り、ATS確認扱いを行います。デフォルトのキー設定をお使いの方は、警報音(ジリリ...)が鳴った際一定以上(多くの車種ではB1)ブレーキを入れて[DEL]キーを押してください。停車後信号が青に変わりましたら[HOME]キーで持続音(ピンポン...)を消してください。
2.「速度照査」と書かれた黄色い看板
看板の直後に時素タイマーによる速度照査があります。青い地上子二つを通過する時間で判定されます。(若干挙動が不安定な場合あり)
3.各種パターン
ある地点を通過してから特定の速度までのパターンが形成されます。停止信号の場合は停止信号の手前で完全停止するようなパターンになります。パターンが発生したら適宜減速してください。
4.おもなATS-DKのアナウンス(挙動)
DKです :データベースと車両の位置を同期させています。このシナリオではDKがONになります。
(警報) :前方に停止信号があります。ATS確認扱いを行ってください。
信号パターン発生 :前方に停止信号があります。信号パターンが形成されます。
信号パターン接近 :信号パターンが接近しています。当たると非常ブレーキが動作するのでその前に減速してください。
信号パターン消去 :赤信号がなくなった後、使った信号パターンの照査を止めます。
(警報+非常ブレーキ) :速度照査やパターンを超過しているか、不正な位置にジャンプしています。
*進行方向と逆向きに駅ジャンプなどを行うと信号で毎回非常ブレーキがかかることがあります。もし駅ジャンプをしたい際にはシナリオをやり直してからジャンプしてください。
5.シナリオ上の配置について
通常の運転に際して不自然な点が出ないよう配置しておりますが、ATS-SKならびにDKの設置基準に関する解釈に間違いがある場合があります。その際は具体的な間違いの箇所をご報告頂けると嬉しいです。深刻な間違いに関しては今後のアップデートで随時修正します。
■ファイル構成
(0)ファイル構成概念図(抜粋)→
(1)構成について
設定ファイルを各フォルダに分け、必要に応じて様々な種類のシナリオを読み込めるようにしています。例えば停車位置はメインのマップから分離して編成長ごとに別途指定できるようにしています。現在はサポートしていませんが当初はATSも2種類用意していました(信号の設置基準が変わるため中止)。
変数による管理
走行音や走行経路を変更した際に挙動が変わらないように、マップには変数による指定があります。これによって、車種ごとに違う走行音インデックスやストラクチャの設置を一括で指定できるようになっています(一部)。音インデックスの指定はSoundsフォルダにて行っています。ストラクチャと変数の利用はGK6_Pをご覧下さい。ホームとほとんどの信号はGK6_Sと同じ構文で設置しています。
(2)シナリオ編集について
シナリオの内容を変更するときは、mapで指定されている設定ファイルを変える必要があります。map-DKから始まるファイルをご確認ください。
(右図で赤いアイコンのフォルダ・ファイルが該当)
停止位置
Stopsフォルダ内で指定しています。各編成長に応じて停止位置とホームの方向が記載されていますので、適宜編成の車両数と同じものを利用してください。現状では4,6,9に対応しています。
進路
マップ上で進む進路を変更することができます。現状進路の変更に対応していませんので、編集する必要はないです。
車種(走行音)
このシナリオでは車種ごとに走行音インデックス(整理番号)を変えています。使用したい車種に応じて編集してください。現状では813系,817系のみに対応しています。
また、車両の運転台(vehicle)は従来の方法で別途変更する必要があります。
(3)引用したファイルについて
Readmeをご覧ください
(右図で青いアイコンのフォルダ・ファイルが該当)
■今後について
アップデートの予定がいくつかありますが、現時点ではどこまで改良を行うか未定です。
ダイヤの追加
他の車両への対応
415系はSK/DKとの連携ができないようなので保留
他列車と信号の連動
マップの延伸
以下の内容は現在のところ追加する予定がありません。
サウンドエフェクト(駅も音がないのでバランスをとって他列車の音も省略する予定)
$Jointのサウンドエフェクトが定義できない車種への"完全”対応 ($jointについてはSounds/Rolling/Joints.txtを参照)