WCO大会規約
WCO大会 利用規約
第1条(規約の適用及び契約の成立)
1 本大会「WCO大会」(以下「本大会」)は、WCO大会運営(以下「運営」)が主催・管理するオンラインゲーム大会であり、本規約は、本大会に関するすべての参加条件、行動規範、運営方針、禁止事項、免責規定、その他運営及び参加に関わる全事項を定めるものです。
2 本大会に参加する個人または団体(以下「参加者」)は、運営が定める方法によりエントリーを完了させることで、本規約のすべての内容に事前に確認・同意したものとみなされます。
3 前項に基づき、当該エントリーの完了をもって、本規約は、参加者と運営との間において、有効かつ完全な法的契約(準委任契約その他これに準ずる契約)として成立し、当事者はこれに拘束されるものとします。
4 参加者は、本規約の定めに従って誠実に行動し、本規約に違反した場合には、運営が定める処分または法的請求を受け得ることを、予め承諾するものとします。
第2条(大会の概要及び実施方法)
1 本大会は、「Dead by Daylight」(以下「本ゲーム」)を競技種目とする、WCO大会運営(以下「運営」)が主催する非営利のオンラインゲーム大会(以下「本大会」)です。
2 競技形式(以下「試合形式」)は、トーナメント方式、リーグ方式、あるいはこれらに準ずる形式により構成されるものとします。
3 すべての試合は、運営が指定するゲームモード(原則としてカスタムマッチ機能)を用い、指定された日時・通信環境・バージョン・サーバーにて実施されます。試合実施条件およびプレイヤー環境要件は、個別に運営が定める通知により参加者に周知されるものとします。
4 本大会の映像は、運営が管理するYouTubeチャンネル「WCOチャンネル」を通じてライブ配信及びアーカイブ公開が行われます。配信には、競技の公正性を確保するため一定時間の遅延を伴うものとします。
5 参加者は、自身のプレイ映像、ハンドルネーム、チーム名、SNSアカウント名、キャラクター操作内容等が第三者に対し、YouTube等により公開される可能性があることを予め了承し、肖像権その他関連する知的財産権についての主張を行わないものとします。
6 試合結果は運営によって集計・順位付けされます。他大会の方式・ルールを基準とせず、WCO独自のルール・判断に基づいて運営されるものとします。
7 試合開始後〇分以内の基準は、運営が観戦画面の「観戦」ボタンを押した時点から起算するものとします。
8 大会当日の連絡はWCO大会運営のDiscordサーバー内にて行うものとし、Xアカウントや主催者・スタッフへのDMは無効となります。大会当日以外の問い合わせは、専用フォームを通じて行うものとします。
第3条(参加資格)
1 本大会に参加することができる者(以下「参加希望者」)は、以下の各号に掲げるすべての条件を満たす必要があります。
(1) 日本国内に居住していること
(2) 大会開催日時点において満18歳以上であること
(3) 自身の利用可能なDiscordアカウントを保有し、運営が指定するサーバーに支障なく参加できる環境を有していること
(4) 6か月以上継続して運用されているXアカウントを保有し、WCO大会運営公式アカウントをフォローしていること。
ただし、運営に事前に転生アカウントであることを申告し、以下に定める条件を全て満たす場合は、その限りではない。
(a) 転生の理由がやむを得ない事情(例:アカウント乗っ取り、なりすまし被害など)によるものであり、その理由を合理的に説明できること。
(b) 転生アカウントの所有者が、以前のアカウントと同一人物であることを、運営スタッフまたはチームメンバーにより保証されていること。
(c) 転生したXアカウントが4か月以上の運用実績を持ち、かつ200ポスト以上投稿していること。
(d) 過去にWCOの企画に参加した実績があること
(e) 過去にWCOの規約に違反した事実がないこと
(5) 指定された全試合日程に出場可能であること
(6) 本規約および運営が定めるすべての大会ルール、サーバー利用規約、その他の補足規定に同意し、それらを誠実に遵守する意思および能力を有していること
(7) 日本語による読み書きおよび会話が可能であり、円滑にコミュニケーションが取れる能力を有していること
2 本大会運営は、参加希望者が前項の条件を満たしていないと判断した場合、または虚偽の申告を行ったと認められる場合には、参加申込の受理を拒否し、またはエントリー受付後であっても事前の通知なく参加資格を取り消す権利を有します。
3 参加資格に関する判断は、すべて本大会運営の合理的な裁量により行われ、参加希望者はこれに対して異議を述べないものとします。
4 本大会運営が指定するエントリーフォームにおいて、チームの代表者として申告された者(以下「代表者」)は、当該チームの正式な代表者と見なされ、チームメンバーの管理責任を負うものとします。代表者を変更する場合は、事前に運営の許可を得なければなりません。
5 本大会にエントリーした参加者は、特別な事情を除き、全試合に出場する義務を負います。やむを得ず棄権を行う場合、当該参加者は大会期間中に獲得した順位・成績等に関するすべての権利を放棄したものと見なされます。チーム内に個別の棄権者が生じた場合でも、チーム全体が最低遂行人数を満たしている限り、残りのメンバーでの参加は可能とします。
6 エントリー後のメンバー変更は原則として認められません。ただし、やむを得ない事情がある場合に限り、運営に対して大会2日前までに申請することで認められることがあります。なお、同一チームにおいて2名以上のメンバー変更が発生した場合、または変更後にチームが最低遂行人数を下回る場合には、失格とされることがあります。
第4条(プレイヤー遵守事項)
1 参加者は、本規約を含む本大会に関するすべての規定(大会ルール、サーバー利用規約、Discord等外部サービスにおけるガイドラインを含み、これらに限定されない)に誠実に従い、本大会の秩序ある円滑な運営に協力する義務を負うものとします。
2 参加者は、以下に定める倫理的行動基準を遵守する義務を負います。これには、一般的なモラル、マナー、社会通念に基づく節度ある行動が含まれ、特に以下の行為は禁止されます。
(1) 運営または他の参加者・視聴者等に対する、誹謗中傷、名誉毀損、差別的発言、侮辱的言動、煽動的行動
(2) 暴言、嘲笑、虚偽の流布、または不適切な言語の使用
(3) その他、運営が大会の秩序を損なうと合理的に判断する一切の行為
3 参加者は、以下の追加的なプレイヤー遵守事項を誠実に履行しなければなりません。
(1) 試合開始前には、チームごとのボイスチャット(VC)に全員が入室し、全試合終了までVCから退出しないこと。チーム外の者のVC入室が発覚した場合、チーム全体が失格となる可能性があります。
(2) 部屋立て等において不具合が生じ、PC等の再起動を必要とする場合は、必ず事前に運営へ申告を行うこと。
(3) 大会サーバーにおけるアナウンスや連絡事項を把握し、報告・申請等の各種期限を遵守すること。
(4) Discordアカウントおよびゲームアカウントのいずれにおいても、サブアカウントでの参加を禁止します。
(5) 転生アカウント(新規アカウント)での出場を希望する場合は、エントリー期間中に運営への申告が必要です。
4 参加者は、試合中の自身のプレイについて、録画機能(例:インスタントリプレイ、録画ソフト等)を使用して記録を保存する義務を負い、不正行為その他の異常事象が発生した場合には、運営の求めに応じて当該録画データを提出し、事実関係を立証する責任を負います。
5 参加者は、試合終了後、運営が定める所定の方法により速やかに試合結果(リザルト画面)の報告を行う義務を負います。報告は、キラー担当者およびサバイバー代表者がそれぞれ行うものとし、報告の提出がなかった場合でも、運営は「キラー>サバイバー>観戦者」の優先順位に従って得点を算出します。
6 前項に基づく提出漏れは、原則として本大会におけるペナルティ対象とはなりませんが、故意に報告を怠ったと運営が合理的に判断した場合には、例外的にペナルティを課すことがあります。
第5条(異議申し立て及び再試合に関する規定)
1 参加者は、試合に関する判定または結果に異議がある場合、次の試合の準備が完了するまでの間に、本大会運営が指定するDiscordチャンネル上にて「@審判」宛てにメンションを付して異議申し立てを行うものとします。以降の試合に進行した後の異議申し立ては、理由の如何を問わず無効とされます。
2 異議申し立てを受けた大会審判(以下「審判」)は、当該事象に関する状況、証拠、プレイヤーの申告内容等を総合的に勘案し、公平かつ合理的な判断を下すものとします。その判断は、本大会における最終的かつ拘束力のある決定とし、参加者はこれに異議を述べることができないものとします。
3 再試合の実施は、以下に掲げる特段の事情が存在する場合に限り、審判の裁量により例外的に認められることがあります。
(1) 本試合に参加した全プレイヤーの回線が同時に切断された場合
(2) マッチ開始後5分未満において、選手の通信切断が発生した場合
(3) 致命的なバグが発生し、試合の継続または正常な勝敗判断が著しく困難であると運営が合理的に認定した場合(例:キャラクターのスタック、フック不能、救助不能、スキル発動不能等)
(4) 記録不備その他の理由により、スコアの算出が技術的・実務的に不可能と判断される場合
4 前項における致命的バグやトラブル等の事象を主張する参加者は、当該事象を裏付ける録画データ、スクリーンショット、ライブ配信映像等、運営が判断可能な証拠資料を提出する責任を負うものとします。提出がなされない場合、または運営が合理的な判断ができないと認めた場合には、再試合は認められません。
5 試合中に取得されたリザルトが正常に表示されていない(いわゆるバグリザルト)と運営が判断した場合には、原則としてキラー側のリザルトを基準としてスコアを算出します。
6 マッチ中に発電機の修理が進行しておらず、試合の流れから見ても今後の修理が事実上不可能であると合理的に判断される場合には、再試合を行わず、信頼できるスコア(原則としてキラーの記録)を基準として得点を算出します。同点であった場合は、個別に運営の裁量により特別対応を行います。
7 マッチ開始後において、パーク・アドオン・マップ指定・オファリング等に誤りがあったことに選手自身が1分以内に気づいた場合には、即時にゲームを切断し、Discordチャンネル「#本番アナウンス」にて「@WCO運営」をメンション付きで報告を行うこと。マッチ開始後の誤設定に関して、1分を経過した後の報告は一切受け付けられません。また、マッチ開始後の誤りについて運営は指摘を行いません。
第6条(ルール違反・禁止事項)
1 参加者は、本大会に関連する一切の活動において、次項に定める禁止行為その他、本規約および個別の大会ルールに反する行為(以下「違反行為」)を行ってはならないものとします。
2 本大会運営(以下「運営」)は、参加者が違反行為を行ったと合理的に認定した場合、当該参加者に対し、警告、当該試合の無効化、当該大会からの失格、一定期間の出場停止、あるいは将来にわたる参加資格の永久剥奪等、個別に定めるガイドラインに基づいた処分を課す権利を有します。処分の内容および適用の要否は、すべて運営の合理的な裁量によって決定され、参加者はこれに異議を述べないものとします。
3 以下の各号に該当する行為は、本大会における重大な違反行為とみなし、処分の対象とします。
(1) 本規約に反して18歳未満の者が参加する行為
(2) 事前の連絡なく大会を欠席する行為、または試合開始時刻に5分以上遅刻する行為
(3) 運営への連絡なく試合を放棄する行為、または途中離脱する行為、ならびに故意に試合結果を操作する目的で八百長を行う行為
(4) 運営スタッフ、他の参加者、視聴者等に対して、虚偽の報告、侮辱、誹謗中傷、または名誉を毀損する行為、ならびに大会運営の指示に対して従わない行為
(5) Discordサーバー外における、運営・主催・スタッフに対する無断DMや圧力行為
(6) 出場資格またはアカウントを第三者に譲渡し、なりすまし、または替え玉出場を行う行為
(7) 本大会の開催日から起算して180日以内に、他大会または公開マッチにおいて、煽り行為、不正行為、公知かつ明確なバグ(グリッジ)利用などの違反歴が確認されている者の出場。ただし、過去において当該行為が複数回にわたり確認されている場合や、それに準ずる通報・証明がある場合には、180日以前の行為も含めて永久出場禁止処分の対象とすることがある。なお、「旋回行為」「キャンプ・トンネル」などは本大会においてはグリッジの対象とはしない。
(8) 大会の進行、配信、審判の裁定に対して妨害的・威圧的な言動を行う行為
(9) 大会に関連する紛争が発生した際、運営の調査・判断が公表される前に、SNS等で一方的に情報発信を行うこと、ならびに炎上目的の投稿、晒し行為、名誉毀損に該当する発信行為
(10) 本大会を通じて、金銭の授受、ギャンブル、報酬目的の勧誘、またはこれに類する商行為を行う行為
(11) 試合中におけるゴースティング(観戦情報の悪用)、画面共有の不正利用、不正ツール(チート等)によるプレイ
※例外として、GeForceやモニター内蔵のフィルター等の使用は、自己責任の範囲において許容される。
※また、エモートによるその場スタン等の使用は、WCO大会では煽り行為と判断し、全面的に禁止とする。
4選手名・チーム名には、公序良俗に反する表現、卑猥・差別的・攻撃的な文言、暴力・侮辱・ポルノ・政治的主張・宗教的主張を含むもの、あるいは第三者の知的財産権、プライバシー権、パブリシティ権を侵害するもの、またはその他法令に違反する文言を含むことを禁じます。該当すると判断された場合は、変更または参加拒否の対象とします。
第7条(違反行為に対する処分及び制裁措置)
1 本大会運営(以下「運営」)は、参加者による本規約、個別ルール、または関連ガイドライン等への違反が認められた場合、当該違反行為の性質、重大性、継続性、過去の行為歴、影響範囲等を総合的に勘案したうえで、以下に定めるいずれかまたは複数の制裁措置(以下「処分」)を科すことができるものとします。
(1) 警告措置(注意喚起及び再発防止命令)
(2) 当該大会における即時失格(順位・結果等の権利の剥奪)
(3) 一定期間にわたる出場資格の停止(1大会以上を含む)
(4) 無期限または永久の大会参加資格剥奪(重大違反または再犯等)
2 前項に基づく処分は、個人の出場者に対してのみならず、その者が所属するチーム全体に対しても連帯して適用されることがあり、運営は、該当チームを含めた複数名を処分の対象とする裁量を有するものとします。
3 処分の内容、期間、理由等については、運営が定める基準に基づき決定され、参加者は運営の決定に対し異議を申し立てないものとします。処分の通知は、原則として当該参加者に対する個別通知または大会公式アカウント等を通じて行うものとします。
4 運営は、違反行為の内容が特に悪質であり、本大会の運営秩序、社会的信頼、その他参加者等に重大な影響を及ぼすと判断した場合には、処分の概要を第三者に対して公表することができるものとします。この公表に関し、当該処分対象者は運営に対し、名誉毀損、プライバシー侵害等の異議を一切申し立てないものとします。
第8条(警告措置及び出場資格の剥奪基準)
1 運営は、参加者の行為が本規約その他関連ルールへの違反に該当する場合であっても、当該行為が軽微であり、かつ大会の競技性、公平性、円滑な進行、または他の参加者への影響が著しくないと合理的に認められるときは、当該参加者に対して警告措置(注意喚起)をもって対応することができるものとします。
2 前項において警告措置が適用されるのは、原則として初回の軽微な違反行為に限るものとし、同一もしくは類似の違反が繰り返された場合、または複数の違反が累積した場合には、当該参加者に対して失格、出場停止、または永久出場禁止の措置が科されることがあります。
3 以下の各号に該当する行為については、当該行為が初回であるか否かを問わず、大会の公正性・秩序を著しく損なう重大な違反行為とみなし、当該参加者に対して、出場停止、当該大会からの失格、または将来的な大会出場資格の永久的な剥奪等の厳格な処分を科すことがあります。
(1) 虚偽の報告、または事実を隠匿した上での不正申告行為
(2) 他人の名義やアカウントを用いたなりすまし行為、替え玉出場
(3) 第三者が提供する不正ツール、プログラム等の使用、いわゆるチート行為
(4) 運営や参加者に対する誹謗中傷、名誉毀損、または差別的言動
(5) 大会運営の判断により、同様に重大な影響を及ぼすと認められるその他の行為
4 前各項に基づく処分の有無及び内容は、すべて本大会運営の合理的な裁量により決定されるものとし、参加者はこれに対して一切の異議を申し立てないものとします。
第9条(情報提供及び違反行為の調査対応)
1 本大会における違反行為、その他本規約に違反している可能性のある行為に関する情報提供(以下「違反通報」)は、運営が指定する専用のフォーム(Googleフォーム等)を通じて行うものとします。通報は原則として匿名では受理されず、通報者の連絡先および対象選手の特定が可能な情報の記載が必要です。
2 違反通報を行う者(以下「通報者」)は、通報内容の正確性を担保する責任を負い、当該行為に関する具体的かつ明確な証拠資料(動画、録画、スクリーンショット等)を提出する義務を負います。証拠資料が提出されない場合、または運営が調査に足る資料として不十分であると判断した場合には、当該通報は調査対象外とされる場合があります。
3 運営は、受領した通報および証拠資料に基づき、事実関係の精査を行うとともに、必要に応じて当事者に対するヒアリング、追加資料の収集、その他必要な調査を行います。運営は、調査結果に応じて、合理的な裁量により処分の要否およびその内容を最終的に決定し、当該判断は本大会における最終的かつ拘束力のある決定とします。
4 運営は、調査の結果、社会的影響や大会の秩序維持上必要であると判断した場合には、当該違反行為の内容および処分結果の全部または一部を、SNS・大会配信・公式サイトその他の媒体を通じて公表することができるものとします。これに関して、当該処分対象者を含む関係者は、名誉毀損、プライバシー侵害その他の異議申し立てを行わないものとします。
5 運営は、通報者に対して、当該通報に基づく処分の有無・内容・判断理由・調査基準等の詳細について個別に説明または回答する義務を負いません。また、通報内容の受理・不受理、処分実施の可否についても、通報者へのフィードバックを行う義務を負わないものとします。
第10条(本規約の変更)
1 本大会運営(以下「運営」)は、参加者に対する個別の同意を要することなく、以下に掲げる事由が発生した場合、またはそれに準ずるやむを得ない必要があると認められる場合には、本規約の全部または一部を、事前の通知なく任意に変更・改訂することができるものとします。
(1) 大会運営上の必要性(試合形式・日程・進行体制の変更等)が生じた場合
(2) 本ゲームの仕様変更、アップデート、またはサーバー提供元の方針変更があった場合
(3) 社会的・法的状況の変動、災害、緊急事態等の外部要因が発生した場合
(4) 本規約に誤記、記載漏れ、または解釈に疑義が生じた場合
(5) その他運営が大会の円滑かつ公正な実施に支障があると判断した場合
2 運営が本規約を変更した場合、その旨は運営が管理する公式X(旧Twitter)アカウント、公式Discordサーバー、またはその他合理的な方法により参加者に周知されるものとし、当該変更の通知が発信された時点で、その効力を生じるものとします。
3 規約の変更後に参加者が本大会に引き続き参加する場合、参加者は当該変更後の規約に同意したものとみなされるものとし、変更内容に対する異議の申し立ては一切認められないものとします。
第11条(大会運営の裁量及び最終決定権)
1 本大会運営(以下「運営」)は、本大会の円滑な進行、公正性の維持、ならびにトラブルその他の不測の事態への対応のため、以下に定める各権限(以下「運営裁量権」)を有するものとし、これらの決定は最終的かつ拘束力を有するものとします。
2 運営は、以下の各項目に関して、参加者の同意なく一方的に判断・決定を下すことができ、参加者はこれに対し一切の異議を申し立てないものとします。
(1) 本大会における各参加者・チームの出場資格の適否および最終的な判断
(2) 大会の中止、延期、またはフォーマット(試合形式・試合数・進行方法等)の変更
(3) ルール違反・行為違反等に関する処分(警告、失格、出場停止等)の判断および内容の公表
(4) 特定の参加者またはチームに対する、理由の開示を要しない参加拒否または参加取り消しの決定
3 前各項における判断および決定は、運営が合理的かつ客観的な状況に基づいて行ったと認められる場合、法的に正当な裁量行使として尊重されるべきものであり、参加者はこれを尊重する義務を負うものとします。
4 本大会に関して紛争その他の意見の相違が生じた場合、当該参加者は、運営との間で誠実に協議を行い、円満な解決を図るよう努めなければなりません。協議によっても解決に至らない場合には、第14条に定める裁判所にて解決を図るものとします。
第12条(肖像・映像・アカウント情報等の利用に関する同意)
1 参加者は、本大会への参加に際し、以下の各情報及び成果物(以下あわせて「公開情報等」)が、大会の運営、広報、記録、アーカイブ、販促、またはその他の関連目的において、本大会運営(以下「運営」)または運営が許諾した第三者により、使用されることについて、予め無償で同意するものとします。
(1) ハンドルネーム、チーム名、SNSアカウント名、ゲーム内ID
(2) 大会参加中に取得されたプレイ映像、スクリーンショット、リザルト画面、実況・解説音声、及び配信映像
(3) 上記に含まれる肖像、声、キャラクター操作、及びその他参加者の識別につながるデータ
2 前項の情報は、以下の用途において、運営が任意の形式、手段、媒体(インターネット、SNS、YouTube、動画配信プラットフォーム、印刷物等)により、国内外を問わず期間の限定なく使用することを参加者は承諾するものとします。
(1) 大会結果・戦績の公表及びアーカイブ化
(2) 大会の記録・映像コンテンツとしての保存・配信
(3) 大会に関連する宣伝活動、告知、広報、営業資料等への利用
(4) 本大会の協賛・後援団体との連携広報及び成果発信
(5) 商業的利用(YouTube収益化・グッズ・イベント資料等を含む)
3 参加者は、上記の利用について、著作権人格権、肖像権、プライバシー権、パブリシティ権その他一切の権利を行使しないことに予め同意するものとし、運営に対し、いかなる金銭的請求も行わないものとします。
4 本条に基づく情報の使用に関連して、参加者に不利益または損害が生じたとしても、運営が故意または重大な過失による場合を除き、運営は一切の法的責任を負わないものとします。
第13条(責任の制限及び免責)
1 本大会運営(以下「運営」)は、参加者に生じたいかなる損害(直接的・間接的、特別的、偶発的、派生的を問わず)についても、以下に定める事由に起因する場合には、一切の法的責任を負わないものとします。
(1) 通信環境の不具合、回線切断、サーバートラブル、その他技術的障害
(2) 参加者間の紛争、誤解、誹謗中傷、または外部SNS上での対立
(3) 大会中またはその周辺において発生した誤報、記載誤り、発信内容による名誉毀損・信用毀損
(4) 本規約または大会ルールに違反したことに伴う、出場資格の剥奪、ペナルティの適用、または成績の取り消し
(5) 大会運営に関連して参加者が公表されたことによる、いわゆる炎上、晒し、SNS等における言論被害(名誉感情の侵害を含む)
2 運営が前項に基づく免責を主張する場合においても、当該損害が運営の故意または重過失により直接的に生じたことが証明されない限り、運営は一切の賠償責任を負わないものとします。
3 参加者は、本大会に関連して自己の責任と負担において行動し、発言・投稿・対外的な情報発信については、運営が責任を負わないことを予め承諾するものとします。
第14条(準拠法・裁判管轄)
1 本規約の解釈は、日本法に準拠するものとします。
2 本大会または本規約に関して紛争が発生した場合、参加者および運営は、まず相互に誠実な協議を行い、円満な解決を図るよう努めるものとします。協議によっても解決に至らない場合に限り、法的措置に移行できるものとし、その際の第一審の専属的合意管轄裁判所は東京地方裁判所とします。
3 また、運営は、本大会の円滑な運営または他の参加者の権利・安全を著しく侵害するような重大な妨害行為や違反行為が確認された場合に限り、必要と判断される場合には、損害賠償請求を含む法的措置を検討することがあります。ただし、通常の違反や軽微なトラブルにおいては、まずは注意・警告や出場停止等の大会内処分をもって対応することを原則とします。
附則
2025年4月1日 施行
2025/04/01 第1版作成