「社会的養護等全国自治体議員ネットワーク・わっか」 呼びかけのことば
児童虐待防止法や児童福祉法の改正などにより、虐待防止に関する認知度や市民の意識は高まってきたと考えられます。しかしその一方で、社会的養護等の支援策や子どもの措置先の一つとなる里親の委託率など自治体によって差があります。これらの自治体格差の解消や支援策の充実に向けて、全国の自治体議員が各地の先進事例や課題を共有し、学び合うことでそれぞれの自治体の施策に活かしていくことが可能となると考えます。子どもの最善の利益を実現するために全国の自治体議員が繋がることをお呼びかけいたします。
⭕「わっか」 と名付けた由来⭕
伴走型支援を生業とする高校の養護教諭・山形志保先生の言葉から命名しました。
「リレーのバトンだと次に渡せる支援者が見つかるまで走り続けなければならないけれど、『輪っか』なら、自分が疲れて手を離しても他の誰かが持ってくれている。そんなイメージで、1人で頑張らない、いろいろな人と繫がりながら支えていく」という言葉からいただきました。
全国の自治体議員みんなで「わっか」を持ちましょう。
⭕ネットワークの性格⭕
超党派
「お互いを尊重する」事を何よりも大切にします。
代表世話人 たけのうち有美(札幌市議会議員)
養護教諭時代、児童養護施設の小規模化に伴い転校してきた子どもたちと出会いました。自分の生い立ちを悩む、一番気になっていた子と卒業の何年か後に再会を果たします。その後、一時保護された高校生や伴走型支援をしている地域の方々との出会いがあり、社会的養護は私の中で一番大事なテーマとなりました。悩んでいた卒業生の姿を思うと今も心が震えます。
その後、全国の里親仲間と交流する中で、自治体間格差を知ったり、視察を重ねる中で全国の優れた実践を知りました。全国の自治体議員がネットワークで繋がれば、もっと取り組めることがあると考え続け3年くらいたった昨年の秋。一度お会いしたいと願っていた元福岡市児相長・現西日本子ども研修センターあかしセンター長の藤林武史さんとの出会いから事が動きはじめ、今回のネットワーク立ち上げに至りました。ご協力くださったみなさまに心から感謝申し上げます。
2025年3月20日
柏野大介
(北海道恵庭市議会議員)
どこで生まれても、子どもにとって格差のない社会を作るために、児童相談所のない自治体の立場からもできることを学び、広げていければと思っています。
いのまた由美
(宮城県仙台市議会議員)
困難を抱える若年女性支援や障害児者の権利、こども・子育て支援に関心をもって議会活動や市民活動をしています。「わっか」の取組を通じて社会的養護に関わる全国の取組を学びたいです。
学習会参加の際のご参考として、こども家庭庁の公開資料を掲載します。メニューの「資料 >用語解説等」をご覧ください。
2025年9月13日(土)18時~20時
わっか登録議員による視察報告です。
視察先
・焼津市里親支援センターここまる
・「社会的養護自立支援拠点事業」(株式会社東海道シグマ)
・静岡市里親家庭支援センター、静岡市児童相談所、静岡市里親会
・ふじ虹の会(富士市・富士宮市里親会)
・富士児童相談所