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北海道大学 文学研究科 修士2年 舘石和香葉(Wakaba Tateishi) のHPです。

email : 2wakaba.tateishi [@] gmail.com

研究テーマ

キーワード:協力行動・集団過程・社会的ジレンマ

大規模で複雑な人間社会において、いかにして相互協力が促進されるのか、社会的ジレンマなどの協力問題はどのような方法で解決できるのかに、広く興味を持っています。そして、これらの問いを、実証研究・理論研究の双方から解明していきたいと考えています。


1. 集団を越えての相互協力関係・相互信頼関係の構築について

集団を越えて相互協力した方が、互いに利益を高められる場合であっても、相互協力が達成できない状況は多く存在しています。このような、集団を越えた協力を阻害する要因、および集団を越えた相互協力を可能とする有効な方法について研究しています。


■関連業績 Wakaba Tateishi and Nobuyuki Takahashi. The effect of universal institutions on intergroup cooperation, The 18th International Conference on Social Dilemma,15,Sedona,USA,2019 June

2. サンクション行使の適応的意義について

社会的ジレンマのような協力問題の解決には、サンクション(罰、報酬)がしばしば用いられます。ただし、サンクションの行使にはコストがかかるという問題点があります。このような問題があるにも関わらず、サンクションを行使する人がいるのはなぜなのかは未だに明らかになっていません。サンクションの行使はどのようなメカニズムで適応的な行動となるのかを、評判の機能に着目して研究しています。


■関連業績 ・舘石和香葉・高橋伸幸・小野田竜一・山形詩織, どのようなサンクション行使者が好まれるのか?,日本社会心理学会第59回大会, S28-06,茨木, 2018年8月

3. 信頼関係構築の初期過程について

信頼関係の構築のためには、相手を信頼し、その信頼に対し相手が応えること(=信頼に値する行動をとること)が重要です。この研究では、信頼行動が、一回限りの状況下であっても信頼に値する行動を引き出すのか否かに着目し、検討してきました。


■関連業績 ・舘石和香葉・稲葉美里・高橋伸幸, 信頼する意図の伝達が相手の信頼性に与える効果,人間行動進化学会第11回大会,P23,高知, 2018年12月