火山噴火と防災、そして観光を考えるシンポジウムを、国内屈指の観光地・草津温泉で開催しました。
草津白根山・本白根山が水蒸気噴火を起こして5年。草津町内に観測所を有する東京工業大学らの研究で、噴火の詳細が明らかになってきました。同様に、2014年、15年に噴火した御嶽山、箱根山でも研究が進んでいます。
本シンポジウムでは、これら最新の研究成果を分かりやすく解説しました。さらに、草津町長をはじめとして、火山とともに生きる方々が各地域での取り組みを紹介しました。そして、観光地が火山とより良く付き合うために何が必要なのかを議論しました。
蔵前工業会主催,東京工業大学ならびに東京工業大学火山流体研究センター共催による「活発化する火山列 島・日本~東工大の取り組み~」と題する第33回蔵前科学技術セミナーを10月24日(土)の午後くらまえホール にて開催しました。