「珈琲豆の袋の代わりにリユースパッケージを使った ゴミの削減と循環型社会の実現」
使用する容器選定で考えたことは、一番目は衛生面で利用する人が自由に容器を持参出来るようにすると自由度は増すかも知れませんが、その反面、利用する人が何を容器として使うか考える必要もありますし、何よりも衛生面が心配ということもあり、衛生面が保てるようこちらで管理できる決まった容器を使用することにしました。
二番目は、珈琲豆の袋の代わりとして十分な保存性が保たれる容器であることでした。
三番目としては、容器は手軽に入手できることでした。以下にまとめると、
・衛生的であること。
・保存性が保たれること。
・手軽に入手出来ること。
レジ袋の代わりにエコバッグを使うのと同様に、珈琲豆の袋の代わりにリユースパッケージを使うことの目的は、繰り返し何度も使って初めてレジ袋や珈琲豆の袋の使用を減らし、結果としてCO2の削減に繋げていくことです。エコバッグやリユースパッケージに代えただけでは意味は無く、何度も繰り返し使って初めて意味が生まれます。
では繰り返し使う、言い換えれば何度も使ってリユースパッケージという資源を循環させるための仕組みが大切になってきます。
利用する人が目的を理解して利用して頂けるために、どういった仕組みで実施しているか以下に上げます。
・リユースパッケージの目的はゴミの削減であることを説明。
・リユースパッケージは珈琲豆の保存性も高いことを説明しそのまま冷蔵庫で保存できる点。
・利用する人の手間を減らすために空いた容器の洗浄は不要であることを説明。
・空のリユースパッケージを持参して頂き、洗浄済みの別のリユースパッケージに珈琲豆を入れてお渡ししていることで衛生的にも一元管理できていることを説明。
・リユースパッケージを使う度に袋代として値引きを行っていることを説明。
・リユースパッケージの容器代はデポジット方式にしたのでいつでも止めることができるようにしている。
・定期的にリユースパッケージの利用状況とどのくらいのCO2が削減できたかデータを公開して目で見て数値で効果が分かるようにしている。
毎月のCO2の削減量は、1本の木が1年間に吸収するCO2はおよそ14kgと言われていますので、ひと月に換算すると1,170gになり、約2本分の木が吸収するCO2が毎月削減できていることになります。
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