ウイルス若手統計勉強会
Since 2021
オーガナイザー:伊東潤平(東京大学 医科学研究所)
Last update: 2023/11/02
News
2023年10月からタンパク質言語モデル・ウイルス進化予測関連論文の輪読会を行います。
日本分子生物学会年会2023にて、フォーラム「ウイルスの進化は予測可能か?~データ駆動アプローチによる挑戦~」を12月7日(木)主催します。
2023年5月から深層学習 第二版の輪読を開始します。
2023年2月からウイルス感染と常微分方程式 の輪読を開始します。
2022/9/22 10月から入門 統計的因果推論の輪読を開始します。
2022/9/18 webサイトを公開しました。
概要
ウイルス研究のビッグデータ化が急速に進みつつある昨今、ウイルス学と情報科学の専門知識を合わせ持つ人材の育成が急務となっています。本会では、ウイルス学界隈の若手研究者が情報科学(特に統計・機械学習)の知識について学ぶことを目的に、オンライン輪読会(週1回開催)および研究交流会(不定期開催)を行なっています。
本会にご興味のある方は伊東までご連絡ください。
活動1: オンライン輪読会(週1回開催)
概要
統計・機械学習分野の教科書・レビュー論文等の輪読を週1回、オンラインで行なっています。
本会の目的は、バイオインフォマティクス初級・中級者が情報科学(特に統計・機械学習)の知識を学び、レベルアップすることです。
参加者として、基本的な確率統計の知識と、データ解析のためのプログラミングスキル(PythonまたはR)を持っている方を想定しています。具体的には、以下の本を読んだことがある方をメイン層として想定しています。
確率・統計: データ解析のための統計モデリング入門
プログラミング(R): Rではじめるデータサイエンス
プログラミング(Python): Pythonによるデータ分析入門
上記以外のレベルの方(データ解析を始めたい、または統計・機械学習に詳しい方)の参加・聴講も大歓迎です。
「ウイルス若手」と銘打っていますが、どの分野の方も大歓迎です。ウイルス学の話題は基本的には出てきません。
興味のある教材だけの参加もOKです。
参加、聴講を希望される方は伊東までご連絡ください。お試しも大歓迎です!
輪読中の教材
タンパク質言語モデル・ウイルス進化予測関連論文
過去の教材
Phylogenetic Comparative Methods (系統比較法の教科書)
次の教材候補
次の教科書は参加者による投票で決定します。勉強したい教材・おすすめの教材がある方は伊東までご連絡ください。
これまでに勉強した教科書、レビュー。
活動2: 研究交流会(不定期)
概要
ウイルス学界隈でバイオインフォ研究を行なっている若手研究者の間に人的ネットワークを形成するために、研究交流会を不定期で行なっています。
過去の研究交流会
QWSアカデミア ウイルス・情報科学若手研究交流会 (2022/8/30-31、ハイブリッド開催、SHIBUYA QWS)
参加者17名(オンサイト参加;13名、オンライン参加4名)
10名の発表者による研究紹介
佐藤佳先生(東京大学医科学研究所)を交えたウイルス学と生命情報学の未来についてのディスカッション
第1回研究交流会にて。
連絡先
伊東潤平(東京大学 医科学研究所 システムウイルス学分野 助教)
jampei@g.ecc.u-tokyo.ac.jp