プログラミング教材

”色のひみつ”

私の参加するグループでは伊勢市のイベントや市内の小学校からの要望により「こどもパソコン Ichgojam」を使って子供たちにプログラミング教室を行っています。コロナの影響でしばらく開催できませんでしたが、本年夏に市内小学校で久しぶりに開催(学年別に3回)されました。

こどもパソコンIchgojamのほか信号機などの教材もメンバーで準備していますが、今年の教室ではLEDによる教材「色のひみつ」を準備しました。

VFDネタではないですが、電子工作の話題として紹介させていただきます。

教材といっても内容は、RGB3色発光のLEDとIchigojamの各ポートに電流制限抵抗を介して接続するだけの簡単なものです。

プログラミングによるLEDのON/OFF制御とともに、RGB3原色の組合せで世の中の光の色ができていることが体感できる教材です。

第1回プログラミング教室で使用した教材。

教材一式。LEDのまぶしさ軽減と混色のため3Dプリンタでカバー3種を製作。星や花があった方が楽しそう。

LEDを自立させるために洗濯ばさみを追加しています。

市販の小さなユニバーサルボードを使用。一番苦労したのは小さなラベルをつくること(^^;

ケーブルが硬めで、洗濯ばさみで立てるのは結構難しかったです。

2・3回プログラミング教室で使用した教材。洗濯ばさみでLEDを立てるのが難しかったのでLEDスタンドを追加しました。

教材一式。LEDスタンドを追加しました。

LEDを下から通してケーブルを爪に引っ掛けます。

おもりとして鉄のワッシャーをはめ込んでいます。

LEDスタンドは3Dプリンタで作りやすくするため2ピースの組合せにしています。

今回のプログラミング教室用に20セットを手作りしましたが、今後の教材準備のためプリント基板をつくりました。(2021年12月試作中です)

教材一式。プリント基板を作りました。ケーブルも細いものに変更。

LED接続部はコネクタを使いました。ケーブル長の違うものと交換したりすることができます。

簡単なプリント基板ですが、苦労したのは「色のひみつ」の文字を書くこと(^^;

動作確認できました。