冷たいもの・熱いもので歯が痛む
なにもしなくてもズキズキ痛む
歯ぐきが腫れ、押すと痛む
噛むと痛む
もし、このような症状があれば、むし歯が神経に及んでいる可能性があり、根管治療が必要です。
この状態を放置すると、抜歯になる可能性が高まります。
根管治療とは、「むし歯に感染した神経、細菌、過去に詰められた材料」などを除去する治療法です。
むし歯によって破壊された歯でも、根管治療することで、もとの歯と同じく咬む力に耐え、永く機能することができます。
ステップ1
むし歯を取り除き、神経まで穴をあけます。
ステップ2
根管の中の汚れた部分を取り除き、消毒します。
ステップ3
根管の中がきれいになったら、お薬をつめます。
ステップ4
神経の治療後は、土台をたてて被せものを作ります。
銀歯(白く丸いもの)の左側の歯に破折がおこりました。
鈍い痛みがあります。
神経は壊死して、根管は細くなっていました。
根管が細くなっており、神経の先まで器具を到達させるのは難しいですが、慎重に、根気強く行います。
この処置には1時間程かかり、お薬を根の先まで詰めることができました。
治療後、痛みがなくなりました。
神経の治療後に、土台をたてます。
ファイバーポストを併用したコンポジットレジンで土台を作り、被せものは銀歯(保険適用)で作製しました。
治療後、3年経過しています。
(白く太い線が治療後のお薬です)
例1:治療前
例1:治療後
例2:治療前
例2:治療後
例3:治療前
例3:治療後
例4:治療前
例4:治療後