ポレポレ東中野上映
舞台挨拶・トークイベント情報
映画『浮かぶ』ポレポレ東中野上映
舞台挨拶・トークイベント情報解禁
連日19時30分上映スタート!
6月17日(土)☆初日/ゲスト回
映画監督 中川龍太郎(ゲスト)
諏訪珠理(キャスト)
吉田奈津美(監督)
6月18日(日)☆ゲスト回
映画監督 清水崇(ゲスト)
芋生悠(キャスト)
吉田奈津美(監督)
6月19日(月)☆舞台挨拶
田中なつ(主演)
吉田奈津美(監督)
6月20日(火)☆ゲスト回
映画監督 前田弘二(ゲスト)
芋生悠(キャスト)
吉田奈津美(監督)
6月21日(水)☆ゲスト回
映画監督/俳優 須藤蓮(ゲスト)
吉田奈津美(監督)
6月22日(木)☆ゲスト回
映画監督 金子雅和(ゲスト)
田中なつ(主演)
吉田奈津美(監督)
6月23日(金)☆最終日舞台挨拶
田中なつ 芋生悠 諏訪珠理
(メインキャスト)
吉田奈津美(監督)
※敬称略
☆ゲスト回は、ゲストの方にとっての『浮かぶ』を中心に、
様々なお話をうかがうトークショーをおこなう予定です。おたのしみに!
(各回のトークを聞けば、たくさんの『浮かぶ』に出会えるかも…?)
2館目上映に伴い限定ビジュアル公開
『浮かぶ』はポレポレ東中野での2館目公開にあたって、予告編をガラリとチェンジ!ノスタルジーでありながら不穏さが漂う、映画『浮かぶ』独自の空気を大切にした予告編が完成しました。
ポレポレ東中野上映記念コメント
■監督・キャストコメント(順不同・敬称略)
今井結衣役 田中なつ
とにかく嬉しいです!
2館目の上映決まったと聞いた瞬間に、1館目での最後の舞台挨拶を思い出しました。あの時の「またどこかで『浮かぶ』が観れる機会があると嬉しいなぁ」が、まさかこんなに早く決まるとは思っていませんでした。とても嬉しいです。4年も前に撮った作品ですが、こうしてたくさんの方に観てもらえる機会を与えて頂きすごく感謝しています。ポレポレ東中野の関係者の皆様ありがとうございます!短い期間ですが、よろしくお願いします!!
今井佳世役 芋生悠
再び上映が決まったということでとても喜ばしい気持ちです。
浮かぶチームの皆と、撮影が終わってもずっと繋がり続けているような感覚があり何よりそれが嬉しくもあります。
映画「浮かぶ」が長く愛され、より多くの人に届くことを願います。
畑山進役 諏訪珠理
ポレポレ東中野さんで『浮かぶ』上映決定!!やったー!!
4年前の撮影当時は本当に必死で、上映とか誰かに届けるとか、そういうところまで想像するなんて僕は全然できなくて、それでもやるしかない衝動に純粋に向き合っていたように思います。
だからこうして上映していただけることが、夢みたいだし、本当に嬉しいです。
多くの方に観ていただきたい大切な作品です。
初めましての方も、何度目ましての方も、ぜひ劇場にいらしてください。
お待ちしています!
監督 吉田奈津美
純度100%の「若い!青い!」がつまった、ちょっぴり恥ずかしくも誇らしい、みんなの大切なタイムカプセルのような『浮かぶ』。でも決して明るくないその薄暗い青さでしか描けなかった登場人物たちの痛みや葛藤を、今回も観てくださる方に届けられたらと思います。初めての方も、すでに観ていただいた方も、スクリーンを通して結衣と一緒に林をくぐり、また新しい『浮かぶ』を発見していただけたらうれしいです。
劇場公開作品コメント
■到着コメント(順不同・敬称略)
金子雅和(映画監督)コメント
芋生悠演じる妹の佳世は、登場人物たちの寵愛と畏怖を一身に受け、
まるで神のように私たち観客の眼差しをも支配する。
現代日本の地方都市に生きる10代女性を映しながら、
古事記の木花咲耶姫と石長比売から材を得たのではないかと思われるこの物語は、
天狗や鬼といった目には見えないものの正体=「心の奥底」に深く深く沈み込み、
やがてよりプリミティブな「人間」の姿を浮かび上がらせるのだ。
塩田明彦(映画監督)コメント
高校生にもなって同じ制服を着た姉と妹、その二つの肉体が廊下奥からさっと走り出してきた瞬間、明るく楽しげな様子にもかかわらず、えもいわれぬ不穏さが画面から漂い始める。顔のない同じ制服、同じ背丈の肉体。そこにこの姉妹をみつめる映画作家の確かな視線と才能がある。
痛くて残酷な物語。だがその痛みと共に、確かにひとりの映画作家が生まれ落ちようとしている。