宇治市町内会・自治会交流会実行委員会
設立の趣旨・目的
設立の趣旨・目的
宇治市町内会・自治会交流会実行委員会
我が国の人口は、2008年(平成20年)に1億2808万人でピークを迎え、その後は減少傾向にあります。少子高齢化が急速に進み、単身世帯の増加とともに、地域や家族のつながりが希薄になり、孤独・孤立の問題がクローズアップされてきています。
昭和から平成の始め頃までは、子供の数が多く、子供対象の活動が中心の町内会・自治会が多数でした。しかし、近年は少子化の影響で、特に小規模な町内会・自治会では子供対象の活動の実施が困難となっています。加入率の低下や役員のなり手不足とともに、解散を検討する町内会・自治会が散見されるなど、町内会・自治会を取り巻く状況は、大変厳しくなっています。その一方で、地震や水害などの自然災害は、大幅に増えてきており、新たな活動(例えば、防災、高齢者・子供の見守り、居場所づくり、町内会自治会活動のICT化等々)の創出が期待されています。
本実行委員会は、次のような地域を目指します。
ゴミ、落書きのない美しい地域
災害時に近所同士で助け合える、災害に強い安心・安全な地域
プライバシーを尊重し、適度な距離を保ちつつ人情味のある地域
認知症の人や障害をある人、外国籍の人も共に暮らせる包摂力のある地域
子供たちが地域行事に参加し、自分の街を誇れる地域
将来も住み続けたいと思える魅力的な地域
そのような地域にしていくためには、住民同士のつながりと情報交流が不可欠です。地域のつながりの中心となるのが、町内会・自治会です。
大きな災害や犯罪、ゴミ屋敷その他、困ったことが起こった場合でも、近所同士で助け合い、その被害を最小限にくい止めることができる。
行事や会合に参加することで地域に知り合いや社会参加の機会が増え、孤立防止につながる。
防災・防犯、美化活動、居場所の創設、安否確認などにおいても大きな役割を果たす。
人と人がつながることで、私たちの人生に潤いと豊かさが生まれる。
2025年6月29日、8年ぶりに交流会を開催し、多くの方々に参加いただきました。
交流会の目的は、以下の通りです。
各町内会・自治会の課題や先進事例を共有し、今後の活動の参考にする
交流を通じてネットワークを構築し、活動を充実させる
交流会後のアンケートでは、参加者の約90%が「非常に役に立った」または「少し役に立った」と回答されました。
【性格】
特定の政治的・宗教的な色彩を一切排除する無党派の市民の集まり
個人情報保護の立場から宇治市の後援と協力を得て活動を実施
【活動】
交流会や学習会を主催
ホームページやLINEオープンチャット等を通して情報発信や提言の発出
【目的】
各町内会・自治会の活性化
行政関係者やNPOなど宇治市内の関係諸団体と連携し、町内会・自治会の枠を超えた「住みよい宇治市をつくる市民のネットワーク」の構築
地域における人と人のつながりをより一層強め、地域を住みよい、より快適な環境にしていく
本実行委員会は、町内会・自治会単位の加入ではなく、個人単位です。また、必ずしも町内会・自治会長若しくはその経験者でなくても構いません。趣旨に賛同される宇治市民の方の参加を歓迎します。また、興味関心のある方の傍聴も可能です。参加したい、話を聞いてみたいと思われる方は、下記Eメール宛にお問い合わせ下さい。
2025年8月 宇治市町内会・自治会交流会 実行委員会