研究内容
分析化学研究室では、私たちの身の回りに存在する様々なモノの計測・評価法について研究しています。これまでに、エマルションや微粒子などの直接評価法の開発、ご飯や食品の匂い成分の迅速分析、浮遊粒子状物質や土壌中ガソリンなどの簡易分析法の開発などを行ってきました。
(1)原料・材料評価グループ
化粧品やインク、塗料などの開発・改良につながるエマルションの直接分析法の開発に取り組んでいます。これまでに、クリーミングや転相挙動の直接分析、内部の局所的な成分分析、調製時の内包成分の放出挙動評価などを実現しています。
(2)食品評価グループ
日本人の主食であるご飯の匂いの評価法について研究開発を行っています。簡便な成分抽出法や数学的手法を取り入れた解析法について、県農業試験場と連携して検証を進めています。また、各種食品を食べている時に鼻に抜ける匂い成分のリアルタイム分析法についても研究しています。
(3)医工連携/環境計測グループ
大気・水・土壌など、環境中に存在する様々な汚染物質の簡易・迅速分析法の開発を行っています。また、生まれてくる赤ちゃんの健康に役立つ研究を医学部の先生と共同で実施しています。手法・装置のさらなる高感度化を目指し、これまでにない分析手法の開発に取り組んでいます。
研究プロジェクト
科研費・基盤研究(B)(代表) 「個別選択的質量分析法の開発とエマルション内分配挙動評価への応用」
科研費・基盤研究(B)(分担) 「早産児の消化管成熟に向けた治療戦略」(代表:新潟大学・西島浩二教授)
福井大学研究ファーム(クロスファーム)「複雑な系・試料に対する分析アプローチ」
共同研究 「炊飯米の香気成分の分析に関する研究」(福井県農業試験場)
共同研究 「炊飯米香気成分の分析および評価」(東洋ライス株式会社・福井県農業試験場)
共同研究 「化粧品の匂い成分の評価に関する研究」(三菱鉛筆株式会社/ユニ工業株式会社(uni))
その他(依頼分析、学内プロジェクトなど)
現有装置
飛行時間型質量分析計(TOFMS)
Nd:YAGレーザー
パルスジェネレーター
デジタルオシロスコープ
ガスクロマトグラフ(GC)
イオンクロマトグラフ(IC)
管状電気炉
分光蛍光光度計
蛍光顕微鏡
光学顕微鏡
ホモジナイザー
ホットスターラー
クールプレート
遠心分離機
粒径アナライザー
電気伝導率計
玄米保管庫
粘度計
希釈ガス発生装置
濁度計