協会だより No.28

H18.10.18

~ 全国大会  ~

全国公立小中学校事務研究大会 神奈川大会 参加記

 7月27日 5時起床。

 家族をたたき起こして富山空港へ向かう。

 3匹の子豚(我が子ともいう)は2日間実家へ里子へ。ダンナと私は花の独身・・・。でも、彼は留守番、私は横浜。その彼の心中を写してか、外は土砂降りで視界が白い。飛行機が飛ぶか少々心配。それでも日ごろの行いがいい(?)ので定刻出発。横浜からホテルに向かって乗ったタクシーの運転手さんに、今日は降りそうか、と聞くと、今日明日は大丈夫だろう、と言う。なんだかもうけた気分。今回はよくわからない「マネジメント研修演習」ということで気分が重めなのだが、少し軽くなったような気がする。


 荷物をホテルに置いて、全事研担当のマネジメント研修演習講座会場へ向かう。会場へ行くと、もう班分けされていて、席に案内してくれる。会場も結婚式場そのものでパーティーかと錯覚しそうなのだが、これからはじまるのが演習かと思うとやはり気分は重い。テーブルの上に自己紹介のラベルがおいてある。県名、学校名、氏名、マイブーム記入のこととか。マイブームって・・・ランニングとかスキーとか書きゃいいのよね、向こう角の人なんか「狂言」て書いてるし、・・・とつぶやきながら「DS どうぶつの森」と書く。


 演習に先立って講義を聴く。30歳代の若い講師さんからパワーと意気込みを感じるので、よくわからないながらもやる気にはなる。熱意とか気持ちって効果的だから大事かも。自分を取り巻く環境との折り合いのつけ方であるが、まず自分の今できることと周りから期待されることの重なりを増やしていく、そうしながら期待されていることを手がける、この順序がいいらしい。これは何にでも言えそう。話を聞いていく内に、マネジメントは個人では達成できない改革、改善のための手段であるらしい、ということが分かってくる。


 最初の演題は、教育予算執行の問題改善についてだった。うちの学校あまり問題点ないなぁと思っていたら、保護者負担金を減らしたい、と言った人がいたので、あ、それそれ!と意識する。やっぱり話し合いっていいかも。解決方法を出し合っていると先生のチェックがはいる。「そんなやり方じゃ先生たちは動いてくれませんよ。」うーん。張り紙だけじゃなくてコミュニケーションがないと人は動かないってことか。実は、この後の演習や次の日の講演、シンポジウムでの私にとってのキーワードは「コミュニケーション」であり、「チームワーク」であり、「自分にできる、得意なことを活かす」であった。多分私に今できること、やりたいことがこれらのことで、これが現在の限界なんだろうと再確認する。


 会長さん他8名の方にお世話になって、無事2日間の日程を終了。満席のトキとはくたかに乗って帰宅。体の(頭の)弱い私にしては珍しく疲れない充実した県外研修だった。