船でサンプリングの様子
先輩たちと海辺を散歩
養殖場でのサンプリングの様子
2025年3月から8月の半年間、マレーシアのマラヤ大学に留学し、メインキャンパスではなく首都クアラルンプールから約500km離れたクランタン州バチョのリサーチステーションに滞在しました。
【研究内容と授業について】
リサーチステーションでは、主にPhDの先輩の研究補助や、PCRを用いた研究手法の習得を行い、月に2〜3回はサンプリングに同行し、採取方法やサンプル処理手順を学びました。東京海洋大学でも似たプロトコルで作業を行っていましたが、器具や手順が少し異なる点が非常に興味深かったです。授業はすべてオンラインで履修し、1つは修士課程の必修科目、もう1つは環境保全政策に関する授業でした。履修学生が私しかおらず、先生とマンツーマンで直接ディスカッションしながら深く学べる時間は非常に貴重でした。
屋台のマンゴージュース
みんなで自炊するお昼ご飯
【普段の生活】
滞在していたクランタン州では、金曜日と土曜日が週末でした。
平日は朝10時頃から研究を開始し、先輩の補助や課題に取り組み、夕方17時頃に終了。昼食は自炊、デリバリー、外食のいずれかでした。
休日は課題や趣味の絵を描く時間にあてたり、近くのビーチを散歩したりしました。徒歩15分ほどの場所には週末限定の屋台があり、先輩と一緒にマンゴージュースを飲むのが楽しみの一つでした。ただし、クランタン州では断水が頻発し、キッチンや洗濯機が使えない日もありました。こうした日本とのギャップも含めて、良い経験となりました。
モスク
【文化・宗教の違い】
クランタン州はムスリム人口が95%以上で、ステーションの生徒も全員ムスリムでした。お祈りの時間や食事制限など、日常の中で文化や宗教の違いを強く感じました。
特に滞在初期は、ちょうどラマダン(断食)期間と重なり、日中に食事ができず生活リズムを合わせるのに苦労しましたが、彼らの信仰心や文化を間近で感じることができたのは非常に貴重でした。