東北大学病院
診療技術部
臨床工学部門
東北大学病院
診療技術部
臨床工学部門
1997年 MEセンター 設立
2004年 診療技術部 臨床工学部門 設立
2007年 医療機器安全管理室 設立
2022年3月 ECMO Car事業締結
宮城県新型コロナウィルス感染症対応医療チーム派遣業
2022年7月 教育実習等に関する協定を東北文化学園大学と締結
2022年10月 輸液・シリンジ更新(1350台)
2023年4月 診療技術部 組織再編8部門13職種340名の医療専門職種の集合体へ 病院HP 診療技術部紹介
臨床工学部門 新体制 インタビューWeb掲載
2023年5月 告示研修19名修了
2024年1月 生体情報モニタチャンネルのゾーニング実施(332台)
2025年1月 医療機器の一元管理実施(約5600台)
2025年4月 構成員32名
部門理念
安全第一 温和丁寧 一致団結 迅速果敢 不撓不屈
部門概要
臨床工学技士(CE:Clinical Engineer)とは
生命維持管理装置の操作や保守及び管理を行う事を業とする医療機器のスペシャリストです。
東北大学病院の臨床工学技士業務について
MEセンター、手術部、集中治療部、血液浄化療法部、救命救急センター、血管撮影室、外来、医療機器安全管理室、治験機器管理室などで「呼吸・循環・代謝・機器管理」の業務に従事しています。下記に主な業務内容を示します。
呼吸:人工呼吸器、麻酔器、一酸化窒素吸入装置、高気圧酸素治療
機器の準備・導入、始業前点検、使用中点検などを行います。手術部では麻酔器の始業点検、ICUやERでは呼吸器などを管理しています。さらに高気圧酸素治療では、県内唯一の第2種装置による治療を行っています。
循環:人工心肺、IABP、ECMO、IMPELLA、VADなど
心臓手術、臓器移植、重症心不全に対する機器の準備、導入、操作、トラブル対応、交換、離脱まで対応しています。さらにVADでは患者及び家族への教育・指導、在宅管理、心移植に至るまで長期的にサポートしています。
代謝:慢性腎代替療法、急性腎代替療法、アフェレーシス療法など
血液透析療法、持続血液濾過透析、血漿交換療法、腹水濾過の回路プライミング、膜選定、操作、トラブル対応、交換などに対応しています。また、輸血細胞治療、在宅血液透析や人工膵臓にも携わっています。
機器管理:医療機器の貸出、保守、返却、購入、代替など
院内機器の一元管理を行い、機器更新や選定において事務部と連携することで経済性と医療の質の向上を図っています。医療機器講習会を開催するなど、医療安全にも注力しています。
その他:不整脈治療、ペースメーカー、手術支援機器など
アブレーション治療及びペースメーカーのフォローアップに携わっています。手術部では手術支援ロボットやナビゲーションシステムの操作、機器トラブル対応を行っています。さらに院内の医療ガス管理も担っています。
主な実績
操作・管理機器
第2種 高圧酸素治療機器(1台)
閉鎖式保育器(19台)
小児用呼吸器(20台)
成人用呼吸器(45台)
NO吸入装置(7台)
内視鏡装置(内視鏡センター19台)
ナビゲーションシステム(1台)
シリンジポンプ(650台)
輸液ポンプ(700台)
低圧持続吸引器(88台)
逐次型空気圧式マッサージ器(183台)
体外式ペースメーカー(15台)
超音波ネブライザー(79台)
用手式人工呼吸器
人工心肺装置(2台)
冷温水槽(大型3台)(小型5台)
心筋保護供給装置(3台)
自己血回収装置(4台)
体外循環用血液ガス分析装置(4台)
クライオ(2台)
植込み式補助人工心臓(5機種)
体外式補助人工心臓(2台)
手術室システム(26部屋)
麻酔器(約29台)
手術関連機器(多数)
3Dマッピングシステム(2台)
ポリグラフ(2台)
ロボット手術機器(2台)
ECMO(11台)
IABP(6台)
IMPELLA(2台)
血液透析装置(17台)
持続透析装置(10台)
多人数用RO装置(1台)
個人用RO装置(5台)
幹細胞輸血装置(2台)
など (R6年3月現在)
出身養成校 R7.4
取得資格 R7.4